2021年2月13日
東京11レース クイーンカップ(G3)
@スライリー
調子↑
「前走は中間にしっかり調整出来たのが結果に結びついた。1週前に併せ馬をやって今週はさらっとだったが、動きが良かったし、引き続きいい状態。東京競馬場で新馬勝ちしているし、重賞でも楽しみ。」と人気薄ながら期待を寄せていたコメント。だが結果は伴わず10着。現状直線よーいドンのキレ味勝負では分が悪いか。
Aククナ
調子↑
「前走は枠順と馬場が影響した。その後、短期放牧を挟んだが、大きく変わらず順調。操縦性が高く、鋭い決め手が持ち味。馬場がきれいで広い東京コースで改めて期待したい。」とのコメント。故に少なからず期待を寄せられていたが、今回3着と無念の結果。勝ち馬からはクビ+クビ差と際どい勝負ではあったが、それだけに今回は道中の位置取りが痛恨だったか。
Bイズンシーラブリー
調子↑
「この中間は在厩し、ここを目標に調整して来た。長くいい脚を使って勝ち上がった前走は収穫があったし、直線の長い東京コースもむしろ合うイメージ。相手は強くなるが、この時期の牝馬同士なら素質的に差はない。」と未勝利からの臨戦ながら、陣営からは期待を寄せられていた1頭。結果こそ出なかったが、内容的には際どい争いの5着。展開ひとつで重賞でも十分やれる事を印象付けた。
Cリフレイム
調子→
「ここまでは思惑通りにきている。フレッシュさを残しつつ、メンタル面でも安定。操縦性も向上しています。マイルの方がせかさず立ち回れる分、いいと思います。あとは相手関係ですね。」とのコメントも、今回まさかの13着。スタート直後から行き脚が付かず、終始押しても進まずという形。精神的なモノか、状態的なモノか?いずれにせよ立て直せるか少々不安になる一戦となってしまった。
Dメインターゲット
調子↑
「当週は内を回って好時計。動きはいい意味で変わらないんじゃないかな。前走は直線の坂下で狭い所に入り、やや悔やまれる形に。マイルはギリギリだが、ふわっと乗って折り合いがつけば。」とのコメントも、今回14着。本質的に長い上、折り合いも付いていなかった様子。距離短縮で見直したいところ。
Eアカイトリノムスメ
調子↑
「前走後は放牧で成長を促して、予定通りにここへ。馬体は大きく変わっていないが、精神面が成長し、どっしりと構えられるようになってきた。長くいい脚が使えるだけにこの舞台も合っているし、重賞でも牝馬同士のここは楽しみにしている。」とのコメント。見込み通り道中は折り合いがつき、ゴール前猛追してのクビ差勝利。着差が着差だっただけに勝ち切れたのは大きいと言える。鞍上の手腕に拍手だろう。
Fステラリア
調子→
「前走は惜しかったが、狭いところからよく伸びた。もう少し体重が増えてきて欲しいが、左回りは問題なかったし、能力的にはここでも足りるはず。前走が輸送で思ったよりも体重が減ってしまったので輸送をクリアできれば。」とのコメントも、今回スタートで出遅れてしまい5着惨敗…。直線良い脚は使っていただけに勿体ない一戦だった。
Gカイトゲニー
調子→
「当週は柴田大知騎手が乗って好感触。前走後は在厩調整で、余裕を持って仕上げられた。調教でもそうだが左回りは走りがスムーズだし、二の脚が利いて位置を取れるのも強み。持ち味のスピードの持続力を生かせれば。」とのコメントも結果は12着と大敗。走り自体はスムーズだったが、スムーズに先行し過ぎたのが災いして目標にされてしまったか。自己条件で改めて。
Hアールドヴィーヴル
調子→
「まだ幼い面は残すが、カイ食いは良くなっているし、体にも締まりがある。緒戦で能力を感じさせる走りを見せてくれているし、不器用なところがあるので、広いコースになるのはプラス。現時点でどこまでやれるか。」と新馬からの臨戦ながら意気込み十分という感触。その期待に応える形で、ゴール前一歩届かずもハナの2着と好走。レース内容は文句なしで、まだまだ上積みも見込めるという印象。
Iサルビア
調子→
「在厩機関が長くなるとテンションが高くなるので、中間はリフレッシュ放牧を挟んで調整。道中で力みながら走っていた前走でも崩れてはいないし、折り合いさえスムーズなら。」とのコメントを寄せていたが、結果出せず7着。勝ち馬とはコンマ4秒差だけに大きく負けてはいないが…。重賞でやるにはもう少し力をつけたいところ。
Jエイシンヒテン
調子↑
「最後に脚は上がってしまったが、GIレースを経験できたことは大きかった。もう少し体に張りが欲しいし、使っていった方が良さそうなタイプだけど、動きはしっかり。ハナにはこだわらないので、道中をリズム良く運べれば。」との陣営コメントだったが、結果的にはリズム良く先行してハナを切る形。自らレースを作る形で今回4着と善戦した。レースを使うたびに力を付けている印象。
Kカナリキケン
調子→
「前走は道悪馬場の適性が出ただけで、内容自体は良かったと重う。中間も馬体減りは見られず、しっかりと攻められている。東京のマイルで良馬場なら、このメンバーでも引けを取らないはず。」と注目されていたが、今回15着と大敗を喫する事に。直近2走は好位からの競馬で結果を残していただけに、スタート直後からスムーズな競馬が出来なかったのは痛恨。
Lミヤビハイディ
調子→
「前走は良化途上だったし、荒れた馬場も合わない感じだったからね。体の使い方や雰囲気は良くなっている。ストライドが大きいし、広くて馬場のいい東京に替るのは歓迎。変わり身に期待。」とのコメントも、結果は11着。東京コースは合っているとの事だったが…。自分の形に持ち込む事が出来ず、全く力を発揮できなかった。
Mインフィナイト
調子→
「前走は1週前の調教が少し軽かった分があったのかもしれません。今回はしっかりと負荷をかけていますし、違った結果が出ればと思います。ただ、切れる感じではないので、どちらかといえば時計は少しかかった方がいいでしょうね。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。キレる脚がない事を理解した乗り方ではあったものの、ここで通用するにはまだ力不足感は否めない。
Nレッジャードロ
調子↑
「まだスタートに不安はあるが、コーナーワーク、直線でのフットワークなど、細かい面での課題は解消しつつある。1度使ったことでカイ食いも良くなったし、体調はさらに上向き。広い東京も歓迎で好レースを期待。」と新馬からの臨戦ながら期待されていた1頭。しかし結果は16着としんがり大敗…。終始最後方からレースを進める形で全く何も出来ず。仕上がり、乗り方共に疑問符が付く一戦だったと言わざるを得ない。
Oハッピーオーサム
調子→
「前走は体も絞れて、いい反応を見せてくれた。その後はこのレースを目標に調整。具合はいいし、マイルにも対応は可能だよ。」とのコメントも、結果は8着。道中置かれ気味だったことを思えば、現状はマイルより多少長い距離の方が向いているか。現時点での力は見せた。