東京11レース フェブラリーステークス(GI)
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2021年2月21日 東京11レース フェブラリーステークス(GI)

@エアアルマス
調子↑
「この中間は放牧を挟んで、ここを目標に調整。硬さはなく、体つきが良化。ワンターンのコースに替るのもいいと思う。もまれ弱さがあるから、どんな競馬をするかは枠順の並びを見て考えたい。」とのコメントを寄せていたが、故に1枠1番に入ってしまったのは陣営としても頭を抱えてしまったか。それでもスタート直後から果敢に先行する競馬。5着に敗れたものの、この枠なら最善と言える内容か。重ね重ねも枠番が悔やまれる。

Aインティ
調子↑
「調整は順調だし、使いつつ中身がしっかりしてきて、前走よりいい状態にある。ハナにはこだわらない。相手うんぬんよりも、道中をどれだけ自分のリズムで運べるかどうかだけ。」との陣営コメント。結果的にリズム良く道中は運べたものの、後ろ過ぎた印象で脚を余す形…。6着に敗れる事となってしまった。今回の展開では、後方待機だと流石に厳しい。

Bカフェファラオ
調子↑
「1週前で気持ちの方は出来上がった印象なので、直前の追い切りはチークピーシズを着けなかった。実戦では返し馬でルメール騎手に乗ってもらった感触で取り外しの判断をする。前3走の行きっぷりの悪さはメンタル面にあったと見ている。得意の舞台でこの馬の能力を出し切ってくれれば。」とのコメント。結果は直線好位から力強く伸びての巻き返し勝利。やはり身体能力はGI級という所を改めて示した。メンタル面に関しては継続して課題が残る。

Cヘリオス
調子→
「前走は出遅れたけど、そこからうまく位置を取ることができた。ただ、直線で窮屈になってしまい、力を出し切れなかった。距離はこなせると思うし、状態も上がってきているので、頑張ってほしいね。」とのコメントも、結果は16着大敗。ペースが速く、序盤からやり合う形となってしまったのは致命的だったか。マイペースなら改めて。

Dサクセスエナジー
調子→
「前走は外目をすんなり。持ち味を生かせる形だったが、ペースが速くてラストで苦しくなった。このクラスの流れを考えると、むしろマイルの方が競馬がしやすいかもしれないね。」とのコメントも、結果は15着大敗。『マイルなら…』と活路を求めての一戦だっただけに、今回再度ペースが速くなってしまったのは誤算だろう。GIでは現状厳しいか。

Eアルクトス
調子↑
「根岸ステークスの時はここへ向けて無理のない調整だったので少し物足りなさはあったが、レースではセンスのいい走りを見せてくれた。以前は回復に時間がかかったが、体がしっかりした今はそれがなくなった。競馬を使った効果で1週前から前進気勢が出たし、最終追い切りもいい動きだった。舞台は絶好だし、楽しみにしています。」

Fワンダーリーデル
調子→
「レース後のダメージがありませんでしたし、いい前哨戦だったと思います。昨年のフェブラリーステークスや南部杯で集中力を欠く面が見られたので今回はブリンカーを着けて臨みます。馬具の効果や展開面など全てが噛み合ってくれたら。」とのコメント。結果は前走同様、脚を溜める形で見事3着入線。前走は展開が上手く噛み合った印象だが、今回は自力で勝ち取った着順という印象が強い。8歳馬ながら衰えは皆無。

Gワイドファラオ
調子↑
「今週の動きが良かったし、先週、ジョッキー騎乗の追い切りからスイッチが入ってきた感じ。自分のリズムですんなり運べるようなら。」とのコメントも、結果は14着大敗。果敢にハナを切る形も、流石にペースが速かったか。自滅に近い形。

Hサンライズノヴァ
調子↑
「今週の動きも良かったですし、今回もいい状態でレースに臨めると思います。東京は直線が長くてコース形態も合っていると思います。力強い走りで長くいい脚を使ってくれるところが、この馬のセールスポイント。力を十分発揮できるように頑張りたいです。」とのコメントも、今回まさかの11着。終始最後方待機で全く力を発揮出来ず…勿体ない一戦だった。

Iエアスピネル
調子→
「8歳になるが背腰に痛みがない今は馬も充実しているね。ジョッキーも調教から乗って評価してくれているし、自信を持って乗ってくれたらいい。何とかひと花咲かせてやりたい。」とのコメント。結果は望外か、それとも想定内か。低評価を覆しての2着。充実しているという言葉に偽りはなく、鞍上の乗り方も完璧の一言。もう1頭前に居たのが唯一悔やまれるところ。

Jスマートダンディー
調子→
「前走は内枠でもまれる形。最後の直線もスペースが十分ではなかった。中間はいい調整ができているし、距離も問題ない。スムーズな競馬をしてどこまでやれるか。」とのコメントも、今回12着敗走。スムーズな競馬ではあった印象も、現状GIは敷居が高いか。

Kヤマニンアンプリメ
調子→
「コンスタントに使えているときの方がいいタイプだし、上積みもある。GIを勝っていますし、チャンスはあると思っています。ジョッキーがうまく導いてくれれば。」とのコメントも、結果は10着。この馬なりのレースは出来たが、牡馬の一級線が相手では少々荷が重いか。

Lソリストサンダー
調子→
「最近は小回り1700メートルで結果が出ているが、2走前の武蔵野ステークスいい競馬ができている。自在性もあるので東京の1600メートルでも問題ない。絶好調でGIに臨めるので、どれだけやれるか楽しみ。」とのコメントも、結果は8着。位置取りが悪く、直線もややスムーズさを欠いた印象。スムーズでもどこまで…というレース内容ではあったが、とはいえ少々勿体ない一戦。

Mオーヴェルニュ
調子↑
「前走は思っていた以上に強かった。その後は、短期放牧でリフレッシュを図り、帰厩後も順調に調整。芝スタートはやってみないとわからないが、物おじしない性格なので大丈夫だと思う。旨を借りるつもりで臨みたい。」とのコメントも、今回13着大敗と振るわず。普段より行き脚が付かなかった辺り、芝スタートが想定上に響いたか?ダートスタートコースで改めて注目したい。

Nミューチャリー
調子→
「昨年、挑戦した時はテンションが上がってしまい、力を出し切れなかった。ただ、今年は精神的に大人になってきたし、馬体の成長も見られる。あとはしまいを生かせる展開になるかどうか。」とのコメント。結果は昨年より着順を上げての7着。成長が見られるし、展開が向いたのも大きかったと言える。見せ場は十分。

Oレッドルゼル
調子↑
「最終追い切りは単走でオーバーワークにならないように調整。気分良く走っていたし、いい感じだったね。マイルは初めてだけど、左回りは合うし、発走地点が芝ならいいスタートが切れそう。状態もいいので、克服して欲しい。」とのコメントも、結果は4着。マイルにもしっかり対応出来ていたのは好印象だが、それだけに大外発走でなければ…。着差が着差だけに無念。





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