2021年4月18日 中山11レース　皐月賞（GI）

�@アドマイヤハダル
調子↑
「長く脚を使うタイプと思っていたが、前走はいい瞬発力を見せてくれたね。以前と違ってハードに追っても食いが減らないし、どんどん馬が良くなってパワーアップしている。真面目で一生懸命な馬なので、GIでも自身の力はきっちり出せると思う。」とのコメントを寄せていたが、今回4着に敗れる形。2着馬とはコンマ1秒差だけに惜しい内容。とはいえ好枠からスムーズなレースだっただけに、現状はこれが精一杯か。

�Aルーパステソーロ
調子→
「ロスなく回ってくる事ができるいい枠だし、追い切った後も落ち着きがあって順調に調整出来ました。ダートで勝っている馬だからタフな馬場になるのはプラスだが、相手が強いだけにどこまでやれるか力試し。」と控えめなコメント故にか、今回14着と結果は伴わず。GIでは現状力不足か、自己条件で改めて。

�Bステラヴェローチェ
調子→
「前走は他馬より重たい斤量だったうえ、行きたいところで狭くなる場面があった。悲観はしていない。ここを目標にしっかりと乗り込んできたし、うまく仕上がった。改めて期待。」との強気なコメント、故にか今回3着と好走。前走からしっかり立て直された。次走も再度注目の1頭。

�Cイルーシヴパンサー
調子→
「スプリングステークスは4着だったが、出走のチャンスがあるということで帰厩して10日で参戦。問題なく競馬に向かえる。態勢は整っているし、この相手にどれだけやれるか。」とのコメントも、今回10着と振るわず。GIの舞台では未だ力不足か。自己条件で改めて。

�Dヴィクティファルス
調子↑
「前走は馬場が悪く4コーナーでは外に振られたけど、騎手がうまく誘導してくれて中身の濃いレースができた。皐月賞に繋がる内容だった。まだまだ奥のある馬だが、現時点でも問題なく順調に調整出来ているし、楽しみ。」と強気なコメントを寄せていたが、今回9着と結果は伴わず。前走同様中団からじっくり行く形も、直線全く伸びず…。東京で巻き返せるか。

�Eヨーホーレイク
調子→
「前走は直線で内、外に離れて少しふわっとしたが、そこからもう一度伸びてくれた。2走前のホープフルステークスはスタートで後手に回ったなかでの3着。操縦性も高そうなのでジョッキーも乗りやすいと思う。いい脚を長く使える馬だし、ここでも十分チャンスはあると思う。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。上がり最速の脚は使えたが、先に抜け出した馬を捉えられず。今後も展開が鍵か。

�Fエフフォーリア
調子↑
「前走は強いレース。うまく流れに乗れたし、ラストも切れた。レース後はノーザンファーム天栄で十分にケア。いい体調で帰厩したし、今回は調整もしやすかった。レースは上手だし、コーナー4回の札幌でも勝っている馬。初めての中山も心配ない。スタートも上手だし、うまく流れに乗れるはず。ここでもチャンス十分だと思っている。」との強気なコメント。故にか今回、好位から押し切る形で後続に3馬身差をつける快勝。これがGI初勝利となった鞍上だが、緊張は微塵も感じさせない完璧な内容。状態維持ならダービーでも最有力候補評価は揺るがない。

�Gダノンザキッド
調子↑
「前走はペースが遅く、勝った馬に展開が向いてしまったけど、それでもメンバー最速タイの末脚を使ってくれた。3着とはいえ内容のある競馬だったし、この舞台を2度経験している事も充分に生きてくるはず。」とのコメントを寄せていたが、今回15着とまさかの大敗。レース後に骨折が発表された。4コーナー時点で手応えが案外だったのはその為か、無念と言う他ない内容。

�Hラーゴム
調子↑
「気持ちが張っていたので、前走後はリラックスさせることに重点を置いて調整。今は力みも前回時より小さく、いい意味で落ち着きがあります。折り合いも前回よりつけやすくなっていますし、コーナリングのバランスもよくなっています。」と順調さを強調していたが、今回13着と大敗を喫する形。稍重馬場を苦としたか、終始レース振りが案外。初の中山コースという点も影響したか。

�Iシュヴァリエローズ
調子→
「前走は休養明けとすれば悪くなかったと思う。1度使った上積みは十分にあるし、輸送や中山コースも経験済み。相手は強くなるが、状態の良さを生かして頑張って欲しいね。」とのコメントも、今回11着と結果は振るわず。4コーナーでは位置を上げるどころか、逆に下げる形。テン乗りの鞍上だけに上手く乗れなかった印象。

�Jディープモンスター
調子↑
「前走はゲートをヨレて出る等若さも見せたが、しっかり勝ち切ってくれた。長距離輸送や初のなきゃまコースなど課題も多いが、GIでも戦える素質は秘めている。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。2着馬とはコンマ3秒差、見立て通りGIでも展開次第で通用する地力はある。次走までにどこまで成長できるか。

�Kワールドリバイバル
調子→
「中間は在厩で調整。相手はさらに強くなりますが、馬場コンディションは問わないし、体も締まってきた。ここも自分の競馬をするだけ。」とのコメントを寄せていたが、今回12着と大敗を喫する形。自分の形には持ち込めたが、このメンバーを相手にスローペースで逃げ切るのは厳しかったか。更にパワーアップしたいところ。

�Lタイトルホルダー
調子↑
「1週前にしっかり負荷をかけたので今週は整える程度だったが、いい動きだった。機動力があるのでコーナー4つの中山は合っているし、二の脚が速いので外枠でも大丈夫。もし雨が残っても馬場をしっかり捕えて走るので問題ない。未対戦の馬やトライアルを使ってよくなっている馬もいるが、いい状態で臨めそうだし、次の日本ダービーにもつながるような走りを見せて欲しい。」との強気なコメントを寄せていたが、それ故か今回2着と好結果を残す形。向こう上面でハナを奪ってからも粘り強い内容。ダービーも展開次第で面白い1頭。

�Mアサマノイタズラ
調子↑
「予定通りの調整ができています。体に張りが出ているし、ますます快調。距離は延びるけど、楽に位置が取れる分いいでしょう。雨で時計がかかるのも歓迎。人気馬とは前走の競馬を見ても、力の差は感じていません。ジョッキーには気後れせず乗ってもらいたい。」と強気なコメントを寄せていたが、それだけに今回16着とまさかの大敗。状態面が案外だったか、好位に付けるも直線全く伸びず…。次走どこまで立て直せるか。

�Nグラティアス
調子↑
「週末が下り坂の転機で、内が悪くタフな馬場と想定すると悪くない枠。この並び順ならストレスなく馬の後ろにつけることができるので、プラスに考えたい。今回はGIで京成杯とは流れが違うだろうが、シビアな展開で持久力勝負になればチャンスのある1頭だと思う。スムーズな競馬ができれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。望み通り持久力勝負の勝負となったが、最後まで前を捉える事は出来ず。とはいえ2着馬とはコンマ2秒差、着順ほど負けてはいない。

�Oレッドベルオーブ
調子→
「前走は3着だったが、勝った馬とは通ったコースの差もあったと思うし、力は示した。長距離輸送も新潟で経験しているし、ある程度までなら雨馬場もこなせると思う。タメを利かせて運べれば、この距離でも力が出せるはずだよ。」とのコメントも、今回8着と結果は振るわず。距離自体は問題なかった印象も、早仕掛けの影響で直線脚色が鈍ったか。もう少しタメを利かせたかったところ。