2021年4月25日
東京11レース フローラステークス(G2)
@ウインアグライア
調子→
「前走後に減った体は徐々に回復。本番を見据えた仕上げだが、先週は強めに追ったし、当週はこれで十分。理想はしぶとさが生きる形。開幕週の馬場でどこまでやれるかを見たい。」と試走の意味合いが強かった一戦だが、今回5着と望外の善戦。好枠も恵まれたが状態は良かった。自己条件で改めて注目の1頭。
Aグローリアスサルム
調子→
「前走も悪くない内容。以前と比べて口向きが良くなり、併せ馬をしっかりとやれている。能力は重賞でも足りる。」とのコメントを寄せていたが、今回11着と大敗する形。少々位置取りが後ろ過ぎたか、まだ重賞でやるには力不足感も否めず。
Bユーバーレーベン
調子↑
「前走はテン乗りで大事に乗りすぎたし、疝痛で予定をスライドした影響もあったかな。今回は状態も含めて全てにおいて前回よりいい。自分で競馬を作れないので開幕週の馬場でどうかだが、阪神JFの結果からも力は世代上位なので楽しみ。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。位置取りを考えれば強い競馬はしているが…。着差が着差だけに痛恨の内容。
Cレッジャードロ
調子→
「中1週なので調教は控えめにしたが、リズム良くいいフットワークで走れていた。重賞のペースなら折り合いも付きやすい。決め手はここでも見劣らないと思うし、うまくかみ合えば面白い。」とのコメントを寄せていたが、今回7着と人気を考慮すれば望外の善戦か。好枠を生かしてのスムーズな競馬。現状の力は発揮できたか。
Dスノークォーツ
調子→
「間隔をあけてソエは良化。力を出せる仕上がり。初戦が期待以上の走りで素質を感じる。相手は強いが、楽しみはある。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。デビュー2戦目、多頭数で脆さが出たか。もう一段階パワーアップしたい。
Eルース
調子↑
「出遅れた前走はポジションが取れずに、力を出し切れなかった。タイミングが合えばゲートは出るし、東京コースも経験済み。勝った2走前のように、ある程度前で運べれば。」とのコメントも、今回12着と結果は振るわず。直線脚は使ったが、道中最後方付近では…。
Fメイサウザンアワー
調子↑
「年明けのレースは体調が整わなかったので見送って、再度休養。その後は回復を見ながら、ここを目標に調整してきました。先週、今秋としっかり負荷をかけられて、力は出せる状態。世代的に上位の力量があると思うので、権利獲得に期待。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。見せ場は作れたものの権利は勝ち取れず…。次走更なる成長に期待したい。
Gオヌール
調子→
「レースの週なので、坂路でサッと馬なりで十分。あとは輸送をクリアしてくれれば。姉に似ているのはエンジンがかかって味があるところ。舞台は合うと思うので何とか切符を獲りたい。」とのコメントも、今回8着と結果は伴わず。結果的には中途半端な形となってしまったか、直線自慢の末脚も使えず。自己条件に替ってどこまで巻き返せるか。
Hパープルレディー
調子↑
「前走後は在厩して、ここを目標に調整。その効果で落ち着きがあって調教でもだいぶ動けるようになった。東京コースも合っている馬。重賞でも牝馬同士だし、好レースを期待したい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。脚は使えたがややスムーズさを欠いたか。位置取りも悪く、まだまだ力不足。
Iララサンスフル
調子→
「調教では左回りの走りがもうひとつで実戦でも鍵になると思う。ただ、馬は成長して仕上がりも悪くない。スムーズな走りでどれぐらいやれるか見てみたい。」とのコメントも、今回9着と結果は振るわず。逃げ馬についていきすぎたか、リズム良く行けなかったのが最大の敗因か。
Jスノーハレーション
調子→
「休ませて少しづつ良くなっている。前走はいいレースをしてくれた。調教本数は足りているが、もう少し体が増えて欲しい。ここでどこまでやれるか。」との控えめなコメント通りか、今回15着と大敗する形。コメント通り馬体は少し寂しく映った。一息入れてどこまで増えてくるか。
Kスライリー
調子↑
「前走は内の窮屈なところに入って消化不良に終わった。球節を軽くひねったので放牧に出して立て直し、帰厩してからの動きからも状態はいい。」と人気の割に高い評価を与えていた陣営だが、故にか結果は2着と好内容。開幕週の馬場も合っているが、馬体もギリギリだっただけに本番どこまで上積みがあるか。
Lジェニーアムレット
調子→
「ここを目標に十分に乗り込んでいるし、オーバーワークにならない様に直前は予定通りに速い時計は出さなかった。格上挑戦だが、この時期の牝馬同士だし、素質的には引けを取らない。」とのコメントを寄せていたが、今回16着と大敗する形。スタートから全く行き脚が付かず、重賞では現状力不足感は否めない。
Mオメガロマンス
調子↑
「前走は右へのモタれが顕著だったし、悪い馬場で参考外。切れる脚があるし、良馬場の東京ならチャンスがある。」とのコメントも、今回14着と再度の敗走。この馬なりに脚は使えていたが現状は力不足。自己条件で改めて。
Nクールキャット
調子↑
「中山だとコーナーで窮屈な走りになってしまうので、広い東京コースに替るのは歓迎。距離はもともと延びた方が良いと思っていた馬。オークスの権利が取れれば。」とのコメントを寄せていたが、今回後続に1馬身差をつけての完勝。見立て通り東京コースは歓迎のクチか。ルメール騎手のエスコートも見事の一言。
Oアンフィニドール
調子→
「経験馬相手の前走が味な勝ち方。いい決め手があるので舞台は合いそう。乗り込みも順調です。気性的に繊細なところがあるので、遠征して平常心で臨めるかが鍵。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着と大敗する形に。平常心とは言い難いテンション。デビュー2戦目だけに安易に逃がしてしまったのも結果としては致命的だったか。
Pエトワールマタン
調子↑
「馬体は張りがあって雰囲気はいい。器用さに欠ける面がまだあるので広いコースに替るのはプラス。相手は強いですが、前進を期待したい。」とのコメントも、今回10着と結果は伴わず。外々を回す形で脚が溜まらなかったか。力を発揮する事が出来なかった。