2021年5月1日
東京11レース 青葉賞(G2)
@アランデル
調子↑
「この中間は馬場入りを嫌がらずに徐々に気性の成長を感じる。見た目に太め感もなく、力を出せる仕上がり。ワンペースな走りで長い距離は合っていそうだし、うまく折り合いをつけて運べれば。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。折り合い自体は付いていた印象も、ペースが遅かった影響か直線キレ負けする形。重賞で活躍するにはもう一段階成長したいところ。
Aワンダフルタウン
調子→
「先週は併せ馬で遅れたし、良化途上の印象もあるが、ここにきて調子を上げてきた。ブランクの長さは気になるが、いい形で本番へつなげたい。」とのコメントを寄せていたが、今回ゴール前の大接戦を制し見事勝利する形。ブランクをものともせずトライアルで一発解答。2走ボケがなければ本番でも注目の1頭。
Bノースブリッジ
調子↑
「前走後に両前脚の挫跖があって、その後は在厩して調整。予定は延びたが、目標をここに切り替えてからは順調。スピードの違いで逃げて勝っているが、控える形になっても折り合いはつくと思う。何とか権利を取って欲しい。」
Cバーボンハイボール
調子→
「前走はよく頑張ってくれた。体調は引き続きいい。ただ、今回は芝に替って距離も延びる。どこまで対応出来るか。」とのコメントも、今回13着と結果は伴わず。見立て通り先手はすんなり取れた形も、直線伸び切れず…。距離が長かったか、純粋に力不足か。いずれにせよもう一段階成長を見込みたい。
Dワンデイモア
調子→
「まだ全体的に緩さがあって重賞だとワンパンチ足りない印象もあるが、じっくりと構えて乗れる東京コースで距離が延びるのはいいはず。しまいを生かす形で展開が向けば。」とのコメントも、今回11着に敗れる形。結果的にはじっくり乗りすぎたか。後方に控える形も直線脚を伸ばす事が出来ず…。
Eアオイショー
調子↑
「このレースを目標にいい状態です。跳びのきれいな馬だから、今の東京の馬場は合うでしょう。調教、口向きの感じから初めての左回りも大丈夫。折り合いにも気を遣わないので、距離も問題はありません。試金石ではありますが、楽しみですね。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。ジョッキーがテン乗りとなったのが仇となったか、これまでより前に行く形で脚を溜める事が出来ず…。
Fレッドヴェロシティ
調子↑
「まだ余裕残しの中で前回が想像以上の走り。相変わらず緩さがあって、もう少しぴりっとしてほしい。ただ、操作性が良く、距離が延びるのはいいと思う。この舞台で結果を出して欲しい。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。レース内容は紙一重。勝ち馬とはタイム差なしの大接戦ゆえに、賞金加算が出来なかったのは痛手か。
Gマテンロウエール
調子↑
「前走は外傷明けで急仕上げのうえに道悪だったから仕方がないね。中間は在厩でしっかり乗り込んだ。今回は中身が違う。」と強気なコメントを寄せていたが、今回15着と再度大敗を喫する形。前走より着差自体は良くなったものの、直線の伸びが案外。距離が長かったか?次走どこまで立て直せるか。
Hテンカハル
調子→
「成長は遅いが、レースに行けばいい走りを見せてくれる。芯が入ってくれば楽しみな馬。中間も乗り込みは順調。現状でどこまでやれるかだ。」とのコメントも、今回12着に敗れる形。好位に行く事が出来ず、現状重賞ではスピード不足感は否めず。自己条件で改めて。
Iキングストンボーイ
調子↑
「前走は強力メンバー。スタートももうひとつだったが、ラストはしっかり差を詰め力は示した。放牧を挟んで馬はたくましくなった心肺機能が優れているし、折り合いに不安もない。2400メートルも問題ないと思う。」と自信を伺わせていたが、今回ハナ差の2着と無念の敗戦。勝ち馬とは道中の位置取りの差か。とはいえこの馬も重賞級の器である事に疑いはない。
Jテーオーロイヤル
調子↑
「いいエンジンを積んでいるけど、まだ体力がついてないぶん、一瞬の加速力に欠ける。直線の長いコースは合うので、どこまで差し込めるか。」とのコメントを寄せていたが、今回4着と惜しい内容。道中後方から一気に詰め寄ってきたが、流石に位置取りが後ろ過ぎたか。着差こそ小差だが、この形でしか競馬が出来ないだけに、現状の力は発揮できたか。
Kスワーヴエルメ
調子→
「身のこなしは半歩、前向きさは一歩前進。反応の鈍さは先週より若干良化しているが、ゴール後の手前の変換やトモの左右のバランス差など、まだ良化途上の面も。長距離適正の高さでどこまでやれるか。」とのコメントを寄せていたが、今回5着と望外の善戦。勝ち馬とはコンマ2秒差の拮抗した内容。長距離適正が高い事は示したが、それだけに陣営としては悔しい一戦か。
Lアウスヴァール
調子→
「週末にも負荷をかけているし、中間もしっかり乗り込めた。オープンに挑戦した前走がしぶとい走り。使いつつ成長しているし、ここも自分の競馬をしてどこまで踏ん張れるかだね。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。展開が向かなかったとはいえ、直線では全く粘れず…。もうひと段階成長したいところ。
Mグレアリングアイ
調子↑
「前走は馬場が悪いなか、いい末脚を発揮。まだ成長途上でうまく体を使えていない面はあるが、ポテンシャルは高い。距離延長は問題ないし、広い東京コースも歓迎。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。勝ち馬とコンマ3秒差だけに、ポテンシャルの高さは疑いようもない。結果的に道中での位置取りの差が響いた形。
Nリーブルミノル
調子↑
「重賞でどこまでやれるかだが、相手なりに走って堅実だし、1勝クラスを2戦で卒業したからね。舞台も問題ない。まだまだ奥はありそう。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着と振るわず。勝ち馬とは大きく離されていないものの、使い詰めているだけにこれ以上の上積みは見込みづらいか。一夏越してどこまで成長できるか。
Oレインフロムヘヴン
調子→
「直前の追い切りはテンにかかる気性のコントロールを目的としたが、騎手は『先週より良くなった』と言っていた。太め感はなく、冬差も解消している。長距離適正はあるので、あとは自分との戦いだが、チャンスはあると思う。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。着差的には惜しかったものの、道中最後方からの競馬だけに展開が向いた点は否めない。更に成長を見込みたいところ。
Pタガノカイ
調子↑
「追い切りの動きは良く、デキに関しては絶好調といえる。だいぶ瞬発力もついてきた。理想は逃げだが、他馬との兼ね合いもあるからね。いずれにしろマイペースで運びたい。」
Qモンテディオ
調子→
「ゆったりと間隔をあけつつの調整で元気はいい。レースに注文はつかないし、東京は長く脚を使えるこの馬には向きそう。何とか権利を取って欲しい。」とのコメントを寄せていたが、今回8着に敗れる形。見立て通り東京は向いている印象も、道中位置取りが後ろ過ぎたか。条件戦と同じくらい好位が取れれば改めて。