2021年5月8日 中京11レース　京都新聞杯（G2）

�@ワイドエンペラー
調子→
「前走は躓いて後方からになったし、道悪に苦労しながらも伸びてきました。やはり能力は高いですね。一戦ごとに上向いていますし、ここでも期待しています。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着と振るわず。位置取りは悪くなかった印象も、直線の伸びが案外。現状重賞は敷居が高いか。

�Aヴェローチェオロ
調子→
「前走はラストまでしぶとかったし、やはり芝向きだね。相手なりにやれそうなタイプだし、重賞でも期待したい。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。想定以上にペースが速くなってしまったのが誤算だったか。マイペースな形で改めて。

�Bサイモンメガライズ
調子→
「使い込まれてきたし、難しさがあるので、そこをケアしながら状態の維持に努めています。2200メートルは経験している距離だし、どこまで頑張ってくれるかですね。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。最後方からなだれ込むだけのレース内容。現状重賞では力不足感が否めず。

�Cルペルカーリア
調子↑
「いつも前進気勢がある馬だし、引き続きいい状態。前回は1800メートルのワンターンですいすいと行き過ぎた。コーナー4つのこの設定で、ためるような競馬ができれば。」とのコメントも、今回2着に敗れる形。溜める事が出来ず、道中ハナを切る形となってしまったのは陣営としても誤算だったか。気性面の成長を待ちたい。

�Dブレークアップ
調子↑
「前走の行きっぷりは良かったし、勝った後も馬は元気。中京の2200メートルは良さそう。体調の良さを生かして、どこまでやれるか。」と強気なコメントを寄せるも、今回10着と大敗を喫する形。折り合いを欠いたか、ペースの割には直線の伸びが案外。地力面の強化が望まれるところ。

�Eトーホウバロン
調子→
「早めにエンジンをかけていきたいタイプだけに、前走は3〜4コーナーの途中で挟まれたのが痛かった。メンバーは強くなるが、スムーズな競馬でどこまでやれるか。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着と望外の善戦。3着馬からは離されてしまったが、素質のあるところを見せた。自己条件で改めて注目の1頭。

�Fエスコバル
調子→
「1週前に体も気持ちも仕上がった。直前の水、木曜日に発馬の確認をしたが、ゲート入りと駐立は完璧でも、出が遅くて二の脚までにロスがある。スタートのタイミングに期待したい。スタミナはあるので、流れに乗れれば。」とのコメントも、今回11着と最下位に敗れる形。現状重賞では力不足か。次走までに立て直したい。

�Gマカオンドール
調子↑
「心身共に充実してきたし、重賞でもどこまでやれるか楽しみはある。結果を出しているコースだし、極端に時計が速くならなければ。」とのコメントも、今回3着に好走する形。着実に力を付けている。同世代同士なら重賞でも有力。

�Hゲヴィナー
調子→
「前走は長く脚を使って、センスのあるところを見せてくれた。動きや反応なども前走より良くなっているし、重賞でどこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、9着に敗れる形。向こう上面で押し上げる形も直線失速。まだ重賞では力不足か。

�Iレッドジェネシス
調子↑
「本当に良くなるのは秋以降だと思うが、使いつつ良化。現時点で重賞でどれだけ通用するか。瞬発力勝負より、スタミナを生かす競馬になれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は見事勝利を収める形。まだ成長途上という印象の馬体だったが、鞍上の見事な手綱捌きで勝利を手繰り寄せた。今後も注目の1頭。

�Jハートオブアシティ
調子→
「前回は最後によく追い上げてきた。掛かって脚をなくしていたが、メンコを着けたことで折り合ってくれたね。重賞でどれだけやれるか。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。後方から脚は使えたが、前に行けない現状は展開のハマり待ちか。