2021年5月8日
東京11レース プリンシパルステークス
①ジャックドール
調子→
「中1週で輸送もあるのでソフトな仕上げだが、落ち着きもありいい状態。前走が強い勝ちっぷり。オープン挑戦だが、どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。自分の競馬には徹する事ができた印象も、結果的には初の関東輸送が響いた形か。
②バジオウ
調子↑
「前走は得意と思えない道悪だったが、一旦先頭と見せ場を作った。この舞台は良さそう。胸を借りる立場だが能力は感じるし、ダービーの切符をつかんでほしい。」とのコメントを寄せていたが、結果好位から押し切る形で快勝。良馬場ならキレる脚を使える事を改めて示した。同世代なら引き続き有力な1頭。
③レンツシュピッツェ
調子→
「体力があるし、現状では距離は長い方が良さそう。前走で芝にも対応できたし、中間の反応も良くなっている。オープンでどこまでやれるかだね。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。芝でもやれる事は示したが、オープン特別だと流石に分が悪かったか。自己条件で改めて。
④セルジュ
調子→
「背中の感触はいい馬だが、まだ緩さがあり成長途上の段階。とはいえ、実績のある東京に替るのは歓迎だし、この馬なりに仕上がりも上々。」とのコメントも、今回7着に敗走。後方から脚を使ったとはいえ前が止まらず…。今後も展開待ちか。
⑤ダノンジェネラル
調子→
「前走は展開が合わずキャリアの浅さも出た。この中間はレースでいろいろなことをできるように、と意識しながら調整を行ってきた。前走より動けていい態勢にあると思う。」と色気有るコメントを寄せていたが、結果は8着。道中は追走で手一杯という印象。輸送に加え、現状オープン特別は敷居が高い印象。
⑥ディオスバリエンテ
調子→
「毛づや、体の張りが良く、追い切り後の息遣いも良かった。落ち着きが出たことと馬体増がプラスに作用すればいいと思う。能力はあるので折り合って普通に走る事ができれば。」とのコメントも、今回2着を確保する好内容。折り合いをつける事ができたのが最大の好走要因。今後も同様のレースが出来れば。
⑦ロードシュトローム
調子↑
「芝は新馬の1戦だけ。まだ適性を決められない面もあるし、もう一度、試してみます。体調は良さそうだし、新味が出て欲しいね。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。直線全く伸びず…。現状はダートの方が向いているか。
⑧ヴァイスメテオール
調子↑
「前走は他馬が馬場を苦にする分恵まれた感はあるが、ルメール騎手は『能力がある』と言ってくれた。放牧から帰厩当初は疲れの兆候があったが、徐々に解消。当週は騎手に乗ってもらい好感触だった。なんとか結果を出して欲しい。」とのコメントも、今回4着に敗れる結果。あまりにも道中後方過ぎたか。脚を余してしまった印象が強い一戦。
⑨アナレンマ
調子→
「非力な馬で前走は馬場が堪えたかな。相手は強くなるけど左回りで勝っているし、軽い馬場で競馬が出来れば。」とのコメントも、今回道中で失速、そのまま競争中止となるハプニング。無念の一言。
⑩スペシャルドラマ
調子↑
「普段の調教のなかでも気持ちにめりはりがついているし、毛づやもピカピカ。状態は文句ない。中山向きのイメージもあるが、脚の使いどころ次第ではこの舞台でも面白い。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中団から道中押し上げて行ったが、最後は決め手の差が出たか。東京よりは中山向き。
⑪ヴィゴーレ
調子→
「もともと調教駆けするが、ここ2週が抜群の動き。現状はコーナーが少ない方が良さそう。ラスト勝負でどこまで差せるか。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。状態は良かったはずだが、全く見せ場を作る事が出来ず…。次走までに立て直したい。
⑫タイフォン
調子→
「勝った時はいい脚を使ったが昇級後がもうひとつ。使っていくうちに掛かりだしたので今回はメンコを着用。うまく折り合えれば。」とのコメントも、今回11着に敗れる形。メンコ効果が案外。未だ長いトンネルは抜けられず。
⑬インペリアルツアー
調子→
「ブランクは割引かもしれないが、放牧先から帰厩後は順調に乗り込めた。格上挑戦で相手が一気に強くなるから大きなことは言えないが、現状でどれだけやれるか見てみたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は12着。ブランク、加えていきなりのオープン特別だけに少々敷居が高かったか。
⑭タイソウ
調子→
「前走は4コーナーで前へ入られて少し怯んでしまった。ここを目標に仕上がりは上々。何とか最後の一席をものにしたい。」と低評価ながら陣営の評価が高い1頭だったが、故にか結果は3着。陣営会心の仕上がりだった様だが、それだけに最後の一席を取れなかったのは無念。