2021年5月30日
東京12レース 目黒記念（G2）
①ムイトオブリガード
調子↑
「テンについていけなかったが、ラストはいい脚を見せた。叩きつつ徐々に動けるようになっている。前走で出していった分、追走が楽になると思うし、舞台もベスト。好レースを期待。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。3コーナーからのペースアップについて行けず…。流石に衰えもあるか。
②トラストケンシン
調子→
「前走は復調を感じさせる内容。騎手とも手が合うようだね。いい頃の雰囲気に戻ってきたし、能力は引けを取らない。モタれなければ。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。最後方から追い込むも捉えきれず。位置取りが後ろ過ぎたか。
③アドマイヤアルバ
調子→
「転厩馬。気が悪い所があるようなのでパシファイアーの付いたブリンカーを装着。ハンデ差を生かして欲しい。」と控えめなコメントも、今回望外の3着好走。先行有利の馬場、展開も向いたものの、久々となる好走。ここにきて復調気配か。
④サンアップルトン
調子→
「前走は直線で勢いの付いた馬に来られて窮屈な形に。思惑通り叩いてきっちり仕上がったし、昨年と比べて腰の具合が良化。楽しみはある。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。結果的には位置取りが後ろ過ぎたか。末脚に懸ける形では厳しい。
⑤ウインキートス
調子↑
「前走は大きな不利。その後は放牧を挟み、ここを目標に調整。順調に仕上がったし、52キロも恵まれた感じが。折り合ってリズム良く運べれば。」とのコメントを寄せていたが、結果後続に2馬身差をつけての完勝。52キロという斤量はプラスに働いたが、馬自身も着実に力を付けている。
⑥アドマイヤポラリス
調子↑
「ゲートの出が良くなり、いい位置で競馬ができるようになった。東京の2500メートルも合うと思うし、ここでも相手なりに走ってくれると思う。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。位置取り自体は悪くなかった印象も、道中掛かってしまったか。直線案外な伸び。
⑦サトノルークス
調子→
「前走は諦めずに走ってくれたし、障害練習やプールを取り入れた効果が見られた。前走から4キロ減もプラス。」とのコメントも、今回15着と大敗。4コーナーでは逆に下がってしまう形でそのまま見せ場を作れず…。次走立て直せるか。
⑧ヒートオンビート
調子↑
「前走は勝ちに等しい内容だった。スタミナはありそうだし、東京2500メートルという条件も合っていると思う。」とのコメントも、今回2着に敗れる形。上がり最速の脚でレース内容は良かったが、恵斤量の牝馬に先に抜け出されてしまった。重賞でも力は通用する。
⑨アイスバブル
調子→
「前走は着順ほど内容は悪くなかった。この時期は調子がいい。2年続けて2着と相性のいいレース。体が絞れれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。キレる脚が使えないだけに、後方から進める形では厳しい。
⑩ナムラドノヴァン
調子↑
「順調にきているし、馬体の張りも上々。GIでも現状の力は出し切ってくれました。東京2500メートル、ハンデ戦と条件は好転するので。」とのコメントも、今回10着と大敗。4コーナーで仕掛けて行く形も、スタミナ持たず直線ガス欠。結果的には仕掛けが早すぎたか。
⑪グロンディオーズ
調子↑
「長距離の適正はあると見込んでいたけど、前走は本当にいいレースだったね。順調に仕上がったし、動きも文句ない。期待は大きいよ。」と強気なコメントを寄せていたが、結果は4着。4コーナーで位置取りを下げてしまったのが結果的には痛恨。展開ひとつで巻き返しは可能。
⑫ダンスディライト
調子→
「前走時より精神面で安定しているし、この馬にしては調教の動きもいい。時計面で注文はつくが、立て直した効果で気配は上向いています。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。好位から良いレースを見せていたが、突き抜けれない辺りはまだまだ力不足感が否めない。
⑬ディアマンミノル
調子→
「前走でオープンでもやれるところを見せてくれた。短期放牧明けを使って上向き。もう少し前で運べれば楽しみ。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。全く見せ場を作れず案外なレース。状態が本当ではなかったか？次走までに立て直しを図りたいところ。
⑭ゴールドギア
調子↑
「前走がいい勝ちっぷり。いい状態を維持できている。昨年の目黒記念はインで詰まってしまい、満足に追えなかった。それを思えば楽しみ。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。昨年とは違いスムーズなレース振りだったが、結果的に早く仕掛けすぎたか。直線半ばでガス欠となってしまった。
⑮ミスマンマミーア
調子↑
「短期放牧を挟んで、ここを目標に調整。熱くなって調子を上げるし、見た目にも状態は上がってきたと思う。前走で速い時計にも対応。重賞でもがんばれないかな。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。道中控えて理想的な形と思われたが…。やや衰えが感じられた一戦。
⑯トップウイナー
調子↑
「前走は異常がなかったけど、競争中止に。血統背景から長距離をこなせる可能性は十分。スタミナを生かせれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は16着と最下位入線。自分の競馬は出来たものの、4コーナーの時点で脚色一杯。得意のダートで巻き返したい。