2021年8月15日
小倉11レース 小倉記念（G3）
①アールスター
調子→
「最近はレースでハミを取らなくなってきたが、中間の調教ではジョッキーが前進気勢を上げてくれているし、ブリンカー着用でかなり負荷もかけてきました。その効果にも期待。」とのコメントも、今回疾病の為出走前取消…。負荷をかけた分が影響したか。
②ファルコニア
調子↑
「帰厩当初は少し体が減っていたけど、その後のカイ食いが良く、しっかりと調整。ゲート練習もこなしてきました。ある程度の馬場悪化には対応出来ると思うし、発馬五分なら。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。前半こそペースは緩かったが、後半一気にペースアップ。前々で競馬していただけに展開が厳しかったか。
③グランスピード
調子→
「使いながら気配は良くなっている。センスがあるので前に行けるし2000メートルも問題ない。斤量も軽いし、能力的にオープンでもやれるはず。」とのコメントも、今回9着と最下位に敗れる形。後半ペースが上がっただけに逃げる形では厳しかった。
④テーオーエナジー
調子→
「ダートで結果が出ないので、気分転換の意味で芝へ。北海道から連れて帰ってきた後も元気があるし、きっかけが欲しい所。」とのコメントも、今回8着と大敗を喫する形。終始見せ場を作れず。ダートで改めて。
⑤ショウナンバルディ
調子↑
「最近はオープンでも堅実に走れるようになってきた。雨はマイナスだが、前走では稍重でも頑張っていたし、開幕週なら少々はこなせても。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。ペースアップについて行けず。今回は展開のアヤか。
⑥ダブルシャープ
調子↑
「少頭数だったが、流れていたので差し切る事が出来た。硬さがましになって、仕上がりの良さを感じる。相手なりのタイプだし、引き続き得意の小倉コース。早めの競馬でどれだけやれるか。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。3～4コーナーで目標にされる形だけに展開が厳しかったか。着差以上に流れが響いた。
⑦ヒュミドール
調子→
「前走は位置取りや展開がかみ合わず不完全燃焼。まだ良化途上だが、騎手に新たな面を引き出して欲しい。やや難しい面があり、滞在競馬が良い方へ出れば。」とのコメントも、今回半馬身差の2着と好走する形。滞在競馬で新境地を拓いたか。小回りコースは得意に映る。
⑧ヴェロックス
調子↑
「前走はひと押しが利かなかったが自分から動こうとする意見が見えたし、いいきっかけになったと思う。前に行ける脚があるし、直線の短い小倉はいいと思う。思い切った競馬をして欲しい。」とのコメントも、今回7着を見せ場を作れず。良かった頃と比べるともうひとつ。未だ本調子には至らず。
⑨モズナガレボシ
調子→
「上がりが速く切れ負けした前走だが、時計の速い馬場には対応出来た。今回は重賞挑戦だがハンデは53キロ。馬場が渋りそうなのはいいし、混戦になれば出番はある。」とのコメントも、今回2着馬を半馬身差で退け見事勝利する形。馬場が渋った上に後半ペースが速くなった点が大きな追い風となった印象。ハンデも味方となったがこの馬自身も力を付けてきている。
⑩スーパーフェザー
調子→
「2走前に出していった事で、前走は少し掛かる面を出したが、ラストで脚を使ってくれた。競馬場に行ってからのイレ込みがましになっているし、歩様に堅さも見られない。格上挑戦になるが、ハンデ戦だし、道中折り合って運べれば。」とのコメントも、今回3着と好走する形。展開を味方に3～4コーナーからマクっていく形も、直線では逆に目標にされた。小回りは合っている様子。