2021年11月6日 東京11レース　京王杯2歳ステークス（G2）

�@スズカコテキタイ
調子→
「母系は短距離向きだが、この馬は距離が延びても、芝でもやれそうな気がする。前走は引っ掛かっても押し切ったように能力は高い。」とのコメントを寄せていたが、今回14着と最下位に敗れる形。行き切るだけのスピードこそ有していたが、直線での伸びを見る限り現状はダート向きか。舞台替りで改めて。

�Aテーオースパロー
調子→
「しまいは確実に伸びるからね。直線の長いコースになるのはプラスだし左回りも大丈夫。どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回6着に敗走。大きく負けてはいないが、それなりの脚しか使えておらず…。これが現状の精一杯という印象のレース。

�Bキングエルメス
調子→
「追い切りの時計は出たが、ラストは右にモタれてしまった。課題が残る現状だが、そのような感じなので左回りは合うかも。リングハミの効果にも期待。」とのコメントも、今回見事後続に1.1/4馬身差を付けての快勝。好枠を上手く立ち回っての勝利。人気薄だっただけに陣営、そしてジョッキーとしても会心の勝利となった。

�Cファンデル
調子→
「前走はハミ掛かりの難しさが出て、スローで脚がたまらなかった。中間はハミを替えて調整。スピ林と能力は高い馬。いいペースで流れて欲しい。」とのコメントも、今回13着大敗。時計的にはこの馬の精一杯を引き出しており、現状更なる成長待ちといったところか。

�Dベルウッドブラボー
調子↑
「当初はサウジアラビアRCを予定していたが、後肢に疲れが出てスライド。ただ、2週続けて年長馬相手に優勢の動きを見せており仕上がりは上々。距離も合うからね。」とのコメントも、今回9着と見せ場を作れず。結果的にはスライドした影響が少なからずあったか？道中も忙しそうな様子だっただけに距離を延ばして改めて。

�Eセルバーグ
調子→
「初戦は行きたがる面を見せながら結果を出してくれたし、中間もさほどテンションの高さを見せずに順調。現状では1ハロンの短縮もいい方へ向くと思う。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。やりたい形は取れたが、直線粘りを欠く形。自己条件で再度立て直したいところ。

�Fアポロルタ
調子→
「初戦は追ってからの伸びが良く、センスを感じさせる走りでした。馬はしっかりしてきたし、距離も問題はなさそう。状態はいいので、ここは試金石になりますね。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着大敗。終始ジリ脚しか使えておらず見せ場を作れなかった。重賞でやるには未だ力不足。

�Gトウシンマカオ
調子↑
「初戦は1400メートルを除外されてのマイル戦で距離に心配はあったが、こちらが思っていた以上に上手な競馬をしてくれた。この中間も順調だし、実戦を経験したことによる。上積みがある。スピードを生かして、ここでもどれだけやれるか。」とのコメントも、今回2着に好走する形。内容的には勝ち馬を褒めるべきか。そつなく距離短縮もこなしており、依然この距離なら有力な1頭。展開ひとつ。

�Hレッツリブオン
調子↑
「前走は強い勝ち方だったし、時計も上々。引き続き状態がいいし、得意舞台なら重賞でも通用しそう。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。ややスムーズさを欠いたか？大きく負けてはいないものの、前走時より時計的には走っておらず、まだ底を見せてはいない様子。流れ一つ。

�Iコラリン
調子→
「毎回展開に恵まれているが、力がないと連勝はできない。この舞台の方が競馬はしやすい。使ってきて馬に焦りが出ているので、ゲートが懸念材料。レースまでにやることをやって臨みたい。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ3秒差だけに大きく負けてはいないが…。結果的に懸念のゲートが上手くいかなかったのが敗因か。

�Jラブリイユアアイズ
調子↑
「体重が増えて来ないのは課題だが、トモが良くなってバランスのいい走りになった。長い直線や坂のある東京で踏ん張りが利けば。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。左回り、東京へ舞台を移しても変わりなく好走したが、馬体を減らした分順調さを欠いていたか。着差が着差だけに惜しい内容。

�Kジャスパークローネ
調子↑
「使うごとに馬が成長して、調教では気難しさを見せない。テンのスピードがあり、ベストは1200メートルだが期の悪さを出さずに走ればやれる。」とのコメントを寄せていたが、結果は12着大敗。追走で脚を使ってしまい、直線では伸び脚を欠く形。このクラスになると1200メートルの方が向いている様子か。

�Lヴィアドロローサ
調子↑
「前走後は放牧で成長を促して予定通りにここへ。極端に変わった印象はないが徐々に馬体に幅が出て馬はしっかりとしてきたし、調教では左回りの走りも問題ない。距離延長でむしろ競馬もし易くなるイメージ。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。最後方付近から猛然と追い込んできたが届かず。距離短縮で見直せるか。

�Mシゲルファンノユメ
調子↑
「動きは良好。1200メートルでも行きたがる面があったので、道中でどれだけヤメが利くかだが、そのあたりも大丈夫なはず。折り合いが鍵も、状態の良さを生かせれば。」とのコメントも、今回11着と見せ場を作ることが出来ず。この馬なりに脚は使っていたが、最後方からの競馬では流石に厳しい。発馬五分なら巻き返し可能。