2021年11月7日 東京11レース　アルゼンチン共和国杯（G2）

�@レクセランス
調子→
「前走はモタれる面を見せなかった。現状は前半で楽をさせて、しまいを生かすレースがいい。左回りは問題ない馬。今回も末脚勝負でどこまで。」とのコメントを寄せていたが、今回4着に好走する形。2着とは小差で拮抗した内容。重賞でも十分力は通用する事を示した。

�Aオウケンムーン
調子→
「北海道から戻ってからも順調だし、脚元の不安もなくいい調整ができた。重賞で相手は強くなるが、ここ2戦の長丁場の内容は悪くない。頑張ってくれれば。」とのコメントも、今回11着と大敗。往年の力は見込めないか。体調自体は良かったが…。

�Bサトノソルタス
調子→
「毛づや、体の張りが良く、前走より体も若干絞れている。直前は微調整も動きはシャープ。今回はフルカップのブリンカーとクロス鼻革を装着。斤量も手頃でチャンス。」とのコメントも、今回12着と大敗。距離延長で脚が溜まらなかったか。前走ほどの末脚を引き出す事が出来なかった。

�Cロードマイウェイ
調子→
「使ってきているので大きな上積みこそないが、状態はキープ。距離を延ばした前走は見どころがあったし、ここもリズム良く運べれば。」とのコメントも、今回13着と見せ場を作れず。最後方待機のままなだれ込むだけの競馬。衰えは隠せないか。

�Dフライライクバード
調子↑
「勝つときは強い競馬をする馬。休み明けで左回りというのは傾向的にも一番いいパターン。ハンデ戦だし、力さえ出せれば通用していい。」とのコメントも、今回3着に好走する形。2着馬とは僅差だったが…。条件が良かっただけにココは好走しておきたかった一戦か。

�Eアイアンバローズ
調子→
「前走は1コーナーでカットされ、気持ちが切れてしまった。中間は在厩で乗り込み、気配は上向き。今回はポジションを取りに行ってもらう。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。距離延長で持ち味を生かす事が出来ず…。2400メートルが現状のベストか。

�Fアドマイヤアルバ
調子↑
「予定通りの仕上がり。今回はパシファイアーを外して、ブリンカーだけを着用する。目黒記念と同じ舞台で、あのときくらい走れれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。中団からジリジリと脚を使っただけで終戦。良かった頃の状態には程遠いか。

�Gアイスバブル
調子→
「調子の波が少ないタイプ。調教は目立たないが、力を出せる仕上がりにある。この舞台では重賞2着2回。しぶとさを生かせる展開なら。」とのコメントも、今回10着大敗。得意の舞台で見せ場を作ることが出来ず…。次走立て直せるか。

�Hディアマンミノル
調子↑
「前走は見せ場十分の4着。距離延長と直線の長いコースが良かった感じ。デキは順調。今回の舞台も合うと思うし、展開ひとつで出番も。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。人気を考慮すれば善戦と言えるか。大きく負けてはおらず、長丁場なら重賞でもチャンス有りか。

�Iオーソリティ
調子→
「当週の追い切りでは折り合いと直線の反応を確認。馬の後ろに入れた時に少しエキサイトしたが、いつものことなので心配していない。ハンデは重いが、タフな馬だしクリアしてくれれば。」とのコメントも、今回後続に2馬身半差をつけての完勝。始動初戦だっただけに負けられない一戦ではあったが、後続を難なく突き放す形。ここにきて更に力を付けてきている。

�Jゴースト
調子↑
「前走は以前ほどのズブさを見せずに最後まで脚を使えていました。東京コースは初めてですが、直線が長く軽めの馬場は合う印象があります。54キロを生かせれば、重賞でもいい走りができると思います。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。陣営のコメントとは裏腹に東京はあまり向かなそうな印象。洋芝、或いは長丁場で改めて巻き返したい。

�Kマイネルウィルトス
調子↑
「前走は強いメンバー相手にしっかりと伸びたし、内容は良かった。その後は放牧に出して、早めに帰厩。体に実が入り、いい状態で臨める。あとは行きたがるので距離への対応が鍵だろう。」とのコメントも、今回2着に好走する形。中団からジリジリ詰めてきたが、勝ち馬の決め手に屈する形。賞金加算は出来ただけに及第点は与えられるか。相手が悪かった。

�Lボスジラ
調子→
「前走は残念だったが、馬体が絞れたことで変わり身を見せてくれたのは収穫。この中間も同じくらいの体重でうまく調整出来たし、東京コースにも実績のある馬。ロスなく運んで持久力を生かせる展開になれば。」とのコメントも、今回15着大敗。ハナを切る形も自ら厳しい展開に持ち込んでしまった印象。立て直せるか。

�Mトーセンカンビーナ
調子→
「長期休養明けだった前走を使ったことで、この中間は調整が順調。動きにも活気が出て状態は上向き。脚の使いどころが難しい馬だが、地力はあるのでかみ合えば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。後方から追い込むも前を捉えられず…。この馬なりに走ってはいるがこれが精一杯か。

�Nアンティシペイト
調子↑
「前走は周りが速くて控える形になったが、ラストに鋭い脚が使えて結果を出せたのは収穫。昇級戦で重賞挑戦だが距離が延びるのはプラスだし、ハンデ戦なので力を付けた今なら楽しみがあるね。」とのコメントも、今回8着に敗走。長く脚を使わされる展開。流れが厳しく、マイペースな形なら見直せるか。