2021年11月14日
阪神11レース エリザベス女王杯(GI)
@レイパパレ
調子→
「追い切りで鞍上が良いコンタクトを取ってくれました。以前よりパワーがつき、牝馬でも強さが出てきました。この距離で結果が出ていないのは事実ですが、また挑戦したいと思います。」とのコメントも、今回6着とまさかの敗走。本質的に距離が合わないか?先行馬総崩れの展開も向かず、厳しい流れになってしまった印象。
Aクラヴェル
調子→
「今まで学習してきた事を発揮できるように、気持ちと体の調整をしっかり行った上で臨みたい。競走馬生活において貴重なレースになると思うので、意味のある競馬にしてもらいたいです。」とのコメントを寄せていたが、結果は3着と大善戦。展開が向いたとはいえ見せ場十分の内容。ここにきて力を付けてきている。
Bアカイトリノムスメ
調子↑
「追い切った後もダメージはなくいい気配で、馬体も回復。鞍上も言っていたが、数字以上に短期間で体に幅が出た感じ。レースを組み立てやすいタイプだし、距離は元々延びていいと思っていたぐらい。年長馬が相手でも斤量差があるし、母が口惜しい結果だったレースだけに、この馬でリベンジしたい。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。前走の反動があったか、レース振りが案外。2着馬とは大きく離されていないが…。
Cイズジョーノキセキ
調子→
「追い切りはジョッキーに感触を確認してもらう形でいい感じ。以前は使うと体調が落ちる感じもあったが、今回はしっかりと上がってきました。本格化してきた印象。ただ、メンバーが一気に強くなりますからね。ここでどんなレースができるか。」とのコメントも、今回5着に善戦する形。時計が掛かる展開が向く様子か。流れが向いたとは言え悪くないレース振り。
Dステラリア
調子↑
「使って良化し、体にも張りが出てきた感じ。秋華賞は1コーナーで狭くなって下げようとしたときに一瞬ハミをかんだが、その後は折り合って直線でも伸びてきた。相手は強いが、折り合いひとつで脚を使えそう。」とのコメントも、今回2着と好走。勝ち馬には突き放されたが、ゴール前の大接戦を制して2着は確保。前走の消化不良を払拭して見せた。
Eランブリングアレー
調子→
「前走は小回りの中山で位置取りが少し後ろになった。3〜4コーナーで上がっていくときに進路が塞がったけど、それでもラストで差して来た。距離に関して言えば、春の1600メートルより2200メートルの方が合うと思います。」との強気なコメントも、今回9着と見せ場を作ることが出来ず。勝ち馬からは大きく離されていないが…。現状もう少し短い距離の方が向くか。
Fシャムロックヒル
調子→
「蹄の不安は放牧でしっかりとケアして、もう大丈夫。マーメイドSを勝っている様に阪神の内回りは合う。あとは強敵を相手にどこまで。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。果敢にハナを切る形も直線全く粘れず…。この相手関係では厳しい。
Gテルツェット
調子→
「前走は鞍上がうまく誘導してくれた。コーナー4つの舞台で結果を出せたのも収穫。ここ2週は狙い通りの調教ができたし、心身ともにいい状態。調教での折り合いの感じから、初めての2200メートルもこなせそう。あとは当日にテンションが上がらず、うまくゲートを出れば。」とのコメントも、今回出遅れて11着大敗…。今回はスタートが決まらなかった時点で厳しかった。
Hウインマリリン
調子→
「1週前が絶好調時に物足りなかったので、ジョッキーとも『この後にどれだけ良化できるかだね』と言っていました。今週の動きはよく、これならいい形で臨めます。GIで主力を張れる馬だと思っているので、ジョッキーには結果を出して欲しいですね。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。あまりにも見せ場がなく、結果的に状態面が本調子でなかったか。
Iムジカ
調子→
「前走は前が止まらない展開だったし、内容は悪くない。使い込んでいる状態で未勝利を勝ったように、まだ上積みは見込める。相手なりに動ける強みを生かしたい。」とのコメントも、今回12着と大敗。後方から詰め寄る形も、道中で脚を使い過ぎたか。現状力不足感は否めない。
Jソフトフルート
調子→
「同じ舞台で行われた昨年が6着。力はあるし、馬も良くなっている。ここでどんなレースができるかですね。」とのコメントも、今回4着と惜しい内容。結果的に位置取りが後ろ過ぎたか。展開自体はこの馬向きだっただけに悔しいレース内容。
Kデゼル
調子→
「予想通りに使ってよくなっており、いい感じでレースを迎えられる。折り合いもつくので、距離は問題ないと思う。瞬発力があり、パワーも備えているので、最後に坂がある阪神は合うと思う。」とのコメントも、今回8着敗走。上位から大きく負けてはいないが、それだけにややスムーズさを欠いたのが痛かったか。この馬本来の末脚を発揮できなかった。
Lリュヌルージュ
調子↑
「6歳だけど、普段からすごく元気があり、体調自体も春先よりかなりいいと思う。GIで甘くないが、切れる有漢字ではないので、前で運んでどこまで踏ん張れるか。」とのコメントも、今回14着大敗。序盤は好位に付けるも、距離が長かったか途中から失速する形。このメンバーでは厳しい。
Mロザムール
調子→
「休み明けだった前走時よりも状態はいい。理想はハナだが、2番手でも自分のリズムで運べるかが鍵。最後に並ばれてからしぶとさを発揮するし、展開が向けば。」とのコメントも、今回大差17着に敗れる形。自分の形で競馬は出来たが直線大失速。負けすぎ感は否めず、何らかのトラブルがあったか。
Nウインキートス
調子↑
「経験を重ねて以前より落ち着きが出て、ステイヤー色が濃くなってきた感じも。体も大きくなり、いろいろな面で成長を感じます。輸送があるので今週は単走でサラっとやったが、リズミカルでいい動き。レース運びも上手になったので、今回もある程度前の位置につけられそう。ここを目標にいい準備ができたと思います。」とのコメントも、今回10着と見せ場を作ることが出来ず。展開は向いていたはずだが…。思ったより脚を使うことが出来ず。案外なレースとなってしまった印象。
Oアカイイト
調子→
「前走は出遅れたが、ラストでしっかりと差を詰めてきていた。確実にひと脚は使えるので、GIでも展開ひとつで見せ場を作れると思う。」とのコメントを寄せていたが、結果は後続に2馬身差をつけるまさかの完勝。陣営としてもこの結果は望外だったか。上がり最速をマークする等、展開が向いたとは言え強いレース内容。一躍女王の座に登り詰めた。
Pコトブキテティス
調子↑
「輸送があるので追い切りは鞍上に確認してもらう程度だったが、状態はいい。結果が出ているのは東京だが、右回りが駄目ではないし、距離やコースは大丈夫。ロスなく運んで末脚を生かしたい。」とのコメントも、今回13着と大敗。後方からの競馬で見せ場なく大敗…。GIでは純粋に力不足感が否めない。