2021年11月27日
阪神11レース 京都2歳ステークス（G3）
①ポッドボレット
調子↑
「前走は期待通りの走りを見せてくれた。疲れを見せなかったので、中2週でここへ。コーナー4つの競馬は北海道で経験しているし、レースセンスの良さを生かして、どこまでやれるか。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着。人気よりは善戦するも、後方からのレースでは流石に厳しいか。展開が向いて次走どこまで。
②ディープレイヤー
調子↑
「前走はうまく折り合いがついたし、ラストも反応出来た。この血統はコントロールするのが難しいけど、今のところは問題ないね。未完成だけど、現状の力は出せる状態。力試しだね。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。立ち回りに難があるか、現状は外回りの方が良いタイプか。立て直したい。
③ビーアストニッシド
調子→
「テンションが高めなので、中間はあえてソフトな調整。重賞で相手は強くなるけど、コーナーを4つ回る競馬を経験させて、今後につながる走りができれば。」とのコメントも、今回逃げて2着に粘る大激走。陣営としても望外の結果となったか。展開が向いたとは言え、この距離では無視できない存在となった。
④シホノスペランツァ
調子→
「体力がついて、調教もしっかりと動けるようになった。開催が進んだ今の馬場ならそこまで時計も速くならないだろうし、前走の様なレースができれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は5着。4コーナーで位置取りを下げてしまったのが結果的に痛恨。更に力を付けたいところ。
⑤トゥデイイズザデイ
調子↑
「馬体面で大きく変わった印象はないが、今週も無理することなく好時計が出たし、ここを目標に順調。初戦は逃げたが、操縦性に優れたタイプ。どんなレースでもできそう。」とのコメントも、今回まさかの6着敗走。最後方追走で末脚を引き出そうとしていた様だが、全く伸びずなだれ込むだけの競馬。次走はスタートを決めたいところか。
⑥ライラック
調子↑
「前走後は美浦でじっくり調整し、相変わらずいい動きをしている。初戦はノーステッキで完勝と能力が高いし、牡馬相手の重賞でも十分通用すると思う。」とのコメントも、今回8着とまさかの大敗。牡馬の強豪が相手で委縮してしまったか？距離もやや長かったか。短縮して巻き返したい。
⑦フィデル
調子→
「初戦は調教でも動いていたので期待はしていたが、いい内容だった。体もシャープになってきたし、走れる態勢にある。重賞でも楽しみ。」とのコメントを寄せていたが、結果は3着と好内容。逃げ馬のペースに惑わされる形も、後続には決定的な着差。想定よりやや太め仕上がりだった様子だっただけに、次走も再度注目。
⑧ジャスティンロック
調子→
「学習してきているし、馬も良くなっている。しまいもしっかりしているし、重賞でも展開ひとつでチャンスはありそう。」とのコメントも、今回半馬身差で見事1着入線を果たす格好。後方から3～4コーナーでひと捲り、そのまま逃げ馬をゴール前で捉える完璧なレース内容。フロックではなく今後も注目の1頭。
⑨キャンデセント
調子→
「前走は馬場が悪くてスッと上がって行けなかったが、直線はしっかり伸びてくれた。短期放牧を挟んだが調整は順調。素材のいい馬だし、重賞でもいい走りを見せて欲しい。」とのコメントも、今回9着大敗を喫する形。後方に控えたまま見せ場を作ることが出来ず…。中身が伴っていなかったか？しっかり態勢を立て直したい。
⑩グッドフェイス
調子→
「前走は先手を取って最後までしぶとかった。2000メートルに戻るが、使った上積みもあって初戦とは息のもちが違うはず。逃げなくても大丈夫だし、どこまでやれるか腕試しだね。」とのコメントも、今回10着と最下位入線。デビュー戦より時計が遅く、全く力を発揮できていない様子。自己条件で見直したい。