2021年12月4日
中山11レース ステイヤーズステークス(G2)
@バレリオ
調子→
「前走は少し競馬が消極的過ぎたね。去勢してから落ち着きが出てきたし、今は引っ掛からないから距離は持つと思う。力は持っているし、仕上がりも上々。前走の様なことはないよ。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。再度後方からレースする形となってしまい…。衰えを感じさせる内容。
Aヴァルコス
調子→
「前走は長期休養明けで距離不足の1800メートルだったことを考えれば悪くない内容。使った後も脚元の心配がなくしっかりやれている。スタミナは有る馬だし、この距離が良い方に出て欲しい。」とのコメントも、今回8着と見せ場を作れず。上がりは速い脚を使っていたとはいえ、後方からのレースだっただけに何も出来ず。勿体ないレース。
Bアスティ
調子→
「行きっぷりが良くなるように、今回はブリンカーを着用。それに距離も魅力で重賞を使ってみます。体調はいいので、少しでも頑張れれば。」とのコメントも、今回12着と大敗。得意の長丁場とは言えこの条件は流石に厳しいか。自己条件で改めて。
Cマンオブスピリット
調子↑
「前走は道中がスローペースだった分さ派詰められなかったが、最後までしっかりと走れていたし、去勢の効果はうかがえた。距離は延びるが引っ掛かる馬ではないし、対応してくれると思う。」とのコメントも、今回6着敗走。人気を考慮すれば善戦と言えるが、長丁場とは言えあまりにもペースが遅く前が残る展開。中団に控えて居た当馬には厳しい展開となった。
Dアイアンバローズ
調子→
「オープン2走目でレース内容は前進。叩き良化タイプらしく、さらに気配は良くなっている。心肺機能の高い馬。この距離でも対応出来ると思う。」とのコメントも、今回2着と好内容のレース。道中を超が付くほどのスローペースに持ち込んだ当馬の作戦勝ちと言える内容か。勝ち馬の決め手には屈したが、現状の持てる力は発揮した。
Eアドマイヤアルバ
調子→
「状態は特に変わらないが、騎手も癖をつかんでくれているはず。距離が延びて新味が出れば。」とのコメントも、今回9着敗走。ペースが遅く、直線脚を余してしまう形。脚は使えているが…。
Fセダブリランテス
調子↑
「動きはいいですね。帰厩後も状態がいいし、寒い時期は馬の張りが違います。距離は走って見ないと分からないけど、まだまだ体は若いからね。変わり身を期待したい。」とのコメントも、今回13着とまさかの最下位入線。依然精彩を欠いている様子で、立て直された様子はない。巻き返せるか。
Gトーセンカンビーナ
調子→
「前走は転厩後では一番いい状態で臨み、スタートから流れに乗れていればという内容。だいぶ復調してきているし、距離が延びるのは全く不安のない馬。今回はさらに良くなっているので前を射程に入れて運べれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は惜しくも4着。ペースが遅かった為に、位置取りがやや後ろとなってしまったのが結果的に痛恨だったか。力は十分通用するが展開が向かず。
Hボスジラ
調子↑
「前走はペースを考えると案外な結果で、馬の気持ちも切れてやめてしまったみたい。この中間の動きや気配は決して悪くないし、この舞台も合うので本来の力を出せるようなら違うはず。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。序盤は好位につけていたがズルズル位置取りを下げてしまい…。状態が本当ではなかったか?以前のレース振りを考えると案外。
Iカウディーリョ
調子↑
「先週より反応、身のこなしや息遣いも良好。ただ、今回は一番テンションが高く、心身のまとまりが悪い。長距離適正はかなりだが、輸送競馬で当日の気配が鍵になる。」とのコメントも、今回7着とまさかの敗走。理想的な位置取りだったにも関わらず直線では伸びず…。懸念通りテンションに課題を残すか。
Jディバインフォース
調子→
「長距離の適正はあるし、中山との相性も悪くない。格上挑戦だし、展開待ちのタイプではあるけれど、楽しみはある。」とのコメントも、今回見事久々勝利を収める形。スローペースが得意なのか、前が残る中唯一後方からグングン脚を伸ばしてくる形。流れ次第で今後も好走可能な1頭。
Kゴースト
調子→
「今週はシャープな動きをしていたし、状態は良さそう。持久力勝負の方が持ち味が生きるタイプ。中山の3600メートルで良さが出れば。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。結果的にスタートで後手を踏んでしまったのが痛かったか。道中積極的に進んで行くも最後に力尽きてしまった。
Lシルヴァーソニック
調子→
「前走は仕上がり途上だったし、昇級戦を思えばよく頑張ってくれた。放牧を挟んだが、緩めずに乗り込んで状態はいい。長丁場も合う。」とのコメントを寄せていたが、結果は3着。展開が向いたとは言え、直線でも粘り強く好走。今後も長丁場では無視できない存在か。