2021年12月26日
中山11レース 有馬記念(GI)
@ペルシアンナイト
調子↑
「中間はゲート練習も取り入れ、順調に調教を消化。昨年は道中でしっかり折り合って脚を使えていたし、ロスなく立ち回って上位を狙いたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は14着。逃げ馬のペースに付き合い過ぎたか、直線では脚が残っていなかった。展開次第。
Aパンサラッサ
調子↑
「レース後の回復は早く、ここを目標に順調に乗り込めた。先週と今週の動きも良く、体調は本当にいい。GIでも自分の競馬に撤して、どこまで粘れるかですね。」とのコメントも、今回13着大敗。果敢にハナを切る形も徹底マークされてしまい、直線見せ場なく失速。距離も若干長い印象があり、距離短縮で見直したい。
Bモズベッロ
調子→
「この中間は自分からハミを取って、いい頃のしぐさがでてきたし、徐々に良くなってきている。前回よりは動けると思う。」とのコメントも、今回8着に敗れる格好。後方から脚を伸ばしてくるもこれが精一杯という印象のレース。馬場が渋らないと現状は厳しいか。
Cメロディーレーン
調子→
「レース間隔を空けた方が良いタイプ。前向きさはあるし、この馬なりに好調を維持している。相手は強いが、状態の良さで見せ場を作ってくれないか。」とのコメントも、今回15着大敗。流石に相手が強すぎた印象。オープン特別なら見直せるか。
Dディープボンド
調子↑
「道悪でも結果を出していた馬だが、凱旋門賞は経験した事のないような馬場状態だったからね。幸いにも帰国後の回復は早く、栗東に戻ってからも順調に乗り込めた。ここ2週の動きも上々。流れに乗れれば好勝負出来ると思う。」とのコメントも、今回2着に好走する形。凱旋門賞で無理をしなかった分、ここで本来の力を発揮した。今回は勝ち馬が強すぎた印象。
Eウインキートス
調子↑
「前走は返し馬から雰囲気が良くなかったし、レース後も発汗が多かった。関西への輸送も初めてでしたからね。力を出せずに終わった印象です。その前走はきっちり仕上げていたので、今回はソフトに、馬の気持ちをリラックスさせることを重視しての追い切り。馬場入りの時間を変えるなど工夫もしてきたし、状態に関してはすごく良い感じです。中山のこの距離が得意なのはわかっているし、自信を持って乗りたいと思います。」とのコメントを寄せるも、今回11着と大敗を喫する形。ペースが速かっただけに、道中脚を溜める事が出来なかったか。力を発揮できたとは言い難いレース内容。
Fクロノジェネシス
調子→
「いいときに比べると動きに物足りなさを感じます。競馬へ行って一生懸命に走ってくれる馬なので、そこに期待したいですね。」とのコメントも、今回3着入線。陣営コメント通り状態面がひと息だった印象も、それで差のない競馬をする辺り能力は高い。引退レースでもしっかり見せ場を作った。
Gユーキャンスマイル
調子↑
「小回りの中山コースに替るが、2500メートルの距離はいいし、この馬なりに好状態をキープ出来ている。メンバーは強いが、道中じっとしてロスなく立ち回って、上位に食い込んでくれれば。」とのコメントも、今回9着敗走。後方からの競馬でも直線中途半端な脚しか使えず…。依然良かった頃の状態からは程遠い。
Hステラヴェローチェ
調子↑
「うまく調整出来た。3歳馬で年長馬の胸を借りる挑戦者の立場。いい経験をして、来年に繋がる競馬が出来れば。頑張ってほしいね。」とのコメントも、今回4着に敗れる格好。上位馬とのタイム差はほぼないが、それだけに位置取りの差が響いたか。来年の飛躍は十分見込める算段が立った。
Iエフフォーリア
調子↑
「先週の追い切りは後から追走して折り合いを重視したが、今週は3頭併せの真ん中に入れて馬をファイトさせるという意図で走らせた。放牧を挟み、何の不安もなく順調に調整出来たことは何よりだ。今回はトリッキーで難しいコースだが、小回りも経験している馬だし、距離もぎりぎりもつはず。ある程度前目の位置で運べれば問題ないと思う。馬はどんどん強くなっている。今回も結果にこだわりたい。」とのコメントも、今回見事人気に応える形で1着入線。3コーナーから進出を開始し、4コーナーでは先頭まで射程圏内。モノが違うというレース内容。国内では敵なしか。
Jアリストテレス
調子→
「前走は初めて逃げる競馬で物見ばかりしていた。本来の力を出していないし、参考外。この中間は在厩での調整で仕上がりは順調。中山も問題ないし、立ち回り次第ではもっとやれていいはず。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。5着馬とは3馬身差で、現状での差を見せつけられた格好か。位置取りが悪かった印象もあり、次走どこまで立て直せるか。
Kシャドウディーヴァ
調子→
「前走後の立ち上げから順調だし、3週にわたって横山典騎手に乗ってもらいました。精神面で大人になり、馬がやるべきことを分かっていますね。この距離は若干長い印象ですが、トリッキーなコースは騎手の引き出しの多さでクリアしてくれるはず。今の状態なら見せ場以上も期待したいですね。」とのコメントも、今回12着敗走。序盤から好位集団に付けるも、ペースが速く4コーナーで失速…。距離もこの馬にはやや長い。
Lアカイイト
調子→
「中間は在厩調整。疲れもとれて、いい体を維持できています。前走は外から長く脚を使ってのV。フロックではないと思うし、このメンバーで好走出来れば来年がさらに楽しみになりますね。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。馬体自体は維持できていたが、それだけに力を差を見せつけられる形。来年に向け更に力を付けたいところ。
Mアサマノイタズラ
調子↑
「極端な内枠は嫌だったから、この枠でいいと思うよ。菊花賞もいい脚は使っているけど、あの位置では届かない。今回はある程度の位置につけての競馬になると思う。中山の2500メートルの戦いでは、よくまぎれもあるからね。状態は秋2戦に比べても明らかに上。強敵相手だけど一発がないかな。」と強気なコメントを寄せていたが、結果は16着とまさかの最下位入線。終始最後方のままグッとくる場面もなく…。気分屋の節があるのか、案外なレース振り。立て直せるか。
Nキセキ
調子→
「テンションが上がりすぎない程度で、しっかり負荷をかけられている。騎手騎乗でゲートも確認してもらったし、五分のスタートでこの馬の力を出し切る競馬をしたい。」とのコメントも、今回10着に敗れる形。3コーナーから進出を開始し、形は良い競馬が出来たものの、直線伸びなかった辺りは衰えか。現状での力は発揮した印象。
Oタイトルホルダー
調子↑
「菊花賞は直線で後続を離して強い勝ち方でしたね。その後は放牧を挟んで調整しましたが、馬体も精神面も成長しました。中間に放馬のアクシデントもあったけど、特に影響もなく、いい状態に仕上がりました。相手は強くなりますが、来年に向けてさらにパワーアップする様な経験を積んで欲しい。」とのコメントも、今回5着に善戦する形。大外枠から好位2番手につけるも、ペースが速く厳しい展開。流れが向かずも善戦しており、この馬もまた来年の飛躍が楽しみな1頭。