2022年3月13日
阪神11レース フィリーズレビュー(G2)
@アドヴァイス
調子↑
「久々の前走はまずまずのメンバーのなか頑張ってくれて、1400メートルでも上手に競馬ができた。先週の坂路の動きが良かったし、日曜にも馬場でしっかりやった。何とか桜花賞の権利を取りたい。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。道中はいい位置にいたがペースが速く、直線粘る事が出来なかった。流れ一つで巻き返し。
Aナムラクレア
調子↑
「馬体は増えているが、シルエット的にも成長分だと見ています。テンションが高い所があるのでその点に注意しながらの調整ですが、調教でもこちらが思っている以上に動きますね。結果を出して次に進みたい。」とのコメントも、今回アタマ差で2着に敗れる痛恨の形。展開のアヤとはいえゴール前差し切られてしまい…。見立てよりやや太めだった分もあったか。
Bマイシンフォニー
調子→
「目の外傷でひと息入っていた前走だが、良馬場で切れたね。使っての上積みは見込めるし、スタートが速いので距離短縮も問題ないと思う。追い切りの動きも上々。いい気合も乗っています。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。展開利を味方によく追い上げてきたが、現状はこれが精一杯か。ベストも現状はマイル。
Cサブライムアンセム
調子→
「前走は直線で寄られたけど、そこからまた一伸びしてくれた。状態は変わらずいいし、距離短縮も問題ない。良馬場でレースができれば。」とのコメントも、今回後方から追い込みゴール前アタマ差で差し切り見事勝利を収める格好。展開を味方にゴール前の接戦をモノにした。GIでどこまでやれるか。
Dラブリネスオーバー
調子→
「昇級戦の芝でも好走出来た前走は収穫があった。マイルは少し長い印象もあるのでアネモネSではなくここへ。輸送はもちろん、さらに相手も強くなるだけに、どれだけやれるか力試し。」とのコメントも、今回5着入線。人気を考慮すれば善戦と言える内容か。後方からレースを運び距離不安を払しょくした事も大きい。次走も侮れない1頭。
Eアネゴハダ
調子↑
「前走は牡馬相手に快勝。前が空いたらスッと抜け出したからね。今は芝の方がいい。使った後も順調だし、重賞とは言え同じ舞台で牝馬限定戦。楽しみはあるよ。」とのコメントも、今回3着好走。ペースが速かっただけに厳しい展開も、それだけに前々で唯一粘ったのは力あると言える内容か。メンバー中最も強いレースをしたのはこの馬。
Fコンクパール
調子→
「中間はいらつきを見せず、好気配をキープ。重賞で相手は強くなるが、デビュー時は芝でいいスピードを見せていた馬。牝馬同士なら楽しみはあります。」とのコメントも、今回12着大敗。ハナを切って見せ場は作ったが、結果的にペースが速すぎたか。マイペースなら見直せるか。
Gテイエムスパーダ
調子↑
「休み明けの前走が完勝と言える内容。ゲートがスムーズだったのも収穫でした。今回は1ハロン延長がどうかだが、中間も順調。試金石の一戦だが楽しみはあると思う。」とのコメントも、今回13着敗走。ペースが速く、逃げ馬についていってしまった事が結果的には痛恨。このメンバーが相手では荷が重かった様子も。
Hブッシュガーデン
調子→
「前走は全くいいところがなく惨敗。調教の感触は相変わらずいいし、今回は芝に戻してみる。芝でやってきた相手関係からすると、ここでやれても不思議はない。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ5秒差だけに大きく負けてはいないが…。現状はこれが精一杯。
Iキミワクイーン
調子→
「前走後の放牧で馬体が成長し、順調に仕上がって力を出せる状態。現状では1400メートルがベストだし、好レースを期待したいですね。」とのコメントも、今回7着敗走。休み明けでやや太かったか?ベストの距離でも案外なレースとなってしまった。
Jゼロドラゴン
調子→
「併せ馬だった先週は力んでいたので、今週は単走にしたが落ち着いて走れていた。重賞で距離も延びるけど脚はあるので、ペースが流れてくれれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。最後方から追い込む形も前を捉えられず…。重賞では現状力不足感は否めない。
Kスリーパーダ
調子→
「前回はハミに乗っかって行きたがり、しまいの反応がひと息でした。中間は自分からバランスを取って走れるようになっていましたが、だいぶ良くなってきました。自分のリズムで行ければ、ひと脚を使えると思います。」とのコメントも、今回10着敗走。ペースが速かっただけに、好位で競馬をした事が仇となってしまった印象。自分のペースで行けないと厳しい。
Lサウンドクレア
調子→
「中距離だと道中で脚を溜めている時に頭を上げてしまう。この距離の流れで、そういった面が解消してくれば。」とのコメントも、今回14着大敗。後方に控えるも全く見せ場を作れず。自己条件でないと厳しいか。
Mウィリン
調子↑
「2戦目で落ち着いて走れたことは収穫だった。放牧を挟み調教の動きが良化し、このメンバーでも十分に対応出来る力はある。レース勘という点でも、久々の前走より伸びしろは見込めると思う。」とのコメントも、今回15着とまさかの最下位入線。前走からの反動があったか?案外過ぎるレース内容。立て直しを図りたいところ。
Nモチベーション
調子→
「仕上がりは早いタイプ。長期休養明けで息の持ちがどうかだが、体つきは良く見せる。調教で乗った騎手も『体に幅が出て札幌時より成長している』と上々の感触だったからね。初めての輸送競馬をクリアしてくれれば。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。休み明けで重賞初挑戦と条件が厳しすぎたか。叩いて次走どこまで上向いてくるか。