2022年4月3日
阪神11レース 大阪杯(GI)
@スカーフェイス
調子→
「いい意味で変わりなく来ている。相手は格段に強くなるが、この馬自身、ここにきて芯が入ってきた印象。自分の力を出して、どれだけ前へ迫れるかですね。」とのコメントも、今回6着敗走。人気を考慮すれば善戦と言えるか。最後方から上がり最速をマークしており、重賞ならチャンス十分か。
Aレッドジェネシス
調子→
「前走は気性面の悪い方が出た感じ。他馬と接触してやる気がなくなったみたい。今回はブリンカーを着用。牧場でも付けて貰っていたし、内回りの2000メートルで前進気勢が欲しいので、その効果に期待。」とのコメントも、今回13着大敗。後方に控えたまま見せ場を作れず…。想定よりペースが流れなかったとはいえ物足りない内容。
Bヒュミドール
調子→
「前回は久々に加えて1800メートルが忙しかった。騎手も『瞬発力勝負の方がいい』と言っていたし、現状は2000メートルがベスト。すごいメンバーでどれだけ脚を使えるかだが期待はある。」とのコメントも、今回15着大敗。終始見せ場を作ることが出来ず…。このメンバーに入ると力不足感は否めないか。
Cジャックドール
調子↑
「前走はスタートも良く、行き脚もついたので逃げる形に。勝ち時計も速く、スピードの持続力に長けている馬です。今回の舞台は先行馬に有利だと思いますし、そのアドバンテージを生かせるように乗りたいです。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。想定通り先手を奪ったものの、結果的にセーフティーリードを広げられず徹底マークされる形。展開的に厳しいレースとなってしまったか。
Dアカイイト
調子↑
「休み明けでは気負う馬が、前走はゲートを五分に出て、ポジションを取りに行ってもスムーズに折り合えた。精神面の成長を感じるね。阪神の内回りは実績のある舞台。どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回10着大敗。中団に控える形も、道中もペースが遅くならなかっただけに脚が削られてしまったか。直線でも見せ場を作れなかった。
Eエフフォーリア
調子↑
「1週前の追い切りは結構しっかりやったが、もう少しピリッとした部分が欲しいという事で今週はタイトに併せる形に。先週に比べると反応が良くなったし、天皇賞・秋のときほどではないが、有馬記念よりデキはいいと思います。昨年の年度代表馬だしグランプリホースですからね。その名に恥じないようなレースができるように頑張りたいです。」とのコメントを寄せていたが、結果はまさかの9着。中団に構えていたが全く伸びず…案外なレース内容。状態が本当ではなかったか?次走立て直したいところ。
Fウインマリリン
調子↑
「本数はこなしているし、動きは及第点。この時期だけに、毛づやが悪いのは仕方ないけど、昨年の天皇賞・春くらいの状態にはあるよ。阪神の内回りという舞台は合います。強敵相手ですが、ラチ沿いを走らせていい結果を残せれば。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。逃げ馬のハイペースに乱されてしまい…。展開が向かなかったとはいえ、次走立て直せるか。
Gポタジェ
調子→
「前走は後から1頭だけ追い上げて力は見せてくれた。レースに行くといつも真面目に走ってくれる馬だし、内回りの2000メートルも丁度いいと思う。ここでも相手なりに走ってくれそう。」とのコメントも、今回ゴール前の大接戦を制し、見事久々の勝利を掴む格好。展開が向いたとは言え久々の激走。今後も軽視は禁物と言える1頭か。
Hアリーヴォ
調子↑
「小倉との相性の良さもあるが、前走は外を回って後ろを離してくれたし、地力強化を感じる内容。中間もダメージなく調整出来ました。胸を借りる立場ですが、通用するところを見せて欲しい。」とのコメントも、今回3着に好走する形。余勢を駆っての一戦だったが、コンマ1秒差まで詰め寄る好内容。レース毎に着実に力を付けてきている。
Iヒシイグアス
調子↑
「最終追い切りは、息は荒かったが息の入りは良く、先週より一段良化。まずまず整った。暑さに気を使う時期なので、週末に寒さが戻るのは助かる。昨秋よりトモの感じはいい。初の関西圏の輸送をクリアできれば。」とのコメントも、今回4着入線。最後伸びなかったのは久々の分か。関西遠征は苦にしておらず、叩いた次走巻き返しの見込みは十分。
Jステラリア
調子↑
「使って体に張りが出てきましたし、追い切りの反応も良化。阪神の2000メートルは速い時計で勝っていますし、今回は前回と違った走りができると思います。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着。ひと叩きされて状態面は良くなっていたが、このメンバーが相手ではやや荷が重かったか。次走どこまでやれるか。
Kショウナンバルディ
調子→
「前走はいつもと違う形の競馬でも、見せ場はあった。使いつつ徐々に力を付けている感じ。阪神の2000メートルでも勝っているし、強いメンバー相手にどこまで頑張ってくれるか。」とのコメントも、今回12着大敗。ハイペースで直線向いた時には脚色一杯。このメンバー相手では荷が重い。
Lキングオブコージ
調子↑
「在厩で続けて使った前走時より、中間はいい意味で落ち着きがあります。楽しみを持ってGIレースに挑める状態。あとは当日まで、この雰囲気を乱さずに進めたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着。最後方からレースを進めていたが…。展開が向かないとこのメンバー相手では厳しい。
Mレイパパレ
調子↑
「前走はしっかり走ってくれたし、好内容。放牧を挟んだけど、カイ食いが良くうまく疲れをリカバーできたし、牧場サイドもいい仕事をしてくれています。ゲートの駐立が安定してきたのも好材料。展開を含め、競馬は鞍上に任せます。」とのコメントも、今回2着に好走する形。伏兵にゴール前差されてしまったが、展開を味方に直線でも見せ場十分のレース内容。前走に続きココも好走して復調気配。
Nアフリカンゴールド
調子→
「前走はマイペースで運べたし、少し緩い馬場も味方した印象。今回は同型がそろって相手強化。ハナは主張するつもりだが、展開を含め条件がかみ合わないと…。」とのコメントも、今回7着敗走。逃げ馬をマークする形で運んだが、ハイペースだと現状は厳しい様子。展開が向けば巻き返せるか。
Oマカヒキ
調子→
「前回も具合はいいと思っていたが、もう少し積極的な競馬をして欲しかった。馬場もだいぶ痛んできているので、その点はその馬にとってはプラス。スローの上がり勝負では厳しいので消耗戦になって欲しい。」とのコメントも、今回14着大敗。後方に控えたまま終戦…。消極的というよりは現状前に行く事が厳しい様子か。9歳馬だけに次走どこまで上向いてくるか。