■産経大阪杯 競馬予想のポイント
・1番人気馬の好走が多い!
・8枠が有利な傾向
・前走は
中山記念、
有馬記念、
ジャパンC、
京都記念組が中心!
阪神競馬場、芝2000mで施行される中央競馬の重賞競走。4歳以上の古馬戦となっており、阪神大賞典、日経賞に並んで
天皇賞(春)の重要な前哨戦として位置づけられている。斤量は56kgとなっているが、牝馬はセックスアローワンスにより2kg減となっている。しかし、過去1年以内にG1を勝った馬には2kg増。G2の1着馬は1kg増となど重賞競走の勝馬には別途斤量が課されることになっている。
第1回の開催は1957年で歴史のある重賞となっており、グレードによる格付けはG2であったが、2017年にG1へと昇格することになった。
天皇賞(春)の前哨戦に位置付けられてはいるが、天皇賞(春)の距離が3200mなのに対し、同レースの距離は2000mとなっているので、安田記念や宝塚記念など中距離を得意とする有力馬も出走してくるようになってきている。
過去の成績からレース内容をひも解いてみると、1番人気馬の成績が特に良く複勝率は90%を超える。競馬予想の際には安易に1番人気を割り引くのは致命的とも言えるだろう。その他では2〜3着馬も9番人気以内で収まることが多く、2ケタ人気馬が好走することはほとんど無いと思って良い。
脚質では先行馬から狙うのがセオリー。ただし、距離があるので差し馬の台頭も十分に考えられるので、競馬予想の際には先行馬と差し馬を中心に組み立ててみよう。逃げ馬の前残りも注意が必要で、連対率も30%と高く複勝回収率も高い傾向になっている。対抗や3着馬には逃げ馬を抜擢するのも面白い。
枠順では5枠馬の勝鞍が突出して多くなっているのが気になるデータ。2着では3枠と8枠。3着では6枠と8枠が多くなっており、総合的に判断すると8枠の成績が優秀な傾向になるので、外枠有利の可能性もある。外枠に人気馬が入った場合には要注意だろう。
その他、前走レースでは
中山記念、
有馬記念、
京都記念を経由して臨む馬に好走馬が多い。ちなみに中山記念・
金鯱賞の優勝馬に優先出走権があるが、金鯱賞組は多少割り引ける。オープン戦である大阪城ステークスを経てから臨んだ馬は頭数の割にほとんど馬券になれていない。軽視して問題無いだろう。