2022年6月4日
中京11レース 鳴尾記念（G3）
①パトリック
調子→
「オープンでも差のないレースができた。重賞でさらに相手は強くなるが、ジョッキーも手の内に入れているし、状態も安定している。どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。最後方から追い込む形も、このメンバーでは全く通用せず。現状重賞では厳しい。
②ヴェルトライゼンデ
調子↑
「脚元を考慮して帰厩後は坂路中心の調整だが順調にメニューを消化。休養明けにしてはしっかり動けている。叩いてよくなりそうな雰囲気もあるが、地力の高さに期待。」とのコメントも、今回半馬身差後続を振り切り、見事久々の勝利を挙げる格好。長期休養明けでも問題なく、次走も引き続き注目と言える1頭。
③サンレイポケット
調子↑
「先週にしっかり追ったことで今週はさらに動きが良化。良い仕上がりで臨める。近走は展開の向かないレースが続いているが、力は上位。鞍上も特徴をつかんでいる。」とのコメントも、今回3着入線。上がり最速で直線追い込んできたが、ゴール前の大接戦で後手を踏んでしまう形。大崩れしてはいないがもどかしいレースが続く。
④キングオブドラゴン
調子→
「前走は自分の競馬をしてG2でコンマ7秒差と健闘。2000メートルでどうかだが、自分の形にこだわってどこまで粘れるか。帰厩後も馬は元気いっぱいで動きもいい。」とのコメントも、今回5着入線。ハナを切って道中は見せ場十分も、直線の決め手勝負では見劣った。流れ一つで巻き返しの余地有り。
⑤ギベオン
調子↑
「休み明けだけど体重はそれほど変わらないし、年齢の割に活気もある。調教の動きも悪くない。中京も合っているのでスムーズに運べれば。」とのコメントも、今回4着入線。内々からスムーズに立ち回り、勝ち馬とはコンマ2秒差と拮抗した内容。人気を考慮すれば善戦と言えるか。次走も展開ひとつ。
⑥アドマイヤジャスタ
調子→
「転厩馬。力はあると思うがまだ手探りだし、休養期間が長いので…。喉を手術した効果でキッカケをつかめれば。」とのコメントも、今回10着と最下位に敗れる形。後方に控えたまま直線伸びず終戦。叩いてどこまで上積みが見込めるか。
⑦ショウナンバルディ
調子→
「前走はGIで相手が強かったが、レース振りは悪くなかったと思う。好相性の中京を目標に、仕上がりは順調。前で流れに乗って運びたい。」とのコメントも、今回7着敗走。好位につけていたが、決め手に見劣る形で直線は見せ場なし。復調気配は見られない。
⑧カイザーバローズ
調子→
「前走は道中の進みこそ良くなかったが、ラストは良く伸びて力があるところを見せてくれた。体調面も安定。引き続き期待したい。」とのコメントも、今回6着敗走。中団に控える形もしまいの伸びが案外。前走の反動があったか？案外なレース振り。立て直せるか。
⑨ジェラルディーナ
調子→
「口向きが良くなり折り合いがつくようになってきたことで、調教で併せ馬ができるように。前回は距離が忙しく、脚がうまくたまらなかった印象なので、これくらいあった方が良さそう。」とのコメントを寄せていたが、結果は2着好走。上がり最速の脚を使ったが、ゴール前の大接戦をモノにすることができず。折り合い面は改善されてきている。次走も注目。
⑩ヤシャマル
調子↑
「予定は1週延びたが、使った後も順調だし、仕上がりはいい。左回りがいい馬だし、中京は問題ない。好レースを期待している。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。好位につけるも直線は見せ場なく失速。2走前のレース振りを思えば案外と言えるか。少頭数では持ち味を生かせない印象。