G3 / 鳴尾記念
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【開催場所】阪神競馬場
【コース】芝2000m

■鳴尾記念 競馬予想のポイント
・開幕週の開催なので前が残りやすい?
・外枠が有利な可能性
中山記念組、京王杯スプリングC組に注目。新潟大賞典組は軽視?

阪神競馬場、芝2000mで施行される中央競馬の重賞競走。3歳以上が出走可能な重賞となっており、斤量は別定。3歳馬が52kg、4歳以上が56kgとなっており、牝馬に関してはセックスアローワンスにより、それぞれ-2kgが課されることになっている。また、過去1年以内のG1優勝馬には2kg増が課されるようになっており、重賞の勝馬は重い斤量を背負うことになる。

条件や施行時期がころころと変わっているレースであり、現時点んでは6月末に開催される宝塚記念の前哨戦として位置づけられている。

現在の6月の上旬に阪神競馬場・芝2000mに施行されるようになったのは2012年のことで、データとして取り扱うにはあまりにデータ量が少ないが、少ないながら過去の成績をひも解いてみると、スローペースからミドルペースでレースが流れる傾向が強く、さらに阪神開幕週に行われるため、阪神のゴール前の坂を持ってしても、芝が痛んで居ないという点から前が止まらない傾向が出ている。強い逃げ馬がいると、そのまま逃げ切ってしまうというケースもある。

脚質では勝馬では逃げ・先行が圧倒的に有利だが、連対馬・複勝馬となると差し馬も届くようになってくる。追い込み馬だけは厳しい傾向が出ているので、競馬予想の際の軸馬はなるべく前に行ける馬から選びたい。

データが少ないので、枠順に関する情報も出しづらいが、現段階で馬券に絡んでいる馬は4枠から外の馬となっており、1〜3枠の馬からは馬券に絡んだ馬は輩出されていない。今後もこの傾向が継続されるのか注視したい。

前走レースでは中山記念組、京王杯スプリングカップ組が1勝ずつを挙げている。他に産経大阪杯組、小倉大賞典組、日経賞組が馬券圏内まで脚を伸ばすことに成功している。新潟大賞典組も入賞経験はあるが、出走頭数を踏まえると若干好走率が落ちる。いずれにしてもデータ不足で、現段階で傾向と決めつけるのは早計である。予想の際には純粋な馬の能力や実績を見て判断することをオススメしたい。




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