2022年7月10日 小倉11レース　プロキオンステークス（G3）

�@エアアルマス
調子↑
「近走はやめる面を見せるので、ブリンカーを着ける。右回りに替るのはいいし、追い切りの反応も動きも上々。外目をスムーズに運べれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。好スタートからハナを切ろうとしたが、他馬との熾烈な先行争いを繰り広げた事で共倒れとなってしまった。マイペースな競馬が出来ないと厳しい。

�Aサンライズノヴァ
調子→
「前走はポジションを取りに行った分伸び切れなかった感じ。8歳ですが、まだまだ若さがあって状態もフレッシュ。今回はリズム重視の形でどこまで詰められるか。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。ペースは速く展開は向いたが、流石に位置取りが後ろ過ぎた印象。良かった頃の動きからはもうひとつ足りない。

�Bロードレガリス
調子→
「力は上位だろうが、1年以上休んでいるので馬体に余裕も感じる。ただ、しっかり休んだ分だけ、気持ちはリフレッシュできたし、調教の動きも悪くない。小回りにうまく対応できれば。」とのコメントも、今回4着入線。人気を考慮すれば善戦と言える内容か。上がり最速で追い込んできたが…。展開次第でまだ好勝負は見込める1頭。

�Cエブリワンブラック
調子→
「前走は気持ちが乗らず、やめてしまった感じ。デキに関しては言う事ない。やる気さえ出れば変わり身も。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。後方に控えたまま、直線でさがってきた馬をかわしただけで終戦。全く力を出せていない印象が強く、重賞に入ると力不足感は否めないか。

�Dメイショウウズマサ
調子→
「前走は59キロを背負っていたし、よく頑張ってくれた。同型との兼ね合いが鍵だけど、状態は良くなっているし、斤量も軽くなる。うまく息を入れて運べれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。序盤からペースが速くなってしまった為に、好位につけていた当馬は最後まで粘る事が出来なかったか。展開次第で巻き返しは可能。

�Eアンセッドヴァウ
調子→
「障害を取り入れて鍛えているが、この馬に小回り1700メートルのペースは忙しい。重賞で相手も揃うので…。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中団に控えて直線では良い脚を使ったが…。展開も向いているだけに、現状はこれが精一杯か。

�Fアルドーレ
調子↑
「斤量が減るのは好材料。今回は小回りの1700メートルなので、好位の後ろあたりのポジションを取りたい。能力的には重賞でも通用する。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。脚を残す為か、4コーナーでは逆に下がってしまう形となってしまったのが結果的に痛恨。直線でも脚を使う事は出来ず…。次走どこまで立て直せるか。

�Gエクレアスパークル
調子↑
「8歳馬だけに大きな変化はないけど、調教の動きから状態の良さを感じる。前走はスタートがひと息でリズムに乗れず。舞台はもってこいだし、あとは脚の使いどころひとつ。」とのコメントも、今回14着大敗。ハイペースに巻き込まれてしまう形で直線は見せ場を作れず。展開がかみ合わないと現状は厳しいか。

�Hサクラアリュール
調子→
「前走は2着と頑張ったし、引き続き調子はいい。1700メートルは少し忙しい感じもあるので、そのあたりの対応が鍵。」とのコメントも、今回3着好走。4コーナーで一気に進出を開始したが、先に抜け出した2頭を最後まで捉える事は出来なかった。ここにきて復調気配を見せている1頭。

�Iヒストリーメイカー
調子→
「今週の追い切りは遅れたが、時計的には動けているし、気配は安定。右回りに替るのもプラス。少し落ち着いた流れになれば理想的。」とのコメントも、今回2着好走。好位から押し切った勝ち馬は強かったものの、半馬身差まで詰め寄ったのは力のある証拠。低評価に猛反発してみせた。

�Jトップウイナー
調子→
「前走は展開も厳しかったが、やはり脚抜きのいい馬場でないと持ち味が生きない印象。暑い時期は体調が良い馬で中間も順調。舞台は合うし、自分の形で運んでどこまで。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。昨年と違い今年はペースが速くなってしまい、4コーナーでは既に脚色一杯という形。現状衰えは隠せないか。

�Kゲンパチルシファー
調子→
「輸送があった方が体は絞れるし、今はすごく乗りやすくなっている。メンバーは強いが相性のいい小倉なら。」とのコメントも、今回半馬身差で2着馬を振り切り、見事重賞初勝利を達成する格好。前走の休み明けを叩いて復調していたか。鞍上の手綱捌きも見事の一言で、6歳ながら今後も侮れない1頭。

�Lユニコーンライオン
調子→
「帰厩後は蹄の状態が安定。先週までに坂路で時計も出ているので、今週はサラっとやれば十分でしょう。息のもちがどうかだが、パワーがあるのでダートはこなせていい。」とのコメントも、今回大差の16着と最下位に敗れる形。馬体重自体は普通だったが、中身が伴っていなかったか、或いはダートが想像以上に不得手か。いずれにせよ叩き台だけに次走が重要か。

�Mヴェルテックス
調子→
「小回りの1700メートルはやや忙しい印象。休み明けで58キロを背負って、今回の舞台でどこまで頑張れるか。」とのコメントも、今回5着入線。直線伸びを欠いたのは58キロの分か。大きく負けてはいないが、もう少し距離もあった方が良い印象が強い。

�Nサンライズウルス
調子→
「小倉への輸送を考慮して、この中間はうまく調整してこられました。今回は重賞でコーナー4つの1700メートル。それほど器用に立ち回れないタイプなので楽ではないと思いますが、今後へのいい経験になれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着。最後方からなだれ込むだけのレース内容。陣営の期待とは裏腹に、オープンクラスの洗礼を受ける形となってしまった。

�Oラーゴム
調子↑
「前回は折り合いを意識せず、積極的な競馬をオーダーしたのですが、かわされてからまた盛り返してくれました。前回と同じ小回りの1700メートルですし、同様に積極的な競馬で。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。ハイペースは不得手か？外枠発走だった事も相まって、道中で脚を使ってしまったのが痛かった印象。流れ一つで立て直しは可能か。