2022年9月11日
中山11レース 京成杯オータムハンデキャップ(G3)
@ベレヌス
調子↑
「前走は小回りの1800メートルで、展開や馬場状態などすべてがかみ合ってくれました。中間はその状態を維持する調整ですが、高いレベルで安定。開幕週の中山で自分のレースをして、どこまで頑張ってくれるか。」とのコメントも、今回5着入線。果敢にハナを切る形も、競られてマイペースで行けなかったのが痛恨だったか。大きく負けてはいないが、接戦をモノにする事が出来なかった。
Aコムストックロード
調子→
「距離うんぬんよりも、序盤からリズム重視で、位置を取って運べるかが重要になってくると思う。乗り方次第では。」とのコメントも、今回8着敗走。序盤は好位に付けたが、4コーナーで一気に失速。この距離は現状長そうか、1200〜1400で改めて。
Bインテンスライト
調子↑
「休み明けで緩さは残るけど、ひと追いごとに動きや息遣いは良くなっていますよ。ハンデはいいし、中山コースも得意です。どこまで頑張れるかですね。」とのコメントも、今回7着敗走。休み明けの影響か、スタートで後手を踏んだ事が結果的に痛恨だったか。大きく負けてはいないが、最後まで前を捉える事が出来なかった。
Cシャーレイポピー
調子→
「前走の敗因は距離なのかも。中山は昨秋の紫苑Sで4着に来ていますし、阪神で4勝と坂のあるコースでも結果を出している。ハンデも据え置き。マイルでどんな競馬をしてくれるか。」とのコメントを寄せていたが、結果は6着。後方から良い脚を使ったが脚を余してしまい…。大きく負けていないとは言え、前が残る展開では厳しいか。
Dタガノディアマンテ
調子→
「中間は在厩調整で気配はいい。最近は掛かり癖があるので、流れが速くなるマイルを使ってみる。良い面が出てくれれば。」とのコメントも、今回10着大敗。後方から上がり最速をマークしたものの、前が止まらずそのまま終戦。現状この距離は忙しそうな印象。
Eミスニューヨーク
調子↑
「状態面の変動が少ないタイプで中間も順調。前走は小回りの1800メートルを意識したレースでしたが、4走前は出負けを克服してV。今回もしまい勝負の思い切ったレースでいいと思います。展開次第では。」とのコメントも、今回4着入線。勝ち馬とはコンマ1秒差だけに無念の結果か。位置取りが好位の後ろだった事で、最後まで前を捉える事が出来なかった。
Fルークズネスト
調子→
「前走はなかなか前に壁を作れず、中途半端な位置に。それでもしまいはジリジリと脚を使って、着順ほど負けていない。かみ合えば重賞でもやれる力はある。開幕週でうまくスタートを切る事ができれば。」とのコメントも、今回13着と最下位入線。最後方のまま見せ場を作ることが出来ずそのまま終戦。明らかに精彩を欠いている印象で、立て直しを図りたい。
Gダーリントンホール
調子↑
「マイルを使って崩れずに走れているし1800メートルでもがんばった。夏場は苦手だが、暑さも乗り切れた様子。中山にも対応は可能。ゲートが以前より安定しているので五分のスタートを切れれば。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。ペースが遅く、後方で脚を溜めていた当馬にとっては厳しい展開となってしまったか。着順ほど大きく負けてはいないが…。立て直しを図りたい。
Hシュリ
調子↑
「前走はハナへ行けた事もあり道中は力まずに運べたし、メンコ着用の効果もあったと思う。もともとあれくらい動けて良い馬。中間は自然体の調整だが、引き続き状態はいい。ここも自分のリズムなら。」とのコメントも、今回発走直前に疾病の為競争除外となる形…。無念の一言。
Iルフトシュトローム
調子↑
「これまでは後肢の左右差が大きくて走りのバランスが悪かったが、去勢して劇的に変わった。先入観のない様にテン乗りの騎手で臨む。」とのコメントも、今回11着と大敗。陣営コメントとは裏腹に、劇的にレース振りが変わった印象はなく…。依然復調気配は見られない。
Jファルコニア
調子↑
「中間も調教と馬の元気さのバランスを取りながら、いい形で調整出来たし、今回も仕上がりはいいですよ。中山の開幕週の流れもこの馬に向きそう。引き続き好レースを期待。」とのコメントも、今回ゴール前の大接戦をクビ差で制し、見事勝利を収める格好。道中は2着馬をマークする形で脚を溜め、直線末脚に懸けるレース内容。接戦をモノにできたのは鞍上の手腕と言えるか。念願の重賞初制覇。
Kミッキーブリランテ
調子→
「中1週なので追い切りは調整程度で十分。近走がピリッとしないが、中山のマイルではいい走りを見せてきた。斤量も2キロ減るので、変わり身がないかな。」とのコメントも、今回クビ差2着と好走。3コーナーでハナに立つと、そのまま直線でも粘り通し最後まで見せ場十分。中山マイルは滅法得意な様で、引き続き舞台次第で注目の1頭。
Lクリノプレミアム
調子↑
「もう1本くらい追い切りは欲しいけど、すぐに気が入りやすいので、休み明けを考えればこの調整で十分。牡馬が相手とはいえ、前走のGIよりメンバーは楽ですから。中山のマイルはベスト。休み明け明けでも楽しみです。」とのコメントも、今回3着好走。ベストの舞台で躍動してみせたが、結果的に前の馬を楽に行かせすぎたか。大きく負けてはいないだけに勿体ない内容。
Mレインボーフラッグ
調子→
「年齢的に調子の変動は少なく、気配は変わりない。距離も守備範囲。軽ハンデを生かして頑張って欲しい。」とのコメントも、今回9着敗走。好位の後ろに控えたが、直線はジリ脚しか使うことが出来なかった。さすがに衰えは隠せない印象。