2022年9月11日
中京11レース セントウルステークス（G2）
①ボンボヤージ
調子↑
「前走後もカリカリすることなく、落ち着いて過ごせているのは何より。左回りと坂のあるコースに実績はないが、今の状態なら結果も変わってくると思う。どんなレースをしてくれるか楽しみ。」とのコメントも、今回10着大敗。流石に前走の反動があったか、或いは左回りは不得手か。前走ほどの粘りを見せる事は出来なかった。
②シャンデリアムーン
調子→
「年齢的に大きな上がり目は見込みづらいが、当週の動きからも仕上がりはいい。前走は自分の形に持ち込めず、力を出し切れなかった。やはりベストはハナだが、この相手にどこまでやれるか。」とのコメントも、今回7着敗走。果敢にハナを切ったが、ペースが速すぎたか直線失速。自滅する格好となってしまった。
③ジャスパープリンス
調子→
「十分に乗り込んだし、仕上がりは問題ない。芝は久しぶりになるけど、スタートは速いので前で競馬はできると思う。自分のレースをして頑張って欲しい。」とのコメントも、今回13着と最下位に敗れる形。さすがにレコードタイムが出る舞台で好位追走は厳しかったか。現状はダートでこそという1頭。
④メイショウケイメイ
調子→
「前走は時計が速すぎた。中間は放牧を挟んだが、大きな馬ではないし、仕上げには手間取らない。力は出せる。」とのコメントも、今回11着大敗。依然大きく上向いてきた印象はなく…。現状力不足感は否めない。
⑤メイケイエール
調子↑
「春は追うごとに体が減ったが、今は減らないので緩めずに乗る事ができた。体重も490キロ前後あり、雰囲気はいい。もちろん、先を見据えた仕上げではあるが、成長した今ならここも楽しみ。」とのコメントも、今回後続に2馬身半をつけ見事勝利を収める格好。レコードタイムでの決着となったが、レース振り自体は楽な形で文句なしの内容。本番へ向けて視界良好と言える一戦。
⑥タイセイアベニール
調子→
「2走前は落馬した馬を避けるアクシデントがあり、前走は窮屈なレースになった。ここ2戦は力を出せていない。状態は変わりなく来ているし、前崩れの展開になれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方から脚は使っているが、前が止まらない展開で厳しいレースとなった。現状展開が向かないと上位進出は難しいか。
⑦サンライズオネスト
調子↑
「帰厩当初は体が細くなっていたが、乗り込みながら回復してきた。状態はいい。開幕週で極端に時計が速くなるとどうかだが、かみ合えば。」とのコメントも、今回3着好走。中団で脚を溜めたが前の馬が止まらず、当馬も直線ジリ脚しか使えず。現状の力は発揮している。
⑧モントライゼ
調子→
「先週にテンから行かせて時計を出したので、今週は実戦を想定してラストを伸ばす追い切りに。いい反応だった。道中で我慢させた前走が好内容だったので、この戦法に磨きを掛けたい。」とのコメントも、今回6着敗走。前走より位置取りを前目にしたのが裏目に出たか、思った程の脚は使えなかった。ハイペースが祟った印象。
⑨ダディーズビビッド
調子→
「夏場に弱く良化はスローだったが、涼しくなって徐々に上向いてきた。左回りだとコーナーでスピードを落とさずに回って来られるし、この舞台には実績がある。あとは重賞で相手が強化されて、どこまでやれるか。」とのコメントも、今回4着入線。レコード決着だけに現状はこれが精一杯というレース内容か。力は発揮しているが…。
⑩チェアリングソング
調子→
「転戦続きで少しづつ馬体は減っているが、体調は悪くない。脚質から開幕週の馬場は楽ではないが、まだ伸びしろがある。健闘を期待したい。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。後方に控えたまま見せ場なく終戦…。脚自体は使っているが、レコードが出るハイペースだけに厳しい展開となったか。
⑪ソングライン
調子↑
「当週は津村騎手がしっかり動かしてくれ、右回りのコースでも上々の走り。夏を越して精神面で落ち着きが出て、どっしりと構えているのはいい傾向。1200メートルは初めてだが、ゲートは出るし、本質的にはスピードタイプ。今後に向けていい競馬を。」とのコメントも、今回5着入線。中団に控えて脚は使ったが、前からは大きく離される形。レコード決着だけに追走に手間取ってしまったのが痛かった。
⑫ファストフォース
調子→
「ダッシュがつかない現状だが、体は絞れているし、動きもしっかりしている。中京でも差のない競馬は出来ている。きっかけをつかみたい。」とのコメントも、今回2着好走。逃げ馬をマークする形でスムーズに運べたが、今回は1頭規格外の馬がいたという印象。レコード決着の中この馬自身も力は発揮している。
⑬ラヴィングアンサー
調子↑
「リフレッシュ放牧明け。ひと脚は使えるが、脚質的に開幕週の馬場がどうか出るか。他馬を気にして馬混みを割れないようなところがあるので、うまく外へ出せれば。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。後方からなだれ込むだけのレース内容。ここに入ると流石に力不足感は否めないか。