2022年10月16日
阪神11レース 秋華賞(GI)
@ウインエクレール
調子→
「早めに栗東入りして調整した。体調はいい。まだ成長途上で良くなるのは先だし、距離も未知数だが、能力は間違いなく秘めている。初めての一級線相手でどこまでやれるかだが、楽しみはある。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着。道中は良い形でレースできていた様に映ったが…。結果的に輸送、そして地力も足らなかったか。自己条件で改めて。
Aライラック
調子↑
「紫苑Sの後は美浦でじっくり調整し、仕上がりは絶好。前走は課題のゲートをクリアしたし、スムーズさを欠きながら小差の3着とやはり力がある。スタートさえ決まればここでも十分やれる。」とのコメントも、今回10着大敗。最後方から追い込んできたが、流石に位置取りが悪すぎたと言う他ない結果。前走同様、今後もスタートが鍵になる1頭。
Bタガノフィナーレ
調子→
「2番手から運んだ2走前は少しリズムを崩した。現状は前走の様にハナに立って自分のリズムで走る競馬がベスト。近走は頭数が落ち着いていたが、今回はGIで多頭数のレース。同型との兼ね合いが鍵になるね。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。スタートで後手を踏み出遅れた上、道中も厳しいペースでハナに立つことが出来ず。自分の形で競馬が出来ないと厳しい。自己条件で見直したい。
Cラブパイロー
調子→
「気性面を考えると、やはり先手を奪いたい。初速は遅いので1コーナーの入りが大事になる。調整はうまくいったし、いい仕上がりだよ。」とのコメントも、今回14着大敗。全くスピードについて行く事が出来ず終戦…。一級線が揃うココだと現状は力不足。自己条件から。
Dストーリア
調子→
「GIということはあまり意識せず、この馬のローテーションを守って挑戦。一気に相手が強くなるし、初めての右回りなどやってみないと分からない面も有ります。この経験が今後につながれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方から脚を使ったが、前を捉えるには至らなかった。4着馬とはタイム差なしの接戦だったが、今回は上位3頭が強すぎた印象。
Eメモリーレゾン
調子↑
「前回はある程度仕上げていましたが、あくまでトライアル仕様でしたし、上積みはあると思う。前回の舞台よりも阪神の2000メートルの方が競馬はしやすそう。うまく対応して、ひとつでも上の着順を目指したい。」とのコメントも、今回4着入線。人気を考慮すれば大善戦と言えるか、この馬なりに力は発揮している。今回は上位3頭の地力が抜きん出ていた。
Fスタニングローズ
調子↑
「前走は外枠で前に壁を作れない形でしたが、収穫の多い内容でした。その後は放牧で背中の疲れを取って帰厩。ここ2週の動きからもいい状態で臨めます。2歳時から能力の高さを感じていた馬。何とかGIの称号を付けてあげたいですね。」とのコメントも、今回後続に半馬身差をつけ見事勝利を収める格好。好位から粘り込み、そのまま後続の追撃を許さなかった。文句なしのレース内容で新たな女王誕生となった。
Gナミュール
調子↑
「春は馬体の維持に主眼を置きつつ勝負にいくという難しい調整をしていましたが、今回はその心配がなく元気な状態で臨めます。前脚を上げてゲートを出るので、遅れ気味になるのは想定内。地力勝負の流れになれば。」とのコメントも、今回2着好走。結果的にスタートで7番に馬体をぶつけられたのが痛恨だったか。それ以外は終始文句なしのレース振りで、今回は運がなかったと言う他ない一戦。馬体増は成長分で、今後の成長が楽しみな1頭。
Hスターズオンアース
調子↑
「剥離骨折の程度は軽かった。放牧先で状態の回復を待ち、計画通りに立ち上げる事ができた。鞍上が2週続けて跨った事で力を出せる態勢は整ったし、乗り方は鞍上に任せるつもり。とても能力の高い馬なので大きな勲章を取らせたい。」とのコメントも、今回3着好走。スタート直後に7番がヨレ、ぶつけられた8番と接触してしまい、結果的にコレでヨレてしまったのが致命的だった。後方から上がり最速で追い込んできたが前を捉えられなかった。レース内容自体はこの馬が一番強かった印象。世代上位の素質は揺ぎ無い1頭。
Iアートハウス
調子↑
「前走後はチャンピオンズヒルズに放牧に出して心身のリフレッシュを図ってから、秋華賞に向けてコンディションを上げてきました。素晴らしい状態で帰厩しましたし、この馬としてはメンタル面も落ち着いています。」とのコメントも、今回5着入線。好位でレースを進めたものの、3コーナーからのペースアップで脚を削がれてしまったか。ゴール前の接戦で後手に回ってしまった。現状の力は発揮しているが、まだまだ成長は見込めそうな1頭。
Jエグランタイン
調子→
「前走は道中で少しもたもたしていたけど、それでも3着に来るのだから能力がある。ジョッキーも2度目だし、上積みも見込めるので、GIでどこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回6着敗走。前走より前目につけ、勝ち馬とコンマ4秒差と大崩れせず。展開は向かなかったが着実に力は付けてきているか。先々も注目の1頭。
Kウォーターナビレラ
調子↑
「2走前はテンションが高く、前走は穏やか過ぎた。そのあたりを調整しながら、ここに向けて順調に仕上がった。桜花賞で好走している様に力はある。距離も大丈夫だと思うし、巻き返しを期待。」とのコメントも、今回12着大敗。道中良い位置に付けていた様に映ったが、やはり距離が長かったという印象のレース振り。マイル以下で巻き返しを見込みたい。
Lエリカヴィータ
調子→
「ひと夏を越して馬体がひと回り成長してパワーアップ。センスのいいタイプで阪神の内回りコースにも対応出来ると思う。重賞勝ちした2000メートルの距離も合っているし、力を出し切れれば素質的にはここでも見劣らない。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。プラス18キロという馬体重の割に、前走より上向いたという印象は薄かった。初の関西遠征も響いたか。次走立て直したいところ。
Mブライトオンベイス
調子→
「前走後は短期放牧を挟みましたが、仕上がりは順調です。逃げて勝っていますが、スピードの違いでハナに行っているだけで、控えても大丈夫。距離は未知数ですが、ジョッキーとの相性が抜群ですし、期待しています。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。スピードを生かしハナを切ったが、結果的に距離が長かったという印象のレース内容。現状はマイル以下の方が力を発揮できそうな印象。
Nサウンドビバーチェ
調子→
「前回は初めての2000メートルでハナに行く形になりましたが、よく踏ん張っていました。いつもの競馬をすれば切れそうな感じもしますし、馬場が渋っても苦にしないタイプ。ここでも、どこまでやれるかたのしみはあります。」とのコメントも、今回7着敗走。逃げ馬をマークする形も、直線で脚色一杯というレース内容。前走からの上積みも少なく、GIでやるにはもう一段階力を付けたいところ。
Oプレサージュリフト
調子→
「オークスはスタートを出ていい位置で運べたが、最後に踏ん張り切れなかった。中間の動きはいいし、春より1段上がった印象。器用な立ち回りが必要な舞台なので、騎手が取りたい位置を取れるように調整し、自信をもって臨みたい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。後方に控えたが、大外枠という事もあって位置取りが悪くなってしまったのが痛恨。器用さは感じなかっただけに、現状は広いコースの方が向きそうな印象。