2022年10月23日
阪神11レース 菊花賞(GI)
@ガイアフォース
調子↑
「新馬戦の後にひざを骨折しましたが、復帰後は全く影響がなく、一走ごとに馬も成長。良馬場の小倉でレコード勝ちの足跡を考えると3000メートルがいいとは断言できませんが、強靭なスタミナを感じます。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。スタートで後手を踏んだ影響もあったとはいえ、直線の伸びが案外。前走の反動があったか?無念の結果。
Aシェルビーズアイ
調子→
「前走は夏3走目で疲れがあったようだし、馬場傾向や展開も厳しかった。その後、休ませて気配は一気によくなった。スタミナがあり、長丁場への適正も高い。相手は強くなるが、楽しみはある。」とのコメントも、今回10着大敗。後方に控えたまま何もすることが出来ず終戦。ハイペースに対応する事が出来なかった印象。ここでやるには力不足。
Bプラダリア
調子↑
「前走時は放牧先から体が減って返ってきたので、それを戻しながらの徴性。もともと叩き良化型とはいえ、そのあたりの影響もあったと思う。この中間は気配が一気によくなった。折り合いはつくし、スタミナもある。」とのコメントも、今回7着敗走。ペースが速かった影響か、控えたものの脚が溜まらなかった様子。本質的にはもう少し短い所の方が向くか。
Cボルドグフーシュ
調子↑
「追い切りではダイナミックな走り。いい感じで仕上がった。前走は内が有利な馬場で外からいい脚を使ってくれたし、豊富なスタミナが武器。思い通りのローテーションで進められているし、持ち味を出し切れるようなら。」とのコメントも、今回2着好走。ゴール前では勝ち馬と接戦を繰り広げたが、ハナ差粘り込まれてしまった。仕掛けどころも完璧だったが、レコード決着だけに勝ち馬を褒めるべきか。持てる力は発揮した。
Dヤマニンゼスト
調子↑
「夏から使っているので、強い負荷を掛けずに状態を維持できるように調整し、いい雰囲気。前走は内々をうまく立ち回って狭い所を割る勝負根性も見せた。操縦性の高い馬だし、折り合い面から距離延長に不安はない。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。前走以上に道中厳しいペースとなってしまい、後方からの競馬に撤する形。結果的に前が止まらず…。この馬なりに力は発揮しているか。
Eビーアストニッシド
調子→
「前走は馬混みで窮屈なレースになったけど、しまいは脚を使っていた。ひと叩きしていいガス抜きが出来たし、状態もいい。距離は未知数だけど他馬も同じだし、デキの良さを生かしたい。」とのコメントも、今回13着大敗。現状ここでやるには力不足という印象。自己条件で改めて。
Fアスクワイルドモア
調子→
「前走は後ろからの競馬になり、流れに乗れなかった。掛かる馬ではないので距離はこなせると思うし、上積みも見込める。レコードで重賞を勝っている様に能力はある。スムーズに運べれば。」とのコメントも、今回9着敗走。最後方付近で脚を溜めようとしたが、ハイペースすぎて脚が溜まらなかった様子。ここでは力不足。
Gマイネルトルファン
調子→
「普段は堂々としているけど、レースでは真面目に走ってくれない。長い距離は合うと思うので、チークピーシズの効果が出るといいね。順調にきているよ。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。1勝クラスからの臨戦過程だけに厳しかったと言う他ない。自己条件で改めて。
Hシホノスペランツァ
調子→
「前走はジョッキーがうまく乗ってくれたが、長距離で適性を見せた。多少は時計が掛かった方が良さそうだけど、脚力はある。GIでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回5着入線。後方から脚を伸ばす事に撤したが、それが上手く嵌った印象。1勝クラスからの臨戦ながら見せ場十分のレース。自己条件なら即通用する。
Iセイウンハーデス
調子→
「前回でも集中力が足りないところがあったので、そのあたりが解消すれば。中間は深いブリンカーを試し、効いている感じはある。距離自体は大丈夫だと思う。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。果敢にハナを切ったが、やや折り合いを欠いていた様子は否めない。ブリンカーが効きすぎてしまったか。立て直したい。
Jドゥラドーレス
調子→
「春に比べるとクビ差し、肩回りにいい筋肉がついて馬体も成長。馬具を工夫した事で操縦性も良くなった。ここなら周りの出方を見ながら進められるいい枠順では。ストライドが大きいので、もまれない位置で運びたい。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚を使っていたが、上位3頭からは大きく離されてしまった。ハイペースだっただけに経験が響いてしまった印象。まだまだこれからと言える1頭。
Kヴェローナシチー
調子→
「神戸新聞杯は久々のぶんがあったと思う。使って状態は上向いているし、ここまで青写真通りにきている。どんなメンバーでも善戦するのがこの馬のいいところ。どれだけやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回12着大敗。後方からなだれ込むだけのレース内容。ペースが速すぎたか、全く脚を使うことが出来なかった。ここでは力不足感は否めない。
Lディナースタ
調子→
「良化の余地を残しているものの、春よりカイ食いが良くなって、たくましさを感じる。しっかり負荷をかけて調整出来ているし心肺機能の高さも感じる。持ち味を生かし、どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。好位に付けたもののペースが速く、最後まで脚を残す事は叶わなかった。自己条件で見直したい。
Mアスクビクターモア
調子↑
「デビュー前から本質的にはステイヤーだと思っていたので、距離を詰める事はせず、我慢する事を覚えさせた。目標にしていたレースに万全の態勢で臨めるのは何より。力を発揮出来れば。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をハナ差で制し、見事GI初制覇を達成する格好。早め先頭でゴール前は押し切られるかと思われたが、最後まで粘り通して見せた。スタミナ、スピード共に世代高水準の1頭。
Nポッドボレット
調子→
「1度使ったことで馬体の張りが良くなっているし、追い切りでもバランスよく走れていた。前走は忙しい感じだったので、距離延長で自分のリズムで運べるのは好材料。」とのコメントも、今回16着大敗。序盤から好位に取り付く形も、向こう正面で早くも失速。ペースが速すぎて脚が溜まらなかった。自己条件で見直せるか。
Oフェーングロッテン
調子→
「今週の追い切りでは躍動感があったし、調子の良さがみなぎる走りだったと思う。前走はよく踏ん張っていたし、評価出来る内容。ブリンカーを着用してから前向きさが出てきて、精神力が強化されたのを感じる。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。中団に構えたが、結果的にペースが速すぎて脚が溜まらなかった。中距離前後で見直したい。
Pジャスティンパレス
調子→
「前走は、ひと夏を越しての成長を感じる内容。馬だけを見ると長距離タイプとはいえないが血統的には兄が長い所で活躍。掛かるタイプでもないので、それほど距離の心配はしていません。前走以上の状態で臨めそう。」とのコメントも、今回3着好走。外枠ながら中団に控え、3コーナーから一気に仕掛けて行く形。前残りを許す形にはなったものの、レコード決着だけに上位2頭を褒めるべき内容か。この馬も着実に力を付けてきている。
Qセレシオン
調子↑
「スタミナはあるので、あとは気持ちの問題。スイッチが入るかどうかだね。そういう意味では3000メートルはいいと思う。今回も深いブリンカーで前回と同じ馬装でいく。やる気さえ出せば、ここでもやれていい。」とのコメントも、今回11着大敗。大外枠から好位を取りに行ったが、ハイペースが祟って脚が溜まらず。次走マイペースなら見直せるか。