2022年11月5日
東京11レース 京王杯2歳ステークス（G2）
①デイドリームビーチ
調子→
「発熱から立て直した。追い切って雰囲気は上昇。相手が強くなるし、東京への対応も鍵になる。どこまでやれるか。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。最後方に控えたまま見せ場なく終戦。発熱の影響は少なからずあったか、それを踏まえても重賞では力不足。
②アンタノバラード
調子→
「1週前に騎手が乗ってしっかりやって、いい状態に仕上がった。血統的に1400メートルは合うと思っていたが、あえて長い距離から使いだしてレースを覚えさせた。リズム良く走れれば楽しみ。」とのコメントも、今回10着大敗。着順ほど大きく負けてはいない印象も、初の1400メートルで重賞挑戦。やや短すぎた印象は否めないか。次走適距離で改めて。
③サイモンオリーブ
調子↑
「軽い脚部不安で放牧出したが、帰厩後は滞りなく乗り込めた。まだ成長段階にある馬だが、操作性の良さは武器だし1400メートルもベスト。どこまで通用するか。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。中団に控えたが直線ジリ脚。馬体増は成長分を加味してもやや太めで、次走自己条件で臨みたいところ。
④ペースセッティング
調子↑
「間隔はあいているけど馬は元気一杯。距離が延びる今回は折り合いが鍵になるし、前に壁を作って運べれば。」とのコメントも、今回4着入線。勝ち馬とはコンマ4秒差だけに大きく負けてはいないが、結果的に成長分を含めても馬体が太かったか。やや調整ミス感は否めない。
⑤ミスヨコハマ
調子↑
「先週までにほぼやったので今週はしまい重点だったが、いい感じに仕上がった。前走は馬場の悪い内を通らされたことが影響。ここは試金石になるが、軽い芝の方がいいと思うし、リラックスして走れれば距離は大丈夫。」とのコメントも、今回7着敗走。後方から良い脚で詰め寄ってきたが、前がそのまま残る展開だけに…。逃げ馬が残る展開では厳しい。次走どこまでやれるか。
⑥マーブルマカロン
調子↑
「初戦はスピードの違いでハナへ行ったが、操縦性に問題はなく条件は合いそう。走りから芝でもやれそうだし、調教でもしまいの脚はしっかり。胸を借りるつもりで。」とのコメントも、今回11着大敗。流石に重賞で芝初挑戦は厳しかったと言う他ないか。大きく負けてはいないだけに、自己条件ならチャンス有りか。
⑦フロムダスク
調子↑
「前走はゲートでうるさい面を見せて出遅れた。その後は練習を積んで落ち着けるようなったが、当日のテンションが鍵になる。距離は問題ないので、ゲートを上手く出てくれれば。」とのコメントも、今回2着好走。マイペースで運べたとは言え、最後まで脚が止まらず見せ場十分のレース内容。ハナさえ切れればしぶといタイプ。
⑧ミシェラドラータ
調子→
「前走見ると7ハロンは大丈夫だと思う。デキも順調。キャリアは豊富なので、経験値を生かしてどこまで頑張ってくれるかだね。」とのコメントも、今回12着大敗。レース内容が良くなった印象はなく、重賞では厳しい感じは否めない。自己条件で改めて。
⑨エナジーチャイム
調子↑
「少し体は大きくなったけど、気性はもう少し落ち着いて欲しい。今回は当日輸送なので、そのあたりがどう出るか。距離短縮は好材料なので、もまれずに運びたい。」とのコメントも、今回8着敗走。後方から上がり最速で追い込んできたものの、前を捉えることは出来なかった。今後もペースに左右される形となるか。
⑩オオバンブルマイ
調子→
「初戦はいい位置で折り合って、センスの良さを見せてくれた。小柄でもカイ食いはしっかり。順調にきているので重賞でどこまで動けるか。」とのコメントも、今回後続に1馬身差をつけ見事勝利を収める格好。新馬勝ちからの参戦となったが、一気の斤量増も問題なく前走以上に強いレース内容を見せた。テン乗りとなった鞍上も上手く乗った。大金星。
⑪シェーンプリマー
調子→
「新馬戦のダメージは大きくなく、中2週でも順調に調整ができた。前走は余裕のある勝ち方だったし、あとはどれだけ時計を詰める事ができるか。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。スタートで後手に回ってしまい、そのまま挽回する事が出来なかった。力不足感は否めない。
⑫ブーケファロス
調子↑
「一生懸命に走りすぎてしまう面があり現状では気持ちのコントロールが難しい。1400メートルの方がレースはしやすいと思うので、状態の良さを生かして頑張って欲しい。」とのコメントも、今回6着敗走。後方から良い末脚を使ったが、前を捉える事は出来なかった。内容自体は前走より良いだけに、現状は1400メートル以下の方が良さそうか。
⑬アスクドリームモア
調子→
「前走はスピードのあるところを見せて1400メートルにも対応してくれた。乗りやすくて左回りも問題ないと思うし、脚をためて運べれば。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。初の関東輸送が響いたか？位置取りは悪くない様に映ったが直線伸びず…。次走どこまで立て直せるか。
⑭ヤクシマ
調子↑
「前走はレコード決着だったし、外を回っていた事も影響したと思う。ここを目標に調教もしっかりやれたし、具合はいい。馬場が広い東京でじっくりと運び、どこまで伸びるかだね。」とのコメントも、今回5着入線。好位からジリジリ詰め寄ってきたが、前残りを許す形となってしまった。流れ一つで巻き返しは可能。
⑮ノーブルラン
調子↑
「100点に近いくらいの仕上がり。休ませてすごく良くなっているし、追い切りも素晴らしい動き。ここでも期待している。」とのコメントも、今回9着敗走。中8週で馬体重が16キロ増、流石に太め残りだったか？次走どこまで絞れるか。
⑯スピードオブライト
調子↑
「前走後は短期放牧を挟んでここを目標に調整。1週前にしっかりやって今週は流す程度だったがいい動きだった。初戦は1200メートルで勝ったが、距離は延びても大丈夫。重賞でも通用すると思う。」とのコメントも、今回3着好走。逃げ馬をマークする形で直線も見せ場十分。結果的には仕掛けが遅すぎたか？流れ一つで更なる上位進出も可能。
⑰ロッソランパンテ
調子→
「スタートは五分に出るが、二の脚が遅く気合をつけると掛かり気味に。前走はペースが遅すぎたとはいえ、乗り難しい面がある。スムーズに立ち回れるかが鍵になる。」とのコメントも、今回15着大敗。好位の後ろに付けていたにも関わらず全く粘る事が出来なかった。重賞では力不足感が否めない。
⑱ロンドンプラン
調子→
「先週の動きはひと息だったが、今週はいい動きを見せていたし、もう心配はない。前走の内容から距離延長もコース替りも大丈夫。少し怖がりなところはあるが、スムーズな競馬さえできれば。」とのコメントも、今回14着大敗。位置取りが良かったにも関わらず直線の伸びが案外。何らかのトラブルがあったか？立て直しを図りたい。