2022年12月3日
阪神11レース チャレンジカップ（G3）
①レッドベルオーブ
調子↑
「短期放牧を挟んだが状態は良さそう。コーナー4つの競馬の方が良きも入れやすい。勝った小倉のときのようにリズムを崩さずに走れれば。」とのコメントも、今回9着敗走。前走同様ハナを切る形も、直線全く粘る事が出来ず。急激な馬体増が響いた形か？立て直し必須。
②ルビーカサブランカ
調子→
「前走は休み明けでいきなりのGIだったけど、よく詰め寄って来られた。使った後の動きはいいよ。展開頼みのタイプだけど、ここでも見劣る事はないと思う。」とのコメントも、今回2着好走。中団に控え直線では手応え十分に進出してきたが、勝ち馬が強すぎたというのが正直なところか。見せ場を作れなかった前走からの巻き返しは果たした。
③エヒト
調子↑
「七夕賞のときと比べると動きに物足りなさはあるが、本数は積んだし走れる状態にはある。距離、コースは問題ない。」とのコメントも、今回3着好走。左回りよりは右回りの方が現状は向きそうなタイプか。レース振りは良く、流れ一つで引き続き注目の1頭。
④サンレイポケット
調子↑
「あまり夏に強くないので、近走は調整が難しかった面も。涼しくなって気配は上向いています。右回りでも問題ないし、斤量が軽くなるのもいい。」とのコメントも、今回4着入線。結果的に位置取りが後ろ過ぎた格好か、直線脚を伸ばすも前を捉えられなかった。レース内容自体は立ち直っている。
⑤ビーアストニッシド
調子→
「中間は厩舎で調整しているが、いい意味で馬体も立派になり、調教もしっかりと動けている。距離短縮もプラスだし、年長馬相手にどこまで通用するのか楽しみ。」とのコメントも、今回8着敗走。好位につけたが直線脚を使うことが出来ず失速。菊花賞と併せて、2走連続で10キロ以上の馬体増。流石に調整不足という他ないか。立て直しは必須。
⑥エアファンディタ
調子→
「追い切りはしまいまでしっかり。動きは良かった。この距離なら追走は楽になると思う。コーナー4回のコースが良い方に出て欲しい。」とのコメントも、今回5着入線。上手く立ち回ったものの、その影響か近走見せていた末脚は鳴りを潜めた。大きく負けてはいないものの、煮え切らない競馬が続く。
⑦メイショウテンゲン
調子→
「脚元を考慮して中間はプール併用で調教をしているが、しっかりと仕上げる事ができた。休み明けでの重賞で調整は楽ではないけど、仕上がりの良さを生かしたい。」とのコメントも、今回14着と最下位に敗れる形。流石に休みが長すぎたか、全くレースにならなかった。ここを叩いてどこまで上向いてくるか。
⑧タイセイモンストル
調子→
「牧場のケアで夏の疲れは取れたし、帰厩後の動きもいい。ワンペースなので上がりが速くなると分が悪い。まずは自分の形で運びたい。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。道中は逃げ馬をマークする形も、厳しいペースを追走してしまう息が入らなかった様子。ここでやるには現状力不足。
⑨ブラヴァス
調子→
「ここ2走からもようやく復調気配。前回は59キロでも伸びてきていたし、あの内容ならここでも楽しみ。」とのコメントも、今回7着敗走。最後方から追い込んできたが、上位からは大きく離されてしまった。本当に良かった頃からはもう一息。
⑩ソーヴァリアント
調子↑
「心房細動のアクシデントがあった前走は参考外。放牧を挟んで、いつも通りの雰囲気で戻ってきてくれて影響はなさそう。仕切り直しだが仕上がりはいい。昨年と似たローテーションと、同じ鞍上で今年も期待したい。」とのコメントも、今回後続に1.3/4馬身差をつけ見事勝利を収める格好。唯一好位から押し切る形での勝利、このメンバーでは流石にモノが違ったか。昨年に続いての連覇で、このコースも滅法得意。
⑪パトリック
調子→
「前走はひと脚を使って欲しかったが、流れも不向きだった。デキは落ちていないし、ここも自分の競馬で。2走前のようにポジションを取れるといいね。」とのコメントも、今回13着大敗。中団に控えたものの、全く脚を使うことが出来ずに終戦。重賞では現状荷が重い。
⑫ヒンドゥタイムズ
調子→
「去勢してからいいレースができています。今回も硬さが出ず、いい状態です。阪神コースも合っているし、展開ひとつでチャンスはあると思います。」とのコメントも、今回6着敗走。最後方から上がり最速で追い込んできたものの、前を捉えるには至らなかった。流れが向かないと現状は厳しいか。
⑬ディアマンミノル
調子→
「前走は直線でブレーキをかける面があり参考外。短期放牧を挟んだが、デキは順調。しまいはいい脚があるし、展開ひとつでもっとやれても。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。最後方に控えたが末脚不発…。前走同様全くレースになっていなかった。次走立て直せるか。
⑭ニホンピロスクーロ
調子→
「ブリンカー着用で行きっぷりが良くなり、前走はマイペースに持ち込んで粘り強い走りをしてくれた。重賞でどこまでやれるかだが、引き続きデキはいい。」とのコメントも、今回11着大敗。ハナを切る事が出来ず直線もジリ脚。昇級緒戦で重賞は流石に相手が悪かったと言うべきか。もう一段階力を付けたいところ。