2022年12月4日
中京11レース チャンピオンズカップ(GI)
@グロリアムンディ
調子↑
「馬場が悪くなると見て宝塚記念にチャレンジしたが良馬場で…。その後は暑さもこたえたので、しっかり休ませてリフレッシュ。初のダート重賞だった2走前が外々を回って2着。仕上がりもいいので楽しみ。」とのコメントも、今回12着大敗。後方に控えたまま何もすることが出来ず終戦…。陣営コメントとは裏腹に、やや急仕上げだった感は否めない。
Aサンライズホープ
調子→
「今回もスタート次第だと思いますが、あえて後ろから行く事はないかと。そのあたりはジョッキーに任せます。左右の回りが替るのは問題ないので、もまれずに運べて、最後までやめずに走れれば。」とのコメントも、今回6着敗走。3〜4コーナーから動いて行く形で見せ場は作ったが、展開的にはやや厳しかったか。力自体は発揮している。
Bハピ
調子→
「もう息は出来ているので、今週は強すぎず、軽すぎずの追い切り。動きは良かった。まだ体つきは完成途上だが、早い時期から結果を出して年長馬相手でも互角に走れている。ここも展開ひとつ。」とのコメントも、今回3着好走。内々からスムーズに進出、ゴール前まで見せ場十分というレース内容。勝ち馬との差もコンマ2秒差で、来年が非常に楽しみと言える1頭。
Cスマッシングハーツ
調子→
「GIへ臨むにあたって、マイルを使った後というのはいい過程だと思うし、ダートオンリーの方が発馬を決めやすい印象。距離も守備範囲なので末脚が生きる形なら。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。中団に控えたままジリ脚しか使うことが出来なかった。このメンバーに入ると流石に力は見劣るするが、その割には善戦出来たか。
Dジュンライトボルト
調子↑
「ダートだと3〜4コーナーで上がってくるスピードが芝とは違う。引き続き中京コースもいいし、1800メートルの方がむしろペースも合いそう。ダート転向からすごい勢いでここまできたので、何とかGIも制したい。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をクビ差で差し切り、見事勝利を収める格好。前が残る展開を上がり最速で豪快に差し切ってみせた。見た目以上に強いレース振り、ダート転向4戦目で一気に砂の頂点へ。
Eレッドガラン
調子→
「前走の着順はひと息だったが、この馬なりに脚は使っているからね。引き続き状態はいいし、母系からダートもこなせそう。GIで相手もそろっているけど、違ったところを見せて欲しいね。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。後方に控えたまま直線はなだれ込むだけ。初ダートだけに止む無しと言えるか。適条件で改めて。
Fオーヴェルニュ
調子→
「昨年の当レースは4コーナーで包まれるロスがあった。中京は相性がいいし、好位で砂をかぶらず、スムーズに運べれば、もっとやれるはず。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。陣営サイドのコメント通り、道中スムーズな競馬こそ出来たが…。それだけに力差を感じさせる内容となってしまった。
Gサンライズノヴァ
調子→
「前走も脚は使っていますが、この馬向きの展開にはなりませんでした。中間も順調でいい状態をキープ。昨年は5着に頑張っていますし、持ち味の末脚が生きる流れになって欲しいですね。」とのコメントも、今回15着大敗。以前見せていた豪脚は完全に鳴りを潜める形。衰えは隠せないか。
Hノットゥルノ
調子↑
「前走は久々のぶんや馬場が合わなかったのかも。短期放牧を挟みましたが、2走前に近い気配になっています。調教の感じでは左回りは大丈夫。跳びが大きく、広いコースになるのもプラス。」とのコメントも、今回8着敗走。マイナス13キロという馬体重からも状態面が案外だったか?JDDで降した同世代馬が上位争いをしているだけに…。立て直しを図りたいところ。
Iクラウンプライド
調子→
「前走が逃げる形になったので、先週、今週と坂路で馬の後ろへ入れて我慢させる追い切りを消化。違う展開にも対応出来るように調整してきた。テーオーケインズの強さは肌で感じてきたが、出走するからには勝つつもりで臨みたい。」とのコメントも、今回2着好走。前走に続き再度展開が向く形になったとはいえ、最後までそのまま押し切るかと思われる程の粘り腰。来年以降が楽しみと言える若駒。
Jバーデンヴァイラー
調子→
「気性的にむらなところがあるので、先週、今週とブリンカーを着けて追い切りました。悪くなかったですし、競馬でも付けていきます。前走とは状態が違うし、馬具の効果で最後までしっかり走れるようなら。」とのコメントも、今回14着大敗。前走の大敗時より着差自体は詰めているが…。ブリンカー着用の効果はあまり感じられず、立て直しは必須と言えるか。
Kテーオーケインズ
調子↑
「前走は外を回って力を捻じ伏せる強い内容でした。いい状態で臨めそうですし、昨年より精神面の成長を感じます。中京コースでは良績を残していますし、時計もある馬ですからね。スムーズな競馬ができれば。」とのコメントも、今回4着入線。人気を背負っていただけに案外な結果だったと言えるか。走破時計自体も、昨年制した自身の時計より非常に遅く、力を発揮しているとは言い難い内容。反動が出やすいタイプか?いずれにせよ無念と言う他ない一戦。
Lシャマル
調子↑
「前走は羽角マイル戦。外枠で外を回る形になりましたが、最後までしっかりと頑張って小差の3着。距離はさらに延びますが、前走内容や血統、折り合い面からもこなしてくれないかと思います。具合もいい。」とのコメントも、今回5着入線。前走のJpnI・3着入線がフロックではない事を示した格好。距離はギリギリといった印象か。マイル以下なら改めて期待できる1頭。
Mタガノビューティー
調子→
「最近は少しズブさも出てきたので、1800メートルはむしろいいかも。前走は内へ行ったが、切れなかった。4コーナーをうまくさばいて外へ出せれば。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。陣営コメントとは裏腹に、現状のこの馬に1800メートルはやや長かった印象は否めない。距離短縮で巻き返したい。
Nサクラアリュール
調子→
「本来はもう少し長めの距離の方がいいのですが、この距離でも対応はしてくれると思うし、中京も合っていると思います。しまいは確実に脚を使うタイプ。相手なりにそこそこ動けても。」とのコメントも、今回13着大敗。向こう正面で仕掛けていったが、最後まで脚を残す事は叶わなかった。このメンバーでは流石に地力は見劣りする。
Oレッドソルダード
調子↑
「変わらず順調です。メンバーは強力ですが、とにかく自分の形にこだわりたい。何とか先手を取り、この馬の力を出し切って、どこまでやれるかですね。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。希望通り先手を奪う事は出来たが、全く抵抗出来ず直線失速…。オープン特別で見直しが必要か。