2023年2月12日
阪神11レース 京都記念(G2)
@マテンロウレオ
調子→
「週末の坂路での動きは良かったが、水曜の追い切りがちょっと物足りなかった。予定通りのスケジュールで、このメンバーでも力を出し切れば差はないのだが…。」とのコメントも、今回2着好走。勝負所で下がってしまったが、それが逆に今回は功を奏した格好か。勝ち馬は強すぎた印象も、この馬もキッチリ巻き返しを果たした。
Aラストドラフト
調子↑
「前走は道中で他馬と接触し、掛かる面が。そこで嫌気が差した様でラストも伸び切れず。この馬の一番ダメなパターンだった。追い切りの動きもいいしデキは文句ない。リズム良く走れればここでも善戦は可能。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。結果的に後方に控えたまま何もすることが出来なかった印象。前走より上向いた様子もなく…。立て直しは必須。
Bウインマイティー
調子↑
「前走は3〜4コーナーがスムーズなら掲示板はあったかなという内容。一線級相手によく頑張ってくれた。中間は疲れをケアしながら在厩で調整。阪神内回りは実績を残すコ―ス。内目でうまくスタミナを温存できれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中段からスムーズにレースをしたが、直線の末脚比べで後手に回ってしまった様子。相手も強かった印象で、もう少し時計が掛からないと厳しいか。
Cアフリカンゴールド
調子→
「前走はいいペースでハナへ行けたし、最後もそれほど止まっていない。メンバーがそろっているが、昨年同様に単騎でいってマイペースなら。」とのコメントも、今回9着敗走。出遅れて後方からのレースとなってしまい、全く見せ場を作れなかった。スタートが決まらないと現状は勝負にならないか。
Dキングオブドラゴン
調子→
「半信半疑だった前走が、2番手から抜け出して『あと一歩』の場面。収穫の多い2着だったね。右回りの方が安心感があるし、追い切りも坂路でしっかり動けています。」とのコメントも、今回4着入線。好位で粘っていたが、直線末脚比べでやや見劣ってしまったか。前走のレースがフロックでないことは示した。展開ひとつでチャンス有り。
Eユニコーンライオン
調子↑
「冬場と中間の雪の影響で太め残りなので、2週続けてコースで併せ馬。馬はフレッシュだし、追い切りを重ねて集中力も出てきた。1ハロン短縮で気持ちを切らさずに走れるといいね。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。果敢にハナを奪う形となったが、ペースが速く差し有利の展開を招いてしまう格好。このメンバーが相手ではマイペースでないと厳しいか。
Fマイネルファンロン
調子→
「放牧明けでも体調は上がってきています。今回は金曜に早めの輸送。そうすれば体も減らないからね。ただ、メンバーは揃いました。どこまで頑張れるか。」とのコメントも、今回12着大敗。向こう正面で仕掛けて行く形も、直線粘れず失速してしまった。勝負に行った形だったが、良い頃と比べると流石に衰えは否めないか。
Gプラダリア
調子→
「追い切りは気分よく走らせて、折り合い面も問題なかった。手前もしっかりと変えていた。昨秋よりも馬体が成長してパワーアップ。それが前走にもつながっている。相手は揃ったが、使っている強みはある。」とのコメントも、今回3着好走。前走のレース振りとは打って変わって、好位追走から最後まで良い粘り腰を見せていた。違う形でレースが出来たのは今後の事を考えるとプラスと言えるか。まだまだ力を付けられる1頭。
Hキラーアビリティ
調子→
「復調気配を感じます。相手は強いですが、ここでもいい競馬が出来れば先が楽しみに。」とのコメントも、今回5着入線。好位からレースを運ぶ形となったが、直線の末脚比べで見劣った分離される形に。勝馬は強すぎたが、展開次第で巻き返しは可能。
Iエフフォーリア
調子↑
「レース後の回復が速かったので、ここをつかうことに。体重は前回と同じか少し減る程度だが、見た目には引き締まった感じ。阪神での2戦は、前日輸送の影響もあったのか結果を出せていない。そこを考慮し、今回は木曜に栗東に輸送して、そこから当日輸送でレースに臨む。」とのコメントを寄せていたが、結果は3〜4コーナーで心房細動発症か、一気に失速してしまいゴール前で競争中止のアクシデント…。道中の手応えは復調を感じさせていただけに無念の一言。
Jインプレス
調子→
「前走は決して良い展開ではなかったが、それでも差し切る辺り能力の証なのだろう。中間は入念に練習してゲートの不安は解消。相手は強いが楽しみはある。」とのコメントも、今回11着大敗。終始後方に控えたまま何もすることが出来なかった。流石にいきなりの重賞挑戦は相手が強すぎた印象か。次走リステッドで立て直したい。
Kドウデュース
調子→
「フランスでの1か月間は、よくわからないが心身ともに日本に居る時とは全然違ったからね。帰国してからは急に良くなって回復が速く、スムーズに立ち上げられた。休み明けとしてはいい感じで迎えられる。」とのコメントも、今回後続に3馬身半差をつけ、見事勝利を収める格好。4コーナーでは既に先行馬を射程圏内に入れ、直線では早々に突き抜ける形。このメンバーではモノが違ったという印象。ドバイ遠征へ向けて視界良好。
Lスカーフェイス
調子→
「前走は外から伸びて、着順ほど負けていません。叩き3戦目の上積みがあり、阪神は相性もいい。相手は強いですが、自身の力を出せれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方から脚は使えているものの、なだれ込むだけのレースといった印象で見せ場なく終戦。展開が向かないと上位進出は厳しいか。