2023年4月16日 阪神11レース　アンタレスステークス（G3）

�@カフジオクタゴン
調子→
「前走は16キロ増だったが、調教で動かして、しっかりカイ食いをしたもので太くはなかった。枠に恵まれない中、ポジションを取って手応え以上に伸びてきた。コース相性もいいので楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。好位から良いレースは出来ていたが、逃げ馬をマークし過ぎたか直線脚色が鈍ってしまったのが痛恨。次走立て直しを図りたいところ。

�Aメイショウカズサ
調子→
「それなりに時計は出ますが、以前と比べて覇気が感じられない。走らない馬ではないのですが、そのときの気持ち次第の面があるので…。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。昨年の良かった頃と比べてもやはり状態面はいまひとつといった印象か。依然復調の兆しは見られない。

�Bゲンパチルシファー
調子→
「中間はプールを併用して調整しているが、なかなか絞れて来ない。当日は馬場が乾いて、体が絞れていればもう少し動けると思うが…。」とのコメントも、今回9着敗走。最後方で脚を溜めたが、逃げ馬がそのまま残る展開だけに位置取りが厳しかったか。馬体自体は絞れていたが、良かった頃と比べると…。

�Cキタノリューオー
調子→
「マーチSを除外になりここへ。当週はしまい重点も、いい動きだったね。前走は前が残る展開のなか、よく追い込んだ。初舞台で重賞になるが流れ一つで出番も。」とのコメントも、今回11着大敗。最後方からなだれ込むだけのレース内容。現状重賞では力不足感が否めないか。

�Dダイメイコリーダ
調子→
「調教は動くが、前回も、もうひとつ粘りがないからね。いいところにつけて、どれだけ踏ん張れるか。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。前走同様、好位に付けたが全く粘れず…。立て直しに時間を要しそうな敗れ方。

�Eサンライズホープ
調子↑
「前走は馬場に尽きると思います。ジョッキーは『スイッチを入れられなかった』と行っていました。押しても押しても進まないという感じでした。幸いダメージは無かったので、普通の馬場ならもっと走れていいですよ。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。今回スイッチが入る様な場面はあったが、直線良い脚を持続させる事ができなかった。乾いた良馬場でないと力を発揮できないタイプか。

�Fケイアイパープル
調子↑
「先週、今週としっかりやって態勢は整った。まだフワッとするところはあるが、実戦で集中して走ってくれれば。」とのコメントも、今回6着敗走。大きく負けていないとはいえ、これが現状の精一杯という印象のレース内容。良かった頃と比べるとやや見劣りするか。

�Gフルデプスリーダー
調子→
「フェブラリーSを目標にしていたが、フレグモーネでひと息入れてリセットした。今回は根を詰めすぎない様にゲート練習をしたが、今のところ問題ない。実戦に行ってどうかも、発馬を決めて強気な競馬をして欲しい。」とのコメントも、今回13着大敗。ひと息入ったものの、中団から全く脚を使えず大きく離されてしまった。頓挫の影響も少なからずあったか。立て直したい。

�Hヴァンヤール
調子→
「どこからでもレースができるようになってきたし、前走も好内容。在厩調整で体調も安定している。重賞のメンバーでも期待したい。」とのコメントも、今回2着好走。半馬身差まで勝ち馬を追い詰めたが、差し切る事が出来ず。展開的にも勝ち馬が強すぎたというべきか。この馬自身も力は付けてきている。

�Iゴールドハイアー
調子↑
「先週の福島を除外になって1週スライド。昇級戦の前走が、しぶとく脚を伸ばしてオープンにめどを立てる走り。重賞でも混戦になれば出番はありそう。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。中団からジリ脚を使ったが、前を捉える事は叶わず。重賞ではまだ力不足感が否めないか。

�Jキングズソード
調子→
「少し前向きさを欠いていたのでメンコを外して追い切ったが、いい意味でピリッとしてきた。レースでも少し砂を被った方が折り合う。」とのコメントも、今回3着好走。最後方付近から上がり最速で追い込んできたが、先に抜け出していた2頭からは離されてしまう格好。良い脚は使えるが、展開が向かないと難しいか。

�Kプロミストウォリア
調子↑
「前走は速い時計に対応してくれた。レースセンスのいい馬だし、調整も順調なので、リズム良く運べれば。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で逃げ切り、見事勝利を収める格好。斤量59キロを背負いながら逃げ、2〜4着馬まで差し馬で占められた事を考慮すれば着差以上に強いレース内容と言えるか。斤量を背負いながらも連勝は止まらず。

�Lロードブレス
調子→
「追い切りは騎手が乗ってしっかり。久々の割に良い仕上がりで臨めそう。終いを生かす形が合うので、流れてくれれば。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。休み明けが長かった分、道中はちぐはぐなレースになってしまった印象。ここを叩いて次走どこまで立て直してこれるか。

�Mオセアダイナスティ
調子→
「除外でここへスライドした影響もなく順調な仕上がり。前走はブリンカー効果がうかがえて収穫があった。距離が1800メートルに延びる今回は違った走りができるのでは。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。序盤こそ好位に付ける事ができたが、3コーナーで大失速、そのまま見せ場を作ることなく大差終戦…。鼻出血があったか？尋常でない負け方だけに立て直しは必須。

�Nパワーブローキング
調子→
「この馬なりに力を付けているし、差す形が見について充実してきた。相手が強くなるし、関西への輸送もどうかだが、今回は経験を積むべくチャレンジの一戦。現状でどれだけやれるか力試し。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚を使ったが、先に抜け出した馬達をかわす事は叶わなかった。昇級緒戦だけに今後も好勝負を見込めそうな1頭。