2023年5月14日 東京11レース　ヴィクトリアマイル（GI）

�@ロータスランド
調子↑
「牧場からしっかり乗り込み、帰厩してからも調整は順調。最後に詰めた肢からも、距離延長はプラスだし、ジョッキーにも感触をつかんでもらった。時計の掛かる馬場になって、展開がかみ合えば。」とのコメントも、今回6着敗走。ハナを切っていい粘りを見せたが、流石にゴール前で失速してしまった。着順ほど負けてはいないが、流石に距離はやや長めか。

�Aスターズオンアース
調子↑
「前走で体重が大きく増えていたがほぼ成長分。中5週で数字は同じくらいだと思うが、大阪杯で好走した反動もなくいい状態で臨める。左回りの方がよりスムーズに走れるし、広くて直線の長い東京コースは魅力。マイル戦になるので、スタートから流れに乗れれば。」とのコメントも、今回3着好走。好位の後ろで溜める競馬をしたが、直線思いの他伸びて来なかった。歴戦のマイラー相手ではこれが精一杯という印象。

�Bサウンドビバーチェ
調子↑
「先週、今週の感じならもう一段階上がっているはず。回りは問わないし、東京1600メートルは絶好の舞台。メンバーは強いですが、この馬も引けは取らないと思います。どれだけやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。内々からスムーズなレースに撤して粘り込んで見せた。流石に強敵相手には叶わなかったが、現状の力は発揮出来た。まだ成長を見込める。

�Cアンドヴァラナウト
調子→
「昨年の今頃より目方が増え、体が成長しているのはいい材料。前走もしまいは脚を使ったし東京に替ってさらに良さが出れば。馬場は多少渋ったとしても、極端な道悪にならなければ大丈夫。」とのコメントも、今回11着大敗。後方に控えたまま何もする事が出来ず…。GIでは現状力不足感が否めないか。

�Dスタニングローズ
調子→
「背中の疲れを感じたので大阪杯は回避しましたが、そのかいあっていい状態で帰厩。もともと能力は高いですが、現時点での成長も見込めます。以前は道悪をこなせなかったが、今の状態なら。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。状態面がひと息だったか？好スタートを決めることが出来ず、後方のままレースを終えてしまった。立て直しを図りたい。

�Eソングライン
調子↑
「近2走はこの馬の力を発揮出来ず申し訳ない気持ち。今回は反省を踏まえ、しっかり負荷を掛けられており、戸崎騎手も感触を掴んでくれている。5歳になり心身とも大人になってきた印象も。できることはやってきたので、結果を出したい。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をアタマ差で制し、見事勝利を収める格好。やや内で捌くのに手間取った形も、それだけにキッチリ差し切ったのは地力がある証拠。まだまだ上積みも見込めそうで、安田記念連覇も十分視野。

�Fイズジョーノキセキ
調子↑
「短期放牧へ出し、前走の直線で寄られた事によるショックはもうありません。東京では重賞を勝っていますし、続けて1600メートルを使う事でうまく立ち回れれば。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。追走の時点で脚を使ってしまい、直線全く伸びて来なかった。現状マイルはやや忙しいか。

�Gララクリスティーヌ
調子↑
「前走はよく差し切ってくれました。放牧を挟んで順調にきていますし、左回りのこの舞台を見据えて昨秋に走らせました。競馬が上手ですし、能力を出し切ってどれだけやれますか。」とのコメントも、今回14着大敗。スタートこそ決まったが、追走に苦心したか道中で徐々に位置取りを下げてしまい、そのまま見せ場を作る事が出来なかった。GIでやるにはまだ力不足。

�Hクリノプレミアム
調子→
「昨年と同じローテーション。のびのびと走っているし、いい状態をキープ出来ているよ。本来はマイルが一番合っている馬で、折り合いがつけば必ず脚は使ってくれるからね。重馬場になっても大丈夫。相手は強いけど頑張って欲しいね。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。昨年とほぼ同様のレース振りで、全く良いところがなかった。番組的に仕方ないとはいえ、東京コースは明らかに不向き。

�Iサブライムアンセム
調子→
「前走は道中のタメも利いていたし、最後まで脚を使えていた。GIの速い流れの方がレースはしやすいだろうし、相手なりに動ける強みを生かしてどこまで。」とのコメントも、今回13着大敗。最後方からなだれ込むだけのレース内容。GIでは現状追走で手一杯という印象が強い。

�Jナミュール
調子↑
「前走はいい立ち回りができたし、時計的にもよく走っていると思います。帰厩後も馬体面ではいいボリュームを保てているし、力を出せる仕上がり。GIで差のないレースを続けてきた馬。ここも期待しています。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。直線入り口で16番からの不利を受けてしまい、そのまま立て直せず…。状態は良かっただけに勿体ない一戦となってしまった。

�Kナムラクレア
調子↑
「今年に入って脚元が落ち着き、コ―ス調教を取り入れて無駄な力みが少なくなっています。2,3歳時と比べて成長していますし、それがマイルGIに挑戦しようと考えた理由のひとつ。メンバーは強力ですが、どれだけ力を発揮できるか。」とのコ年とも、今回8着敗走。この馬なりにスムーズなレースはしていたが…やはりマイルはやや長いか？着順ほど負けてはいないが、ベストは1200m前後。

�Lディヴィーナ
調子→
「ずっと具合はいいが、レースにいくとかみ合わず結果が出ていない。左回りの1600メートルは一番合っていると思うし、昨年も着順ほど負けていない。メンバーは強いが、いいところを見せて欲しい。」とのコメントも、今回4着入線。後方から上がり最速で突っ込んできたが、これが精一杯という形。展開さえ向けば。

�Mステラリア
調子→
「脚元と相談しながらやってきましたが問題なく調整する事が出来ましたし、ここまで順調です。久々の距離になりますが、1800メートルの前走がいい手応えで運べましたし、東京のマイルにも対応してくれるでしょう。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。中団からなだれ込むだけのレース内容となってしまった。少なからず前走からの反動があったか、立て直したい。

�Nルージュスティリア
調子↑
「前走は前の馬に有利な展開だったし、不完全燃焼。あまりレース数を使っていないので伸びしろがあるし、左回りの方が走りやすそう。状態も良さそうなので、このメンバーでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回10着大敗。この馬にはペースが速かったか、好位につけたが直線脚色が鈍ってしまった。まずは重賞で勝ち負けを見込みたい。

�Oソダシ
調子↑
「先週にコースで速い時計を出したから追い日は坂路で単走。文句ナシだったよ。カーブが1回の東京1600メートルは存分に力を発揮出来る舞台。ソダシらしい走りができれば。」とのコメントも、今回2着好走。逃げ馬をマークする形で外々からスムーズな形。勝ち馬の豪脚に屈してしまったが、昨年覇者の力は見せた格好か。安田記念でも軽視は禁物。