2023年10月14日
東京11レース 府中牝馬ステークス(G2)
@コスタボニータ
調子↑
「暑い時期は無理せず、前走後は放牧へ。ひと回り大きくなって帰厩して、乗り込みも順調です。今回も相手は強力だが、具合の良さでどこまでやれるか楽しみです。」とのコメントも、今回8着敗走。大きく負けていない一方、純粋な末脚比べで見劣る形となってしまった。もう一段階成長を見込みたいところ。
Aエリカヴィータ
調子↑
「前走後はクイーンSを使うプランもあったが、牧場での態勢が整わずに予定を切り替えた。帰厩後は順調に乗り込めたし、ブリンカー効果のあった前走が収穫の有る内容。舞台も合うし、牝馬同士なら差はない筈。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。現状重賞では力不足というレース振り。ブリンカー効果も感じられず…。オープンで立て直せるか。
Bルージュスティリア
調子↑
「今週は相手に合わせる感じだったが、リズム良く走れていたし、仕上がりは良さそう。前走は4コーナーでつまずきながらも、もう一度伸びていい走りを見せた。1800メートルでも力を出せる筈。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。好位に付けてスムーズな形も、逃げ馬をスムーズに行かせすぎたのが痛恨か。展開が向かないと上位争いは厳しいか。
Cストーリア
調子→
「前走は少し早めにエンジンをかけて、長く脚を使わせる理想的な競馬ができました。苦しい面が抜けて結果に結びついてきた印象。東京のこの舞台もぴったり。」とのコメントも、今回4コーナーで故障発生、競争中止となってしまうアクシデントが発生…。無念の一言。
Dルージュエヴァイユ
調子↑
「最終追い切りの動きを見る限り、態勢は整った。体の使い方が良く、加速もスムーズ。どんな競馬でも出来るし、好レースを期待。」とのコメントも、今回2着好走。逃げ馬が残る流れだけに厳しい展開も、直線良い脚で追い込んできた。スタートが決まらなかったのは痛恨も、重賞初勝利は目前のところまで来ている1頭。
Eプレサージュリフト
調子↑
「夏場に無理をしなかったのが良かった。状態の良さを感じるし、充実期にある。距離はもつと思うし、相手は強くなるが、体調の良さで。」とのコメントも、今回5着入線。久々の分位置取りが後ろとなってしまい、その分前を捉える事が出来なかった印象。末脚は使っており、次走更なる上積みがあれば。
Fディヴィーナ
調子→
「ジョッキーが返し馬からうまく乗ってくれて、手が合うみたい。1800メートルも大丈夫だと言ってくれている。ずっと具合も良く安定しているし、良い結果を期待したい。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をハナ差で制し、見事勝利を収める格好。これまでのレース振りから一転、ハナを切る形で最後まで粘り通して見せた。待望の重賞初制覇を達成、勢いそのままにGIへ。
Gライラック
調子↑
「1週前にコースでびっしりやって今週は坂路だが、順調な仕上がりだし、春よりも状態がいい。春は展開や相手関係などで結果が出なかったが、次に向けても牝馬同士のここは結果を出したい。」とのコメントも、今回3着好走。好位の後ろに控えていたが、直線でもジリジリと脚を使って小差の好内容。状態は立ち直ってきている。
Hアンドヴァラナウト
調子↑
「最近は行きっぷりがもうひとつだが、ここは昨年3着の舞台。出たなりの位置でリズム良く運ばせたい。硬さがなく、仕上がっている。」とのコメントも、今回6着敗走。好位からスムーズな競馬で小差のレースも、昨年程の動きにはなかったという印象。次走どこまで上向くか。
Iファユエン
調子→
「早くからここを目標に乗り込んできた。動きも良く、いい状態をキープ。リズム重視で運べば最後にいい脚を使えるタイプ。鞍上とも手が合いそうだし、持ち味を上手くいかせれば。」とのコメントも、今回12着と最下位に敗れる形。最後方に控えたまま脚を使う事が出来ず…。重賞では現状力不足という他ない結果。オープンで改めて。
Jシンリョクカ
調子↑
「春に見られたカイ食いの細さが解消し、体がひと回り大きくなった印象。体重増は成長分で、調教でも重さがなくいい状態で送り出せそう。古馬との力関係が鍵も、広いコースは合う。楽しみ。」とのコメントも、今回10着大敗。脚は使っている一方、クラシックで見せていた程の力は発揮できなかった印象。まだ状態面がひと息だったか?立て直しを図りたい。
Kイズジョーノキセキ
調子→
「北海道からの輸送の疲れがあったが、回復。今週の追い切りはいい時計で動けた。前走は馬場も悪く、厳しい競馬になったし、昨年勝っているレースで見直したい。」とのコメントも、今回9着敗走。勝ち馬からはコンマ6秒差と着順ほど負けてはいないが、一方で近走から大きく上向いたという印象も感じられない。年齢的な衰えは否めないか…。
Lフィアスプライド
調子↑
「前走はクイーンSを除外され関屋記念を使ったが、時計の速い決着に対応していい脚を使った。短期放牧を挟んだが、引き続きいい状態。東京コースや1800メートルの距離にも実績があるので、流れに乗ってスムーズなら。」とのコメントも、今回4着入線。最後方から上がり最速で追い込み、あわや差し切るかというところまで詰め寄ってきた。ここにきて成長を感じさせる1頭で、次走も軽視は禁物と言えるか。