2023年11月4日
東京11レース 京王杯2歳ステークス(G2)
@アグラード
調子↑
「前走後は放牧に出して馬体も回復したし、調教に跨った鞍上にもいい感触をつかんでもらった。前走がいい勝ち方で、折り合い面から現状では1400メートルも合っているみたい。ここに入ってどれだけやれるか。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。最後方からひと脚は使っているが、位置取り的にここまでが精一杯か。自己条件で改めて。
Aロジリオン
調子↑
「ゲートの課題は修正できつつあるし、肉体面も徐々に成長。前走は強い勝ち方ができた。しっかり疲れを取り、いい準備ができた。どこまで通用するか楽しみ。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬はレコードタイムでの勝利だけに、クビ差まで詰め寄った内容は評価出来るが…。人気を考慮すれば善戦はしている。
Bオーキッドロマンス
調子→
「順調。調教は地味だけど中身はできているので問題ありません。あとは時計の速い今の東京の馬場にどこまで対応出来るか。距離も前走の様にためていけば大丈夫。」とのコメントも、今回3着好走。レコードが出るペースを好位から追走し、そのまま最後まで粘り込むかという惜しい内容。反動がなければ次走も要注目。
Cタヤスロンドン
調子→
「熱中症の症状で鞍上が無理をしなかった前走は参考外。放牧で立て直して状態はフレッシュで仕上がりはいいし、1400メートルも余裕を持って追走できるのでむしろ良さそう。素質的にもそれ程差はないはず。改めて。」とのコメントも、今回12着と最下位に敗れる形。最後方からの追走で、全く脚を使えないまま大差敗走…。明らかに精彩を欠いており、立て直しは必須。
Dアンバーニードル
調子→
「前走後は放牧でリフレッシュし、帰厩後も順調で変わらず調教では動く馬。センスがいいので1ハロン尾距離延長にも対応出来る。相手は強くなるが、ここでどれだけやれるか見てみたい。」とのコメントも、とのコメントも、今回9着に敗れる形。中団に構えて脚は使えているが、結果的にはなだれ込むだけというレース内容。重賞でやるには現状力不足。
Eゼルトザーム
調子↑
「先頭に立つとフワッとするが伸びしろは感じる。距離延長は競馬がしやすくなるだろうし、具合の良さでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回11着大敗。好位の後からスムーズなレースこそ出来ていたが、直線では早々に脚色一杯となってしまい伸びを欠く形。距離が長いか、或いは休み明けが響いた形か。いずれにせよ立て直しは必須。
Fコラソンビート
調子↑
「前走後は放牧で成長を促した。調整は順調で、調教では無理をしなくても楽に動ける体幹の良さがあり、実戦でのセンスも良い馬。まだ緩さはあるがそれだけ成長の余地があるし、ここでも結果が出せればこの先が楽しみ。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をクビ差で制し、見事レコードタイムで制する格好。時計が出やすい馬場状態だったとはいえ、中団から鋭く伸びてキッチリ差し切ってみせる圧巻のレース内容。距離延長は問題ないタイプで、反動が無ければGIでも要注目と言える1頭。
Gミルテンベルク
調子↑
「前走は勝ち馬の目標になったが、最後は差し返そうとして力は示してくれた。注文の付かないタイプなので、左回りも1400メートルもこなしてくれそう。気のいいタイプで、仕上がりもいい。」とのコメントも、今回5着入線。好位からスムーズに立ち回ったものの、結果的に距離が若干長いと言える内容か。レコード決着でも大きく負けてはおらず、巻き返しは十分可能。
Hバンドシェル
調子↑
「初戦は出遅れて外を回る形。強い競馬だった。能力は高く、長い直線もいい。発馬が決まれば重賞でも。」とのコメントも、今回4着入線。発馬こそ決まったがペースが速かっただけに、結果的に前走同様後方からのレースの方が良かったか。それでも大きく負けてはおらず、重賞でも通用する力は示している。
Iタイガードラゴン
調子→
「前走を使った後も疲労はなく、積極的に調整ができた。状態はいい。東京の1400メートルで重賞となると流れは違うと思うが、最後まで脚は使えそう。どれだけやれるか。」とのコメントも、今回8着敗走。レース自体はスムーズではあったが、レコード決着の形で流石に厳しい展開だったという他ないか。自己条件で見直したい。
Jアスクワンタイム
調子↑
「追い切りでは遊ぶ面を見せていた。まだ幼い面はあるが、そういう馬だから逆に競馬に行けばしっかりと折り合える。ここは兄が勝ったレース結果を出したい。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。中8週でプラス14キロ。成長分というにはやや太すぎた感は否めず、今回は状態がひと息だったか。レコード決着も不得手な様子で、時計が掛かる馬場なら。
Kジャスパーノワール
調子→
「ゲート内でうるさい面が有るので、練習を積んだ。前走の内容なら距離延長は大丈夫そう。現状は無理に抑えずにレースをした方がいい。」とのコメントも、今回6着敗走。大外枠からスムーズにハナを切る事は出来たが、結果的にレコード決着を演出する形となってしまい、当馬自身は息が持たずに失速。距離も長い印象で、自己条件の1200メートルで改めて。