2023年11月18日
東京11レース 東京スポーツ杯2歳ステークス（G2）
①シュバルツクーゲル
調子↑
「クモズレ防止のために、調教は緒戦同様に坂路、Pコース主体で。今週もラストは余力十分。体が締まり、やる気も出てきた。センスは非凡。楽しみはある。」とのコメントも、今回2着好走。内々から好位に控え、直線でも粘り強く脚を使う格好。人気はなかったが評価を覆す形で、GIでも軽視出来ない存在か。
②サークルオブジョイ
調子→
「初戦は着差は僅かでもまだ余力はあった。一線級が相手だともう少し切れは必要だけど、調教の動きは上々で、今回はさらに動けると思う。ゲートも練習では問題ない。」とのコメントも、今回9着敗走。中団に控えたものの、全く脚を使う事が出来ず終戦…。現状重賞では力不足。
③ファーヴェント
調子↑
「久々だけど思った程テンションも上がらず、順調に乗り込めた。初戦が期待通りの走りを見せたし、長距離輸送を経験できたのもプラス。素質は見劣らない。」とのコメントも、今回3着好走。好位に控え直線2着馬と接戦を繰り広げたが、勝ち馬からは大きく離される形。現状の力は発揮しており、今後の成長を見込みたいところ。
④ミカエルパシャ
調子↑
「放牧を挟み、体も成長して大人びた雰囲気になってきました。20キロ近く増えますが、太め感はありません。今回も同じ左回り。フットワークから良馬場なら、より良さそうな印象も。楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。後方から行く形となったが、脚を使って勝ち馬からはコンマ5秒差。陣営コメント通り太め感はなく、敗れたとはいえ着実に力はつけている。
⑤ショウナンラプンタ
調子↑
「ゲートからの発進、道中の口向きなどに課題はありましたが、初戦が能力を感じさせる内容。中間は追い日以外も鞍上がコンタクトを取っています。東京の広いコースも合いそうなので楽しみ。」とのコメントも、今回4着入線。最後方から上がり最速の脚は使ってはいたが、流石に位置取りが後ろ過ぎた印象。もう一列前で運びたいところ。
⑥ガイアメンテ
調子→
「前走はイレ込みが激しかった。今回は慎重に進めたうえで、当日はメンコ着用と厩舎装鞍を予定。落ち着いて臨めれば。」とのコメントも、今回6着敗走。今回は前走ほどイレ込んでいる様子は感じられなかったが、東京の末脚比べではやや見劣る形。大きく負けてはいないが…。
⑦シュトラウス
調子↑
「前走は出遅れたし、掛かって甘くなったが、騎手が馬の後ろで我慢させたのはいい経験になったと思う。外枠で自分のリズムで運べるならいいし、能力的に1800メートルでも問題ない。」とのコメントも、今回後続に1馬身半差を付け、見事勝利を収める格好。前走の反省を生かし、完璧に立ち回って直線突き抜ける格好。距離はギリギリといったところか？マイル以下なら更に弾けそうな1頭。
⑧シャンパンマーク
調子↑
「初戦は追い出しを待つ余裕もあり、強い内容。そのまま在厩氏、ここを目標にゆっくり立ち上げた。今週も余力を持って楽に併入。デビュー前に比べると動きにも鋭さが。重賞でも楽しみ。」とのコメントも、今回7着敗走。中団に構えてはいたが、直線の末脚比べで大きく見劣る形。もう少し距離も長い方が良さそうか。
⑨フォルラニーニ
調子↑
「いい感じに仕上がりました。デビュー戦より一段とギアやパワーが上がった感じ。気性も激しくなっているが、実戦では問題ないと思います。相手はそろっているけど、ここで良い競馬が出来れば、先々が明るくなる。」とのコメントも、今回8着敗走。後方に構えたものの、直線全く脚を使う事が出来ず終戦…。何らかのトラブルがあったか？明らかに精彩を欠いており、立て直しを図りたいところ。
⑩テリオスルル
調子↑
「前走後に放牧を挟んだが調整は順調。メンバーは強いが、1800メートルの方が競馬がしやすいので合っている。先行してしぶとさを生かせれば。」とのコメントも、今回10着と最下位に敗れる形。ハナを切る形も直線早々に脚色一杯となってしまい、全く粘る事が出来なかった。重賞では現状力不足感は否めないか。