2023年11月25日
京都11レース 京都2歳ステークス（G3）
①オールナット
調子↑
「中間の精神状態や動きも良く、使った上積みはかなり感じます。相手はそろうが、初戦のパフォーマンスからも、期待は大きい。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。スムーズに好位に付ける形は取れたものの、直線の末脚比べで見劣ってしまった。重賞ではこれが精一杯という印象も。
②ルカランフィースト
調子→
「輸送もあるので今週は坂路で日か目に。初戦の内容から、脚質的には京都の内回りも合いそう。ここでも楽しみ。」とのコメントも、今回13着大敗。中団に構えたが、向こう正面でのペースアップについて行く事が出来ず終戦…。重賞で力不足感は否めない。
③キープカルム
調子→
「ちょっと追い切りは軽くなったが、中間も順調に乗れています。この血統の割に折り合いがつくし、前2走とも上がりがしっかり。相手は強いが具合もいいので楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。中団から上がり最速で追い込んできたものの、位置取りの分ゴール前の接戦で後手に回ってしまった。流れ次第で、重賞でも上位台頭は可能か。
④ダノンデサイル
調子→
「まだふわふわするなど幼さはありますが、前走後は体が締まった上、こちらの用ちゅうを理解するようになりました。脚質の幅が広がるよう、今回は前向きさを加えられる競馬を考えています。」とのコメントも、今回4着入線。後方から上がり最速の脚は使っていたが、やはり位置取りが響く形となってしまった。展開次第では再度重賞でも。
⑤シンエンペラー
調子→
「体はできているので追い切りは馬なりで十分。まだ幼く、1頭になると外へふらついたが、抜け出す脚が速かった。相手がそろうなかで、どれだけ集中して走れるか。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で制し、見事勝利を収める格好。道中は後方に構えていたが、スローペースを味方に進出を開始すると、そのまま直線突き抜ける形。初重賞でも堂々としたレース内容で、GIでも要注目と言える1頭か。
⑥パワーホール
調子→
「目いっぱいの仕上げではないが、今週の追い切りの動きからも態勢は整った。荒れた馬場には対応出来そうだし、前走の走りからも素材はいい。先につながる競馬が出来るといいね。」とのコメントも、今回12着大敗。向こう正面でのペースアップについていけず、直線も脚を使う事が出来なかった。状態面がひと息だったか？立て直したい。
⑦ギャンブルルーム
調子↑
「前走は特殊な馬場でもあったが、レース前からテンションがおかしかった。動きや体つきは申し分ないけど、この中間も馬がうるさくて…。当日の気配が鍵。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。道中は良い手応えに映ったが、直線の末脚比べで大きく見劣ってしまった。前走内容を思えばひと息で、立て直しは必須か。
⑧コスモエスメラルダ
調子↑
「初戦は相手に恵まれた面もあるが、道中ふわふわするような幼さを見せながら勝てたのは大きい。牝馬にしては大型で使った上積みが見込め、状態もいい。ただ、一気の相手強化でどこまで。」とのコメントも、今回14着と最下位に敗れる形。向こう正面で位置取りを上げて行ったが、4コーナーでは再度下がる形となってしまい見せ場を作れなかった。自己条件で見直したい。
⑨ホウオウプロサンゲ
調子↑
「勝ち馬の決め手に屈した前走だが、自分でレースをつくって小差の2着と力を見せた。その後はここを目標に順調。まだ気性も体も押さないが素材は確か。好レースを期待。」とのコメントも、今回9着敗走。好位に付けてスムーズではあったが、直線キレ負けしてしまった感は否めない。距離ももう少し短い方がいいか。
⑩プレリュードシチー
調子→
「追い切りの時計は少し遅くなったが、反応は良かったし、感覚も詰まっているので十分。中間はさらにパワーアップ。並んで根性を見せるので、追い比べの形になれば。」とのコメントも、今回2着好走。3～4コーナーで仕掛けて行き、直線良い脚は使っていたがゴール前の接戦で後手に回ってしまった。力は発揮しており、次走も要注目。
⑪コスモキュランダ
調子→
「帰厩後も順調で、力をしっかりと出せる状態。使うごとに出せる状態。使うごとに馬体のシルエットが良くなってきたし、チークピーシズを着用してから集中力もアップ。相手は一気に強くなるが、前でしぶとさが生きれば展開次第で面白い。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方から追い込んできたが、前を捉えるには至らなかった。現状はこれが精一杯か。
⑫ディスペランツァ
調子→
「絞りにくい面があり、中間はプールを併用して乗り込んで運動量を増やして来た。調教で鞍上もいい感触を掴んでくれた様子。素直で乗りやすい馬で前走の勝ち方も良かった。重賞でも楽しみ。」とのコメントも、今回6着入線。上がり最速の脚で追い込んだが、位置取りが位置取りだけに3着争いが精一杯。人気より善戦はしており、次走も展開次第か。
⑬サトノシュトラーセ
調子→
「追い切るたびに一歩ずつ良くなっている。周りに惑わされず、自分のペースで行けて最後も伸びる。重賞になるが、どんな競馬をしてくれるか楽しみ。」とのコメントも、今回3着好走。向こう正面で好位まで進出すると、そのまま最後まで粘り腰を見せる見せ場十分のレース内容。再度重賞で通用する可能性は十分。
⑭カズゴルティス
調子→
「調教の動きは上々。使ってピリッとしてきたし、体にも実が入ってきた印象ですね。現状は出たなりで運ぶ形でいいと思います。重賞のメンバーでどこまで。」とのコメントも、今回10着大敗。大外から果敢にハナを奪いに行ったが、直線早々に脚色一杯となってしまった。マイペースで行けないと厳しいタイプか。