阪神11レース 朝日杯フューチュリティステークス(GI)
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2023年12月17日 阪神11レース 朝日杯フューチュリティステークス(GI)

@エコロヴァルツ
調子→
「放牧からパワーアップして戻ってきた。先週にしっかりやっているので今週は馬の後ろで我慢させる形。反動は良かった。楽な競馬しか経験していないので、GIの流れに対応出来るかだが、ポテンシャル的には楽しみ。」とのコメントも、今回2着好走。好位から更に突き放した勝ち馬は強かった印象も、当馬も4コーナーでは最後方付近から一気の豪脚を繰り出して見せた。初マイルとしては上々で、クラシック戦線も主役級の1頭。

Aミルテンベルク
調子→
「前走は返し馬からテンションが高く、レースでも力んでいた。この中間は掛かるような事がなく、いい感じで調整出来ている。右回りに替るのもいい。」とのコメントも、今回17着と最下位に敗れる形。後方のまま脚を使うことなく終戦…。着順ほど負けている印象はないが、一方でGIではまだ厳しいと言う評価か。G2以下で改めて。

Bジャンタルマンタル
調子↑
「前走は新馬戦同様の内枠。レベルの高い内容でその際限をしてくれましたね。引き続いての中4週。いい状態で放牧先から戻ってきたし、調教の動きも上々。多頭数でもセンスの良さと機動力を生かす事ができれば。」とのコメントも、今回後続に1.1/4馬身差をつけ、見事勝利を収める格好。これで無傷の3連勝。いずれも好位からの王道競馬で圧倒しており、来年のクラシック制覇へ向けて視界良好と言える一戦に。

Cサトミノキラリ
調子↑
「以前の様にイレ混む事はなくなったし、レースでもリラックスして走れているからね。マイルはこなせるはず。相手は強くなるけど、いい感じで臨めそうだよ。」とのコメントも、今回6着敗走。初のマイル戦を思えば、勝ち馬からコンマ4秒差という内容は大いに評価出来るものと言えるか。展開ひとつで次走も侮れない。

Dタガノエルピーダ
調子↑
「先週の阪神ジュベナイルFは除外になりましたが、いい状態を維持。相手は一気に強くなりますが、バランスよく走れるようになっていますし、能力を感じている。どれだけやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回3着好走。これがデビュー2戦目も、内枠を生かし好位から上手く立ち回ってみせた。ジョッキーの手腕も大きいが、馬自身もこの先伸びしろ十分。

Eセットアップ
調子→
「今週は前に馬を置いて、折り合いをつける練習をした。この馬としては落ち着いて走れていたし、操縦性にも心境が見える。帰厩後も予定通りの調教をこなし、仕上がりは順調。マイルに短縮する事で、折り合ってリズム良く運べれば。」とのコメントも、今回7着敗走。着順ほど負けてはいない一方、純粋な決め手勝負ではやや見劣るタイプか。距離が延びるクラシックなら巻き返しの余地十分。

Fオーサムストローク
調子→
「前走は控えても折り合いがついていい勝ち方ができた。輸送も北海道で経験しているので問題ない。当週の追い切りはやりすぎないように調整したが、ゴール前の伸びは良かった。右回りのマイルでも勝っているし、ここは楽しみを持って臨める。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。道中は中団に控えていたが、直線でも脚を使う事が出来ずに終戦という形。GIではまだ力不足感が否めないか。G2以下で。

Gダノンマッキンリー
調子→
「前走はゲートでばたついて遅れてしまったけど、道中は折り合っていたし、直線はいい脚を使ってくれた。素質はこのメンバーに入っても見劣らないし、差のない競馬が出来ると思う。」とのコメントも、今回8着敗走。結果的に距離延長が響いたか?大きく負けていない一方、前走見せた末脚は鳴りを潜めてしまった。これ以上の距離延長は厳しそうな1頭。

Hクリーンエア
調子↑
「前走は内枠で発馬もひと息。馬場の悪い内を通らされたのが影響した。調整は順調で状態はいいし、新潟2歳Sの内容からも通用する力はある。良馬場が理想だが、前走で道悪を経験したぶん、慣れが見込める。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。好位に控えていたが、直線伸びなかったのは初の阪神だった影響か、あるいはテン乗りジョッキーの影響か。いずれにせよ立て直しは必須か。

Iバンドシェル
調子↑
「前走は外から来られて力んでいたが、最後は盛り返すように伸びていた。l悪くない内容だったと思う。マイルは初めてになるが、クリアできれば今後の選択肢が増える。」とのコメントも、今回12着大敗。明らかに追走で手一杯というレース振りで、現状のこの馬にマイルは長そうな印象。距離短縮で見直したい。

Jタイキヴァンクール
調子↑
「ひと叩きしていた前走は勝負所の追走も楽だったし、追い出してからもしっかりと伸びていい勝ち方。折り合いの心配がないので距離はこなせるだろうし、大型馬でパワーがあり、阪神の急坂も苦にしない筈。GIでどこまでやれるかだね。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ6秒差だけに着順ほど負けてはいないが、一方で終始後方のまま見せ場は作れず敗れてしまった。自己条件から見直したいところ。

Kタガノデュード
調子↑
「中間に挫跖はあったけど、その後は順調に回復。力は出せる状態。ただ、今回は胸を借りる立場。速い時計になった際にどこまで対応できるか。」とのコメントも、今回5着入線。後方からジリジリと脚を伸ばし、勝ち馬にコンマ3秒差まで詰め寄ってきた。マイルが適距離か?前走の様に力の要る馬場なら今後も侮れない。

Lナムラフッカー
調子→
「いい状態で望めそうだし、仕上がりも良好。前走を見ると控えた方が良いのかも。使うごとに反応が良くなっているのはいいですね。強い相手にどこまでやれるかな。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。レースでは追走に手一杯で、直線余力を残す事が出来なかった印象。前走からのお釣りはなかったか?ひと息入れて立て直したい」。

Mジューンテイク
調子→
「距離の長距離輸送を問わず、レース振りは堅実。前走もいい内容だった。右回りに替るのは問題ないし、気配もいい。」とのコメントも、今回4着入線。3コーナーでは後方に控えていたが、その後一気にマクる形で4コーナーでは中団まで押し上げてくる形。人気こそなかったがレース振りは強豪のソレで、次走も要注目と言える1頭。

Nエンヤラヴフェイス
調子→
「前走は外から来られて怯む面があったが、その後は内に行ったら伸びてきた。しまいに脚を使えるのは判ったし、具合も良さそう。GIでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。前走激走のお釣りが残っていなかったか、中団に控えていたものの直線はジリ脚。次走どこまで立て直してこれるかが鍵。

Oアスクワンタイム
調子→
「前走は出遅れて自分のリズムで走れなかった。キャリアの浅さが出てしまっただけで、敗因は距離ではない。1週前の追い切りは乗り手に反抗したものの、その後はスムーズ。気持ちさえ整えば、マイルでも大丈夫。」とのコメントも、今回15着大敗。後方に控えたまま、終始脚を使うことなく終わってしまった。明らかにマイルは長く、脚が溜まっていなかった感は否めない。スプリントで改めて。

Pシュトラウス
調子↑
「精神面を考えて調教で追い込めないが、今回は前走から間隔があいておらず、使った上積みがあって肉体面は前走時以上。先週と今週の追い切りもうまくいったし、あとはレースで我慢してくれるのを祈るだけ。雨の影響で力の要る馬場になるのはこの馬にはいい。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。好発こそ決まったものの、道中は全く折り合う事が出来ず、4コーナー時点で早々に脚色一杯というまさかの展開。ジョッキーの責任か陣営サイドの仕上げに問題があったか、いずれにせよ馬自身が制御不能というレース内容。立て直し必須。





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