2024年2月10日
東京11レース クイーンカップ(G3)
@サクセスカラー
調子↑
「前走は馬場や展開もあったが、速い時計で走れたのは能力がある証拠。あとはレース当日に落ち着いて臨めれば。」とのコメントも、今回4着入線。逃げ馬をマークする形でスムーズではあったが、直線の決め手勝負では分が悪くなってしまった感が否めない。現状の力は発揮しているが…。
Aサンセットビュー
調子→
「前走はレースで難しい面を見せてしまったけど再審査は無事にクリア。馬のポテンシャルは高いので、レースでの気持ちひとつだと思います。」とのコメントも、今回6着敗走。中団からジリジリ詰め寄ってきたが、勝ち馬からコンマ6秒差まで迫った所がゴール。大きく負けてはいないが、自己条件で見直したい1頭。
Bアルセナール
調子↑
「新馬戦はメンバーや展開に恵まれた。まだ良化の余地はあるが、以前より多少はしっかり重賞で相手は強くなるが、どこまで頑張れるか。」とのコメントも、今回2着好走。ゴール前は大接戦だったが、結果的にスローだっただけに決め手の差が明暗を分けたか。それでも大きく負けてはおらず、本番巻き返しも十分可能。
Cサフィラ
調子↑
「前走は後ろからの契番あったし、進路取りの差があった。中間の体つきは変わらないが、動きは前走以上。本追い切りとなった日曜はすごく切れのある動きだった。改めて期待。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。道中は良い位置にいたはずも、直線では早々に脚色一杯となってしまい見せ場を作る事が出来ず…。輸送でマイナス10キロ馬体が減ったのが響いた形か。立て直しは必須。
Dガビーズシスター
調子
「軽いダートで勝ち上がったので、芝はこなせないことはないと思う。距離は未知数だが折り合いに心配がない馬だからね。相手は強力だが、乗り方ひとつでは善戦も。」とのコメントも、今回13着と最下位に敗れる形。流石に距離延長、加えて芝コースでは分が悪かったという他ないか。自己条件のダートで見直したいところ。
Eモリノレッドスター
調子↑
「脚元の関係で坂路中心の調整にしていたけど、だいぶしっかりしてきたからね。今週はコースで追い切った。うまく調整出来たし、動きもいい。東京の方が合っている。」とのコメントも、今回5着入線。好スタートからハナを切る形も、直線の決め手勝負では流石に分が悪かったという他ないか。東京でなければまだ勝機はあったか。次走も評価が低い様なら侮れない1頭。
Fコスモディナー
調子↑
「前走は大きく崩れなかったし、力のあるところは見せられました。体は戻っているし、動きもよかったですね。素質は見劣らない筈。あとは当日のテンション。上手に折り合って運べれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。前走減った馬体重は戻っていたが、スタートひと息だったのが結果的には痛かった印象。直線長い東京もこの馬には向いていなさそうで、小回りで改めて。
Gルージュスエルテ
調子↑
「前走後は軽い挫跖の影響もあって無理をせず放牧で立て直した。距離が延びるので折り合いがポイントになるが、その点を考慮して追い切りを工夫してきたし、メンコ着用の効果もある。素質的にはここでも引けは取らない筈。」とのコメントも、今回3着好走。前走と打って変わって最後方から運ぶ形となったが、直線良い末脚を繰り出して上位2頭に迫ってみせた。この馬なりに力は発揮したが、賞金加算出来なかったのは痛恨。
Hカレンナオトメ
調子→
「カイ食いがいいので体が減らず、状態はキープ。前走は不利で位置が下がって挽回出来なかった。東京で勝っている様に、広いコースの方が競馬がしやすいのでスムーズに運べれば。」とのコメントも、今回10着大敗。中団に構えていたが、脚が溜まらなかったか直線見せ場を作る事は出来なかった。現状重賞では力不足。
Iブライトアゲイン
調子→
「芝でも走れているし、デビュー時と比べると馬も成長している。今の状態でどんなレースをしてくれるか。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。逃げ馬をマークする形で運んでいたが、流石に芝の重賞では力不足感が否めないというレース内容。自己条件のダートで見直したいところ。
Jルージュサリナス
調子→
「まだ背腰が寂しく、芯が入り切っていない印象。現状のパフォーマンスを出せるように調整していきたい。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。スタートで後手に回ってしまい、そのまま挽回する事が出来ずに終戦となってしまった。陣営コメント通り、馬体も寂しくまだ成長を促したい1頭。
Kテリオスサラ
調子→
「前走はスタートで立ち遅れたのが全て。中間は在厩調整でいい意味で変わりないし、ゲートも練習では問題ない。東京コースのこの距離にも実績があるし、力も足りる筈。改めて期待したい。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。逃げ馬をマークしスムーズではあったが、東京の重賞では決め手に欠けたというレース内容だった。前走内容の方が良く、現状中山の方が向いていそうなタイプ。
Lクイーンズウォーク
調子↑
「2走目でしっかりと勝ち切ってくれました。今回は重賞で相手が強くなりますし、関東圏への輸送、マイル、左回りも初めて。新しい課題が出てきますが、春に繋がる走りが出来れば。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をクビ差で制し、見事勝利を収める格好。道中後方に構えて脚を溜め、直線上がり最速で一気に脚を伸ばす形。先に抜け出していた2着を僅かに捉えたところがゴール。これでデビューから3戦連続で上がり最速V。本番の桜花賞でも要注目と言える1頭。