2024年3月10日 阪神11レース　フィリーズレビュー（G2）

�@コラソンビート
調子↑
「関西圏への輸送を考慮し、2月20日に栗東へ移動。当初は環境の変化に戸惑ったが、徐々に慣れて今週の追い切りからも力を出せそう。1400メートルで重賞を勝っているし、内容のある競馬で本番に繋がれば。」とのコメントも、今回2着好走。逃げた勝ち馬にはしてやられたという印象も、後続には1馬身半差を付ける決定的な着差。本番へ向けて悪くないレースは出来たと言えるか。

�Aロゼフレア
調子↑
「前走はスローで上がりの競馬になり、うまく対応が出来なかった。このメンバーならペースが遅くなる事もなさそうだし、展開次第。」とのコメントも、今回6着敗走。中団からジリジリと詰め寄ってきたが、結果的に勝ち馬のペースに付き合い過ぎた感は否めないか。やや折り合いを欠く形となってしまった。次走展開ひとつで巻き返し可能。

�Bバウンシーステップ
調子↑
「前走は控えすぎかなと思ったけど、最後はいい脚を使ってくれた。阪神1400メートルという舞台もいいので、良馬場で競馬が出来れば。」とのコメントも、今回4着入線。内々からスムーズな形で立ち回ってはいたが、直線の末脚比べではやや見劣る形に。それでも大きく負けてはおらず、次走も要注目と言える存在。

�Cエトヴプレ
調子→
「前走はコーナーで右に張り、スピードが乗り切らなかった。右回りに替るのはプラス。操縦性もいいので、距離はこなせそう。」とのコメントも、今回終始ハナを譲らず後続に3/4馬身差を付け、見事勝利を収める格好。初の1400m戦で人気は落としていたが、軽快に飛ばして最後まで粘り込む見事なレース内容。本番でもマイペースに持ち込めればチャンス有りか。

�Dカルチャーデイ
調子↑
「前走はスタート後に他馬と接触し、必要以上にエイキサイトしてしまった。あれではマイルはもたない。放牧を挟んでここを目標に調整。いい感じで鞍上も好感触。勝っている1400メートルに戻り、いい競馬が出来ないか。」とのコメントも、今回同7着敗走。好位の後ろからスムーズではあったが、前が残る展開で直線は末脚比べ。展開が向かなかったという印象が強いか。次走どこまで巻き返せるか。

�Eシカゴスティング
調子↑
「帰厩後は馬の後ろで我慢させる調教を積んできたし、特にハナにはこだわらない。あとはテンションを上げ過ぎない様にしたい。チャンスはあると思う。」とのコメントも、今回12着大敗。逃げ馬をマークする形で先行していたものの、直線早々に脚色一杯となってしまった。ペースが厳しかったか？立て直しは必須。

�Fセシリエプラージュ
調子→
「前走後もテンションが上がる事無く、いつもの雰囲気を保っている。1400メートルは合っているので、一瞬の脚を生かす事ができれば。」とのコメントも、今回3着好走。直線末脚に賭ける形で後方から突っ込んできたが、前2頭からは離される形。それでも大健闘と言えるレース内容か。本番どこまでやれるか。

�Gオアシスドール
調子→
「ダートに使ってきましたが、スピードはある馬ですし、芝でより持ち味を生かせればいいですね。どんな競馬が出来るのか見てみたいです。」とのコメントも、今回14着と最下位に敗れる形。好位に構えていたにも関わらず、直線全く粘れず大差離される格好…。明らかに精彩を欠いており、立て直しは必須。

�Hレディマリオン
調子↑
「今回は2ハロン短縮になるが、もともとこれから適距離は短くなっていくだろうと思っていたし、対応出来る感触は持っています。何とか桜花賞の権利を取れれば。」とのコメントも、今回10着大敗。ジリジリと脚は使っている一方、スピードについて行けなかった印象が強かった一戦。もう少し距離は短い方が良さそうなタイプ。

�Iドナベティ
調子→
「イレ混みやすいので、先週に負荷をかけて今週はさらっと消化。GIの前走は外枠で下げてからの末脚勝負だったが、ラストは追い上げた。落ち着いて臨めれば面白い。」とのコメントも、今回同7着敗走。後方からひと脚は使っている一方、大勢には影響しない位置での入線となってしまった。自己条件で見直したい。

�Jマーシーラン
調子→
「前走は勝負所、直線でも反応し切れなかったので、勝っている距離に戻るのはプラス。調教の動きからデキの良さを感じる。相手は強いが、どこまでやれるか。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。好位の後ろに構えていたが、直線全く脚を使う事が出来なかった。現状重賞では力不足という他ない形。

�Kジューンブレア
調子↑
「リフレッシュ放牧明けだが、仕上げに手間取らないタイプ。動きは上々。前走では行きたがっていたので、1400メートルの方が競馬はしやすいと思う。」とのコメントも、今回13着大敗。折り合いを欠いてしまったか？道中良い位置に構えていたが全く伸びて来なかった。立て直しは必須か。

�Lポエットリー
調子↑
「1600メートルでも走れるが、1400メートルの方がよりいい感じ。具合も良さそうだし、うまく壁を作って運べれば。」とのコメントも、今回11着大敗。陣営コメントとは裏腹に、道中は追走だけで手一杯という形。現状はマイルの方が良さそうか。自己条件で。

�Mキャンシーエンゼル
調子→
「先週にしっかり追っているので、今週はしまい重点。在厩で順調に来ている。前走はスタートでつまずくロスが響いたけど、最後までしっかり。ハナにはこだわらないし、理想は好位づけ。ここでも通用していい。」とのコメントも、今回発走直前に競走除外となってしまうアクシデントが発生…。無念の一言。

�Nオメガウインク
調子↑
「前走は持ち味のスピードとパワーを発揮してくれた。広いコースが合うタイプだけど、阪神の内回りなら対応出来そう。調子の波がないタイプで状態は維持している。」とのコメントも、今回5着入線。最後方から上がり最速で突っ込んできたが、流石に外を回しすぎたか。上位からはやや離される形となってしまったか。決め手は非凡なものがあるが、それだけに次走は展開次第。