2024年3月31日 阪神11レース　大阪杯（GI）

�@ミッキーゴージャス
調子→
「今はバランスよく走れていますし、いい動きですよ。牝馬同士のG3を勝ったばかり。この相手で56キロとクリアすべき課題はありますが、先々に向けて対応出来れば。」とのコメントも、今回14着大敗。道中はスムーズに追走出来ている様に映ったが、残り1200m地点から上がり続けたペースについて行く事が出来なかったか。タフな展開では厳しかったという他ない。牝馬限定戦で改めて。

�Aローシャムパーク
調子↑
「香港遠征が刺激になったのか、肉体、精神面とも成長。阪神の内回りだが、以前に小回りには対応しているので、大きな不安はない。いい脚を長く使えるのが武器。大舞台でも勝負できる馬だと思う。上位争いに食い込める状態に持って来られた。」とのコメントも、今回2着好走。向こう正面から一気に仕掛けて行く形で、最後まで脚を使う形。惜しくもクビ差届かなかったが、ここにきて更に力を付けてきている1頭。

�Bタスティエーラ
調子↑
「息は良く反応もシャープ。集中力に改善の余地はあるが、近走のレースでは見せず、鞍上も把握している。あとは心身をまとめて臨めるか。輸送はあるが、菊花賞はパドックで集会を重ねて落ち着き、問題はなかった。よりより状態で出走させたい。」とのコメントも、今回11着大敗。好スタートから好位に控えていたにも関わらず、今回全く良い所がなく脚を伸ばせず終戦…。立て直し必至。

�Cハヤヤッコ
調子→
「もともと調教は地味なタイプ。変わらず順調にきている。中京が合うという面はあるが、ここ2戦の内容は悪くなく、函館での実績から右回りも問題ない。メンバーは強いが、時計がかかる決着になれば頑張れそう。」とのコメントも、今回12着大敗。終始後方に構えたまま、直線もなだれ込むだけという形になってしまった。GIではやや力不足感が否めないか。

�Dスタニングローズ
調子→
「エリザベス女王杯は状態面の上積みが乏しく馬場も合わなかったし、近走もそれぞれ敗因がはっきり。今回はブランク明けのGIがどう出るかですが、申し分ない状態で臨めます。阪神2000メートルも力を出せる状態。」とのコメントも、今回8着敗走。好スタートからハナは切る事が出来たが、徐々にペースアップする展開で脚を溜める事が出来なかったのが痛恨。着順ほど負けてはいないが、次走も展開次第か。

�Eジオグリフ
調子↑
「走りやすい条件、距離だった中山記念はよく走った。それでも最後に勢いが鈍ったのは事実。課題を修正できるように取り組み、先週よりフットワークの質、雰囲気は上昇している。競馬までいい状態でもっていきたい。」とのコメントも、今回5着入線。好位からスムーズなレースは出来た一方、徐々にペースアップしていく特殊な展開が合わなかった感は否めない。大きく負けてはおらず、この距離ならまだ軽視は出来ない1頭。

�Fハーパー
調子↑
「いつも自分の力は出してくれる馬。前走はそうそうたるメンバーでしたが、勝ち馬から0秒7差。上位は全てGI馬ですし、よく頑張ったと思います。中山2500メートルでも崩れなかったですが、阪神2000メートルはベスト。」とのコメントも、今回13着大敗。好位の後ろに構えていたが、向こう正面で位置取りを下げて以降いいところがなく、持ち味の粘り腰を生かす事が出来なかった。牡馬相手では厳しいという他ないか、牝馬相手で改めて。

�Gプラダリア
調子→
「前走は展開に左右されず、自分のリズムで走り、差し返す強さを見せてくれた。阪神2000メートルにも対応出来る。相手は強くなるが、今の充実ぶりならチャンスはある。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ4秒差で、着順ほど負けてはいないが前が残る展開で厳しい形。この馬なりに力は発揮しているが…次走どこまで。

�Hステラヴェローチェ
調子→
「在厩調整で動きはいい。行きたい馬がいないようならハナを切るレースでもいい。リズム重視で運べれば。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚は使っていた一方、先に抜け出した馬達を捉える事が出来ず脚を余すような結果に。勿体ない内容だが、着実に復調してきている。

�Iソールオリエンス
調子↑
「動きは良く、息遣いも問題ありません。内回りコ―スはどうかと思うけど、2000メートルの距離は合います。前走を使ってパフォーマンスは上がってくると思います。4歳馬のレベルが疑問視されているけど、それを見返すようなレースが出来れば。」とのコメントも、今回7着敗走。向こう正面で一気に仕掛けていったが、結果的にその分直線では持ち味が生きなかった感が否めない。着順ほど負けてはいないが、依然善戦止まりのレースが続く。

�Jベラジオオペラ
調子↑
「前走は直線で勝ち馬の内に入った分、切れ味を削がれたかな。使った上積みは見込めるし、操縦性のいい馬で阪神2000メートルは競馬がしやすい。同棲だ意図の力量差もない。実績のあるコ―スで好結果を期待したい。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をクビ差で制し、見事勝利を収める格好。序盤から緩みのない展開となったが、終始好位の2番手を追走し完璧に折り合う形。直線でも脚色は衰えず、最後まで先頭を譲らずゴール板を駆け抜けてみせた。ここにきてGI初制覇、先々が楽しみと言える1頭。

�Kキラーアビリティ
調子→
「検疫の関係で競馬学校から阪神競馬場へ直接入って調整。ダートのみで調整の難しさはありましたが、雰囲気は引き続きいいですし、折り合いにも不安がなくなって馬が変わってきた印象。今なら違った競馬ができても。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。帰国初戦で中身が伴っていなかったか、全く脚を使う事が出来なかった印象。立て直しは必須か。

�Lルージュエヴァイユ
調子↑
「追い切りはゴール過ぎまで余力があったし、重い馬場でもしっかり走れていた。体重は安定しているし、状態は文句ありません。前回は馬場や距離が影響。この舞台は合っているし、巻き返したい。」とのコメントも、今回3着好走。上がり最速の脚で追い込んできたが、先に抜け出した先行馬2頭を僅かに捉える事が出来なかった。力は付けてきており、今が最盛期と言える1頭か。

�Mエピファニー
調子→
「追い切った後も特に問題はなく、順調に来ている。とにかく折り合いが鍵で、勝った前走の様にあまりプレッシャーを受けずスムーズに追走する形が理想。外目の偶数番だし、そういうレースをイメージしやすい、いい場所だと思う。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。後方に構えていたが、良いところがなく直線もジリジリとしか伸びて来なかった。着順ほど負けていない一方、このレベルでは余程展開が向かないと厳しそうな様子。

�Nリカンカブール
調子→
「前走はジョッキーが上手に乗ってくれましたし、馬も頑張ってくれました。自在性があってどんな競馬でもできますし、阪神2000メートルは何度も走っていて問題は有りません。馬場も問わないので楽しみです。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。序盤は好位に付けていたが、脚が溜まらなかったか向こう正面で位置取りを下げてしまい、そのまま失速する形…。現状GIでは力不足。

�Oカテドラル
調子↑
「年齢的に大きな上積みはないし、メンバーも揃っているが、調整面は順調。今回も後方から馬場のいい外に出す形になるだろう。時計がかかる馬場になったり、展開が向いたりしてくれれば。」とのコメントも、今回9着敗走。後方から追い込んで来るも、大勢には影響しない位置で終戦という形。脚は衰えていない一方、余程展開が向かなければ好走までは厳しそうか。