1700〜1800mのダート向きで、福島や新潟などのローカルを得意とする【ブラックタキシード】
現役時代の成績 【16戦4勝】
【主な勝ち鞍】
セントライト記念
【代表産駒】
アスカリーブル、チャンストウライ、ヤサカファイン、アムロ
格上挑戦のベンジャミンSでフラワーC勝ち馬のサヤカを退けダービー戦線に名乗りを上げると、プリンシパルSでチョウカイリョウガ以下に快勝し、日本ダービーに出走したが、勝ち馬のアドマイヤベガから1秒差の5着と健闘。
秋緒戦で迎えたセントライト記念では1番人気に応えての重賞初制覇を飾ったが、その後挑んだ菊花賞では5番人気に応えられず14着と惨敗し、その後1年以上の休養を余儀なくされ、復帰するも精彩を欠いた走りで引退となった。
ノーザンテーストやバックパサーを持つ牝馬との配合では、産駒の勝ち上がり率も高く、ニジンスキーを持つ牝馬では、チャンストウライやハジメレンジャーなどダート戦でもまずまずの成果を上げている。
牡馬産駒は2000m前後に勝ち鞍が集中している中距離型であり、牝馬産駒はストームキャットの血が濃く出ているようで1400m以下のスプリンターが多い。
切れ味に欠けるため、東京は芝ダートとも不調で、芝は外回りより、内回りや小回りの成績が良い。ローカルのダート1700mも得意のコースであり、ダートは力の要るパサ付いた馬場なら好走傾向にあるので、競馬予想の際には買い目に加えてみても安心できるだろう。