芝向きが多く、マイルから1800mがベスト【ローエングリン】
現役時代の成績 日仏香通算【48戦10勝】
【主な勝ち鞍】
中山記念 (2回)、
マイラーズC (2回)
【代表産駒】
ロゴタイプ、ゴットフリート
3歳春に挑んだ宝塚記念で3着に入着し、高い能力を見せたローエングリン。4歳春には中山記念で重賞を初制覇。続くマイラーズCではレコード記録で勝利を収めた。
1番人気の安田記念ではアグネスデジタルに破れ3着。夏には渡仏しムーラン・ド・ロンシャンで2着と好走、年の暮れには香港マイルで3着に入るなど海外馬にも負けない活躍を見せた。
代表産駒は共に朝日杯FSに出走し1着、3着に入着しサンデー系との配合が注目されたが、母にサンデー系を持つ馬は、この2頭以外には目立った活躍馬が出ていない。
ロゴタイプもゴットフリートもヌレイエフやウッドマンのパワーの血を増幅しており、ヘイローの軽さとのバランスが取れている点にも注意したい。
産駒の全勝ち鞍が芝競走で、1600m〜1800mの逃げ先行策でのものだった。ただし、牝馬産駒の勝ち鞍は1400以下だった。
産駒の特徴としては父と同様に芝向きのマイル〜1800mの逃げ先行馬で道悪も下手ではないはず。しかし、ダートは勝ち鞍どころか連対も無いため、競馬予想の際には思い切って割り引いても問題はないだろう。