芝の中長距離向きだが、ダートもそつなくこなす【エイシンプレストン】
現役時代の成績 日香通算【32戦10勝】
【主な勝ち鞍】
朝日杯フューチュリティS 、クイーンエリザベス2世C、香港マイル
【代表産駒】
ケンブリッジエル、プレストンペスカ
1999年11月に京都競馬場でデビュー。新馬戦では2着だったものの、2戦目で初勝利を挙げ、1勝馬の身でありなが朝日杯3歳S(現、朝日杯FS)に出走し、1番人気のレジェンドハンターを中団から差し切り優勝。同年の最優秀3歳牡馬に選出された。
2000年は、きさらぎ賞から始動し8着に敗退。その後アーリントンC、ニュージーランドTを連勝し、NHKマイルCを目指したが、レース前に骨折が判明し、休養へ。
秋の復帰戦となったスワンSで6着となったが、マイルCSでは5着に終わった。4歳10月までに重賞競走を5勝し、挑んだ香港マイルで初のG1勝利を海外レースで達成した。
5歳以降は2年連続でクイーンエリザベス2世Cを連覇しているが、日本国内では結果が出せず仕舞い。6歳時に香港カップに出走するも7着と敗退し、現役を引退した。
血統や競走成績から人気がでるかと思いきや、種牡馬としては以外に不人気。産駒数は多い方ではないが、芝の中長距離をメインとしながらも、ダートコースでもそつなくこなす走りを見せる馬が多い。
競馬予想の際には以上の点に注意して予想を立てたいところ。父と同様に、今後海外で活躍する馬が出てくることを期待したいところ。