1400〜1600mが守備範囲【ウインクリューガー】
現役時代の成績 【27戦5勝】
【主な勝ち鞍】
NHKマイルC 、
アーリントンC
【代表産駒】
エバーローズ
2002年秋の京都競馬でデビュー。新馬戦を勝利後にオープン競走の萩Dに挑戦するも4着と敗退した。翌年の白梅賞では、後のクラシック二冠馬であるネオユニヴァースと0.1秒差の好勝負を見せたものの、斜行により5着に降着となった。
次走のこぶし賞ではこの走りが評価され1番人気となるも11着と惨敗。
続いて挑んだ500万下で2勝目を挙げると、アーリントンCでタイキシャトル産駒にとって初の重賞勝利を挙げた。続く毎日杯では距離が合わず8着となるが、9番人気で迎えたNHKマイルCでは最後の直線を逃げ切り初のG1制覇を達成した。
なお、この勝利もタイキシャトル産駒では初のG1制覇となる。だが、夏の休養が明けると成績は一転、惨敗続きとなり、ショック療法的なローテーションを試すも復調とはいかなかった。2006年に障害試験に合格し、障害で活躍するかと思われた矢先に腸捻転を発症、手術により長期休養を余儀なくされた。
2007年にダービー卿チャレンジTで復帰を果たすも、惨敗が続き、7月7日の障害戦で4年2ヶ月ぶりの勝利を挙げた。しかし、その後に挑んだ阪神ジャンプSでレース中のアクシデントにより左前脚屈腱炎を発症し、現役を引退した。
産駒には新潟の直線1000mで3連勝を飾ったエバーローズがおり、産駒の多くは、この馬自身と同じ1400〜1600mが守備範囲。しかし、配合相手によっては中距離をこなすタイプもいるため、競馬予想の際には注意したいところ。