ケンタッキーダービー馬の産駒が日本で活躍【アイルハヴアナザー】

現役時代の成績　アメリカ通算【7戦5勝】

【主な勝ち鞍】　ケンタッキーダービー　プリークネスステークス
【代表産駒】メイショウワザシ　マイネルサーパス　マイネルブロッケン

ケンタッキーダービー当日は人気を集められず低めの評価だった。レース中盤は馬群の中で潜んでいたが、ジリジリとポジションを押し上げゴール版の前で差し切ってみせた。

産駒は芝を使われることは少ないが、マイネルサーパスがラジオNIKKEI賞で入賞するなど回収率が高く、穴馬として走るという傾向が出ている。

ダートなら1700mで複勝率が29.4％、1800mで25.0％と高いデータとなっており信頼できる。ほかの距離でも回収率は全体的に高めと言う結果となっているので、馬券予想の際にはヒモに入れておくと配当妙味が狙えるだろう。

芝の競馬場別では函館・福島・新潟で複勝率がいずれも２割を超えており優秀な数字となっている。ダートの競馬場別では函館競馬場、小倉競馬場などローカルな舞台で複勝率が３割超え。一方、東京競馬場では２割を切るなどしており割引対象となっている。

道悪は得意で、芝でも稍重でよく走る一方、ダートでは重馬場も不良ばばもよく走るデータとなっている。特に不良馬場では勝率が11.5％と大きく伸ばしているので馬券のアタマに使えそうだ。

馬券的には大きなレースでは人気を背負ってしまい回収値はイマイチ。しかし、条件戦で高い回収値となっているので、買い目に組み込んで配当妙味を引き上げる要員として利用したい。