種牡馬/モンテロッソ
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ドバイワールドカップで日本馬に続いた【モンテロッソ】

現役時代の成績 イギリス、アイルランド、ドイツ、UAE通算【17戦7勝】

【主な勝ち鞍】ドバイワールドカップ ドバイシティオブゴールド
【代表産駒】ホープフルサイン ジチュダケテソーロ ワイドレッジャドロ

イギリスで生産された馬だが、その後UAEに渡り種牡馬となった。あのヴィクトワールピサ、トランセンドが挑戦した2011年のドバイワールドカップに次ぐ3着に入賞した馬。

同馬に対しての情報はWikipedia以上の物が出てこないので、早速産駒の特徴についてデータから触れていきたい。UAEからの輸入馬ということでダートを多く使いそうだが、芝471戦、ダート459戦とほぼ拮抗している。芝の距離別の成績だが、芝では幅広いレンジで好走が出ており、おおむね2割超えの複勝率とおおむね優秀。頭数は少ないが2000m以上の長距離で複勝率が高く、意外な一面を見せている。しかし、1200mでも複勝率は21.0%なので決して走らないという訳では無い。

ダートでの距離別では芝でのデータをさらに研ぎ澄ましたようなデータとなっており、1600m以上で好走率が高い。特に1800mで複勝率21.5%を誇る。これはメイン競馬場で行われる距離なので、ローカルではない大きな競馬場での好走が期待できることの現れかも知れない。

と、いうことで競馬場別のデータだが、芝では福島競馬場新潟競馬場東京競馬場以外ではいずれも2割以上の複勝率を誇っている点が注目。とくに高いのは京都競馬場で34.0%の複勝率を誇っている。一方ダートでは新潟競馬場、京都競馬場で2割超えの複勝率で、それ以外は低い結果となっている。

馬場状態、芝では稍重・重馬場・不良馬場でも複勝率が下がることなく推移しており、芝における道悪については苦もなく走る傾向が見受けられる。一方のダートでは重馬場・不良馬場でぱったり好走馬が消えており全くわかりやすい傾向となった。天候不順時のこの馬の道悪は期待でき無さそうだ。