種牡馬/トーセンホマレボシ
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ディープ産駒の有望な一角【トーセンホマレボシ】

現役時代の成績 日本通算【7戦3勝】

【主な勝ち鞍】京都新聞杯
【代表産駒】ミッキースワロー フィールインラヴ カレングロリアーレ

2歳12月、阪神芝1600mでデビュー。外国人騎手であるメンディザバル騎手が背に乗り1番人気で出走。道中は中団やや後ろに付けて迎えた最終コーナー。上がり最速を記録するも内外の差で惜しくも2着と惜敗。半馬身差、コンマ1秒差の悔しい負けだった。

その後、3歳2月に徐々に距離を伸ばしながら臨んだ小倉芝2000mで快勝。ハンデで逃げ残りを狙ったブルータンザナイトを押さえて見事初勝利を飾った。そして日本ダービーを見据えて少しずつ距離を伸ばして挑戦をつづけた5月の京都新聞杯、外国人騎手ウィリアムズを背にレコードを記録した勝利をおさめ、日本ダービーをその目に映すことになる。

大混戦となった2012年の日本ダービーでは2番手追走で常に良いポジション取りに成功し、見事3着に入賞し今後の活躍にも期待がされたが、屈腱炎を発症したことから種牡馬入りすることとなった。

トーセンホマレボシ産駒は芝にもダートにも双方を使われる傾向が強い。若干数で芝の方が使われているが、そもそものレース数からして芝の方が多いためほぼ半々と思っても良いだろう。日経賞や七夕賞を勝ったミッキースワローがいるかと思えば、ダートでコンスタントに好走を続けるオノリス、障害での活躍も期待されるフィールインラヴなど幅広い毛色となっている。

競馬場別では小倉福島と言った小回りコース、京都などの坂の無いコースが得意な産駒が多いのが一つの特徴となっている。距離では1600m〜1800mが得意で、2000m以上ではかなり成績が下がるので思い印は打ちにくい。予想の際にはマイル戦などで重用したいところだ。