種牡馬/アグネスデジタル
産駒も芝・ダートの両方で重賞を制覇【アグネスデジタル】

現役時代の成績 中央、地方、香港通算【32戦12勝】

【主な勝ち鞍】
天皇賞(秋) 安田記念 マイルチャンピオンシップ フェブラリーS
【代表産駒】
ヤマニンキングリー サウンドバリアー ドリームシグナル ユビキタス

2、3歳時は芝・ダート共に重賞で好走しているものの、主にダートを中心として活躍を見せていた。3歳時には武蔵野Sで2着と好走した後、マイルCSへ出走。13番人気という低評価にも関わらずレコード記録でG1を初制覇を果たした。4歳時はダート重賞を連勝し、挑んだ天皇賞・秋はクロフネが出走しないことから物議を醸していたが、レースではテイエムオペラオーを下し、芝・ダート共に一流であることを証明した。

その後挑んだ香港Cでも世界の強豪相手に一歩も引かずに優勝。5歳となり挑んだフェブラリーSを制し挑んだドバイWC、クイーンエリザベスでは結果を残せずに休養に入るが、6歳で迎えた安田記念で復活を果たした。同年の有馬記念での9着入着を最後に現役を引退した。

産駒の中には代表馬にも挙げたヤマニンキングリーのように父を彷彿とさせるマルチな活躍を見せるものは珍しく、芝かダート向きかがはっきりと分かれる傾向が強い。また、性別でも活躍の場が違い、牝馬では1400m以下、牡馬は1800m前後で活躍する傾向がある。小回り向きの為、京都、阪神、新潟コースの特に内回りを得意としており、芝の道悪もプラスに働くことが多い。
クラス別成績では、1000万クラスまでは芝でも好走するが、オープンに上がれば、ダートでの成績が秀逸であるため、競馬予想の際には注意して見ておきたい。



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