G2 / 目黒記念
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【開催場所】東京競馬場
【コース】芝2500m

■目黒記念 競馬予想のポイント
・1着馬は1ケタ人気の馬から
・先行馬が中心
・斤量が軽い馬の一発を警戒!
・前走、天皇賞(春)組を中心視

東京競馬場、芝2500mで施行される中央競馬の重賞競走。2000年に施行時期を5月に移行し、宝塚記念の前哨戦として位置づけられるようになった。斤量はハンデキャップ重賞のためハンデキャッパーの設定による。

第1回の施行は1932年となっており、JRAが施行する重賞としては最古のものとなっている。グレードによる格付けはG2。

過去の成績からレース内容をひも解いてみると、3連単10万馬券が飛び出す波乱の結果が多い一方で、2008年には1〜3番人気馬で決まり3連単は万馬券で無い年などもあるレースとなっている。過去10年のデータから見る人気別の好走データでは、1・3番人気の馬がそれぞれ3勝を挙げておりトップ。その他の勝馬はいずれも1ケタ人気馬となっており、2ケタ人気馬を1着に据えるのは、競馬予想の際には無謀と言えるだろう。

2500mという長距離ということもあり、脚質では先行馬が有利で回収率も高い。次いで好走が多いのは差し馬だが、分布している頭数が多くなっている。逃げ馬も頑張ってはいるが、好走は少なめ。追い込み馬は頑張って3着までという苦しい結果になっている。

枠順傾向では3枠と7枠に好走が少ないが、押し並べて平均的な数値となっているのでほぼフラットと見て良い。長距離ということもあって、2500mを走る間に枠の有利不利は薄れ、純粋な各馬の能力によるところが大きくなってくると考えられる。

年齢では4歳馬の活躍が多く、5歳6歳と年を重ねるに従って好走率が低下する傾向があるのは面白い点。他にハンデ戦ということで斤量に着目してみると、49.5〜51kgの軽い斤量を背負った馬が出走する場合には好走が多いので警戒が必要。馬券の中心となるのは53.5〜57kg組み。57.5kg以上の重いハンデを背負う馬は、このレースで1〜2番人気に支持されていないと好走していないのも注目だ。

その他、前走レースでは長距離戦線経由で臨んだ馬が強く、中心は前走が天皇賞(春)だった馬。重賞以外では東京芝2400mで施行されるメトロポリタンS経由で臨む馬も好走馬を多く輩出している。その他、近年では新潟大賞典経由で臨む馬も出てきているが、当日レースで1ケタ人気に支持された馬で無いと好走は難しいという傾向が出ているので、競馬予想に役立てて欲しい。



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