中山11レース フェアリーS(G3)
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2021年1月10日 中山11レース フェアリーS(G3)

@ベッラノーヴァ
調子↑
「体は少し増えるくらいだが、大きく変わっていない。前走は外めを通れたし、無理せずいい競馬だった。あとは中山競馬場の今の馬場がどうか。」そう馬場を気にしていた陣営。懸念通り序盤は行く事が出来ず…。それでも3着に好走した辺りは地力が高い証明。

Aプリティインピンク
調子→
「途上だった緒戦の芝は度外視できる。折り合いがつくし、距離は問題ない。小柄でも馬場では大きく見せる。重賞になるが、恥ずかしい競馬はしないのでは。」そう語った陣営だが、結果は13着大敗。芝が向いていないとは思わないが、久々の芝コース戦で重賞は流石に荷が重かったか。

Bアトミックフレア
調子→
「初戦から期待以上の走りを見せてくれた。体は大きく変わっていないが、体調は良好。器用な馬なので、コース替りは心配ないし、現状でどこまでやれるかな。」そう語ったように試戦の意味合いが強かった一戦。故に結果は8着も陣営は納得か。次走自己条件で改めて。

Cニシノエルサ
調子→
「前走時より心身ともに上昇気配。掛かるタイプではないのでマイルも守備範囲。ただ、この時期になると他馬のレベルも上がっているからね。もっと成長して欲しいが、流れに乗って運べれば…。」そう控えめなトーンも、結果は7着と善戦。位置取り次第ではもう少しやれた印象。

Dクールキャット
調子↑
「前走後は放牧で成長を促し、予定通りにここへ。体幹が安定し歩様もしっかりとしてきたし、中間の動きもいい。初めての中山コースへの対応が鍵だが、素質的にはここでも見劣らない。」と陣営から高い評価を受けていたが、今回10着と大敗。位置取りからも状態の良さを過信し過ぎて、自滅した印象が強い勿体ないレースとなってしまった。

Eネクストストーリー
調子↑
「後肢がパンとしていない分、前走は直線で手前をちょこちょこ替えていたが、2着を確保。掛かるタイプではないので距離延長は問題ないし、競馬も上手。ちょっと楽しみにしていますよ。」との陣営コメント。故に結果は5着も納得の一戦だろう。初の中山だった事を思えば次走も注目。

Fタイニーロマンス
調子↑
「新馬を勝った後は放牧を挟み、変わりなく順調。相手は強くなるし、中山の急坂がどうかも、センスはいい。楽しみはある。」

Gテンハッピーローズ
調子↑
「前2戦の勝ち馬はGIの1、2着馬。それとそう差のない競馬ができているし、使った後もここを目標にしっかり調整してきた。輸送がこたえる馬ではないので、何とかここで賞金を加算したい。」とココは勝負の一戦だった様だが、結果は無念の4着敗走。結果論だが、早めに抜け出そうとした事で後続馬の格好の目標となってしまったか。

Hファインルージュ
調子↑
「まだ課題が多く、幼い部分も。未勝利を勝ったばかりで今回が試金石に。もまれた競馬のときに課題が残る。」と陣営からは半信半疑という印象を受けたが、結果は後続に2馬身半差で勝利。陣営の想像以上に走ったという印象で、さしずめダイヤの原石といったところか。

Iシャドウファックス
調子→
「前走も前に並びかけるときの加速力は見どころ十分、ただ、体力的に東京の長い直線はつらかった。体重こそ変わらないが、全体に丸みも出て馬体は成長。一瞬の加速力はここでも見劣らないし、中山ならそこを十分生かせると思う。勝機もあるはず。」そう期待を寄せられるも今回9着敗走。想像以上に道中ペースが緩まず、息を入れる事が出来なかったのが厳しかったか。

Jオプティミスモ
調子→
「2戦を経て心身共に成長して、競争馬になってきたなという感じがします。レースセンスがいいので距離に関しても特に問題なさそう。重賞でも恥ずかしくない競馬をしてくれると思います。」前走のファンタジーSが好内容だっただけにそうコメントしていたが、結果は12着と大敗。距離延長もそうだが、想像以上に現在の中山コースが合わなかった印象が強い。

Kラストリージョ
調子↑
「前走後も順調だし、直線7日の動きはよかったね。時計がかかれば芝でも大丈夫。ただ、1600メートルは少し長いので、前回よりもさらに脚をためた方が良さそう。」そう語っていたが…実戦ではスタートが良すぎた為に控えさせる事が出来ず、11着と無念の大敗。この内容ではそもそも芝が向いていない可能性も大か。

Lカラパタール
調子→
「前走は3コーナーでは折り合いがついたし、その分、ラストもしっかり脚を使えた。前に馬を置いて走れれば我慢は利くし、中山の流れも合うと思う。仕上がりも順調。ここでも楽しみはある。」そう期待されていたものの、結果は15着と大敗。流れには乗れていたが、1600メートルという距離が合わなかった可能性が高いか。

Mビップエレナ
調子→
「距離は大丈夫だと思うが、芝のスピードにどこまで対応出来るか。時計のかかる馬場で流れに乗って善戦を期待。」とのコメントだったが、懸念通り芝のスピードについていけず16着大敗。距離ももう少し短い方が良さそうなレース内容。

Nホウオウイクセル
調子↑
「前走後は短期放牧を挟んで、ここへ挑戦することに。体はそれほど増えてはいないが、力は出せる仕上がり。ほぼ1勝馬で牝馬同士なら、ここでもそう差はないはず。」意外にも自信ありげな陣営サイドだったが、それを裏付けるかのように今回2着好走。展開も向いたし、陣営サイドの采配ズバリと言える一戦だった。

Oグロリユーノワール
調子→
「びしっと追うと力を発揮できるタイプ。前走時は球節の関係で加減しながらだったが、この中間はしっかり調整。前がやり合って、しまいの生きる形になれば一発も。」とのコメントも、結果は振るわず14着。状態自体は良かったが、ここでやるには未だ力不足感が否めないか。





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