種牡馬/サクラバクシンオー
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生粋のスプリンター性は牡馬産駒にも継承【サクラバクシンオー】

現役時代の成績 【21戦11勝】

【主な勝ち鞍】スプリンターズS (2回) スワンS  クリスタルカップ
【代表産駒】ショウナンカンプ グランプリボス ダッシャーゴーゴー シーイズトウショウ

3歳のデビュー戦では、後続に4馬身差を付けての快勝でしたが、4戦目で挑んだスプリングSで12着と大敗を期したことから、クラシック路線からは撤退。以降は短距離〜マイルに照準を絞りスピード型へとシフトを変えていった。4歳時は脚部不安の休養復帰4戦目のスプリンターズSを制覇、5歳時にはスプリンターズSを日本レコードで連覇し現役を引退したが、1200〜1400mのスペシャリストとしての力を見せ付けた現役生活だった。

種牡馬となった後も日本最高のスプリンターとして、ショウナンカンプ、グランプリボス、ダッシャーゴーゴーなどの名馬を輩出。産駒の多くにはスプリンターの血がしっかりと受け継がれ、1200m以下のレースでは勝率70%という圧倒的な短距離適性を誇る一大血統となった。この血統自身が既に抜群のスピードを持っているため、相手となる牝馬にスタミナや底力があるタイプが居れば抑えておいても良いだろう。

また、芝・ダート共に重馬場や不良馬場をものともしない走りを見せるが、どちらかといえば平坦なコースを得意な為、京都やローカルでの成績が良く、仕上がりが早いこともあり2歳戦に向いている。逆に急坂のある中山などのコースでは揮わない結果となることが多いので、競馬予想をする際には適性距離であっても注意が必要である。